kairakunoza @ ウィキ

糖分100%

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
「…みんっ」
(ちょ、こなた可愛いんですけど押し倒してもいやいやこんな朝っぱらから)
「…がみんっ」
(むしろ朝だからこそだめだめだめ今日は一緒に遊びに行く予定なんだか)
「かがみんってば!」
(あーもう我慢出来ないかも。ん?)

【糖分100%】

「あ。ごめん。ちょっとぼーっとしてた。」
「…かがみんは私といても楽しくないんだね…」
と。こなたが眉をハの字に垂らし、私の膝の上から顔を見上げてくる。
「もう帰るっ」
ごろごろと。部屋の入口まで転がっていったかと思うと走って出ていってしまった。
「え?あ、こなたっ」
追わなくては。
走る。何度通っただろう。もう目をつむっても想い描く事のできる。この道を。「はぁ、着いた、はぁ」
息を整えるのももどかしく私はドアを開……かない?鍵まで閉めてる。
「こらっ開けなさいっ」
何時間そうしていたか。いつの間にか陽は傾き、回りをオレンジに染め上げていた。
「ふん…。開けるまでここにいてやるわ。」
私は座り込み。覚悟を決めた。
ガチャ…
「こなたっ!?」
ドアから顔を覗かせたのは。
そうじろうさんだった。
「こなたじゃなくてごめんね。でも入れて上げる事はできないんだ…」
「ならあいつが折れるまでここにいま…」
「あっそういえば家の裏にある窓閉めないと。鍵開けっ放しだから。」
私は理解する。
「ありがとうございますっ!」
「ん?何か言ったっけ?」そうじろうさんは悪戯っぽい微笑みを浮かべながら家の中に戻って行った。
「裏の窓ね…」
走る。
「待ってなさいよ…」
ガチャ…
こなたの部屋のドアを抜けると。そこは戦場であった。
抱き枕やら漫画、ゲームが散乱している。
私は迷わずベッド…ではなく隅のぬいぐるみの山を崩した。
「か、かがみん…」
見つけたぞ。お姫様。私は今なんでもできる気分だった
「ど、どーやって入ったのっ。そもそも鍵閉めてたは…」
騒ぐと近所迷惑なので。取りあえず黙らせる。唇で。
「ん。ちゅ、はっあっ」
「はぁっ、こなたぁっ」
「ん。ふ、かがみんはずるいよ。こんなこと、されたら、怒れないじゃんか…」
「ごめん。でもあの時私がぼーっとしてたのはあんたの事、考えてたからで…」
途端。こなたの顔が明るくなった。
「え。そなの?それを早く言いたまへ」
ったく。現金な奴。
「って、ちょっとっこなたっ!?」
「んふふ~」
あれ?何で私、こなたに押し倒されてるの?さっきまで私が上…
「ね。私の事ってどんな事考えてたの~?」
にやにやしながら聞いてくる。
「そ、そんなの言える訳っ」
口が裂けても無理。
「む。なら体に聞くしかありませんな~♪」
「また変なセリフを…あっ」
私の服をもう脱がせている。
「乳首勃ってるよ~。かがみん?」
「ば、ばかっ」
「馬鹿とはなんですか。馬鹿とは。そんな子には…」
「んっ。ああっ、噛んじゃ、駄目ぇっ」
「かはいひよ~」
「あんっなに、言ってるのかぁっ、ふっ、わかん、ないっ…」
「強がれるのも今の内だよ~」
こなたが私の割れ目を舌でなぞる。
「んあっ、なんてとこ、舐め、てんのよっ!」
「ふふふ~」
「あぁっんっ、はぁっ」
にちゃにちゃ。淫らな水音が響く。
「ひあっ、止め、て、止めないで、違うやめ、」
もう自分が何を言っているのか分からない。
「イっちゃいそうなの~?」
「はぁっ誰がっ、はぅっ」
「んふ。強情だねぇ」
と。こなたは言い、陰核を舌で転がす。
「あぁっ!?ちょっ、たんま、たんま、それ駄目ぇぇっ」
「勝負の世界に待ったは無しだよ~」
「あぅっ。や、あんっ」
「イっちゃえ♪」
甘噛みされる。
「あっああああああっ」
私の体が弓のようにそれ、意識がブラックアウトした。


目が覚める。
「ん。私、結局…」
体には毛布が被せられている。
「こなた?」
返事はない。回りをみてもいない。
「こなた!?どこ…行ったのよ…」
ガチャー
「あっ。かがみん目、覚めたんだ…ちょ、ちょっとっ」
ぎゅっと。
「また…どこかに行ったのかと…思った…」
「私はどこにもいかないよ。ずっとかがみんの隣りにいるから。」
「本当?」
「私が嘘吐いたことある?」
「……ありますけど。」
たくさん。
「細かい事はきにしないっ」
まあいっか。
「そだ。珈琲飲む?ブラックだけど。」
「砂糖入れなさいよ…。まあ戴くわ。」
「どぞー。」
うわっ本当に、苦っ。
「……」
「かがみん?」
「なに?」
「口直し♪」
口づけ一つ。
「……甘。」
「えへへ。甘いネ。」
そのキスは。角砂糖よりも甘く。甘く。そして微かに珈琲の味。
FIN



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コメント:
  • あっああんっ -- 名無しさん (2012-11-14 18:41:28)
  • かがみ 「もう・・ばかっ」 -- 名無しさん (2012-11-14 18:40:47)
  • らぶらぶじゃないか -- 名無しさん (2010-08-14 16:21:34)
  • 甘々な雰囲気がたまりません -- 名無しさん (2010-07-18 14:24:28)
  • まったくバカップルだなあ -- 名無しさん (2010-06-20 10:59:30)
  • ちょwwwww↓の米が秀逸すぐるwwwwwww -- 名無しさん (2010-05-20 12:46:41)
  • 短く、甘い。そんなSSだった。
    お菓子で言うと、チョコバットだと思う。 -- 名無しさん (2010-02-19 09:35:47)

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