それはいつものように、あやのとみさおの二人で勉強をしていた時のことだった。
「つ~か~れ~た~」
いつものように速攻に勉強にだれるみさおであった。
「みさちゃん、早すぎるわよ」
あやのは机の上でだれきっているみさおを窘める。
「うん、わかってるんだけどさ……」
「どうしたの?みさちゃん」
あやのは訝しげに声をかけた。あまり悩まず、さっぱりした性格のみさおにしては、珍しいことである。
みさおは「うー」、と唸った後ぽつりとつぶやいた。
「なあ、あやの。柊って私のこと嫌いなのかな……」
「どうしてそう思うの?」
あやのは優しく諭すように問う。あやのが見る限り、かがみがみさおを嫌っているようには見えなかったからだ。
「ちびっこには、何もしなかったのになぁ」
無意識なのだろうか、みさおは右頬をさすりながら言う。
「あ、この間の事ね」
「……うん」
少し前の事である。ダイエットをしているというかがみのお腹をつまんだのだが、
みさおは叩かれ、同じようにつまんだこなたは叩かれなかったのである。
単にコミュニケーションの差であるとか、二番煎じであったからとか、そんな問題では無いほどショックであったのだ。
「何か変なんだ。あれからずっと柊の事ばかり気になるんだ」
みさおは思わず頭を抱えて、机に突っ伏した。
「最近あまり元気じゃなかったから気になってたけど」
あやのには、それは変と言うより、
「まるで恋ね」
そう思えた。
「え~!」
みさおはがばっと顔を上げ、心底嫌であるように言う。
「相手はあの柊で」
「ええ」
「……女同士だよ?」
「あら、愛の形は色々あるものよ」
「……あやの、私で遊んでないか?」
「あら、そんなことないわよ」
全く無いと言えば嘘になるが、本音であった。
それにあやのから見れば、かがみの方も、みさおに対しての感情が、友情では無い別の感情があるように思えたのだ。
「確かめてみたら?」
「何を?」
あやのの問いにみさおが突っ込む。それに対してあやのは優しく答えた。
「好きかどうか、よ」
「嫌いか、じゃ無いのかっ」
みさおは思わず突っ込んだが、『好きか』と聞くのと、『嫌いか』と聞くのであれば、
『好き』の方がましな気がしたのだ。
だがみさおは――
「むー。何だかもういいや」
元々が悩んだりが苦手である。これ以上悩んだところで、話が進む気がしなかったのだ。
「この気持ちが『恋』だってあやのが言うくらいなら」
背筋を伸ばしてストレッチをしながらも、そのまま寝ころんでしまう。
「もう『変』でいいや」
そう結論づけて、目を閉じてしまった。
悩み疲れたのだろうか、みさおはそのまま眠りに落ちてしまった。
「あらあら」
あやのは驚きながらも、みさおらしい結論に思わず笑みを浮かべる。
みさおが風邪を引かないように、毛布をかけながらもあやのは感じていた。
いつかはその気持ちに決着をつけるときが来るのだ、と。
「つ~か~れ~た~」
いつものように速攻に勉強にだれるみさおであった。
「みさちゃん、早すぎるわよ」
あやのは机の上でだれきっているみさおを窘める。
「うん、わかってるんだけどさ……」
「どうしたの?みさちゃん」
あやのは訝しげに声をかけた。あまり悩まず、さっぱりした性格のみさおにしては、珍しいことである。
みさおは「うー」、と唸った後ぽつりとつぶやいた。
「なあ、あやの。柊って私のこと嫌いなのかな……」
「どうしてそう思うの?」
あやのは優しく諭すように問う。あやのが見る限り、かがみがみさおを嫌っているようには見えなかったからだ。
「ちびっこには、何もしなかったのになぁ」
無意識なのだろうか、みさおは右頬をさすりながら言う。
「あ、この間の事ね」
「……うん」
少し前の事である。ダイエットをしているというかがみのお腹をつまんだのだが、
みさおは叩かれ、同じようにつまんだこなたは叩かれなかったのである。
単にコミュニケーションの差であるとか、二番煎じであったからとか、そんな問題では無いほどショックであったのだ。
「何か変なんだ。あれからずっと柊の事ばかり気になるんだ」
みさおは思わず頭を抱えて、机に突っ伏した。
「最近あまり元気じゃなかったから気になってたけど」
あやのには、それは変と言うより、
「まるで恋ね」
そう思えた。
「え~!」
みさおはがばっと顔を上げ、心底嫌であるように言う。
「相手はあの柊で」
「ええ」
「……女同士だよ?」
「あら、愛の形は色々あるものよ」
「……あやの、私で遊んでないか?」
「あら、そんなことないわよ」
全く無いと言えば嘘になるが、本音であった。
それにあやのから見れば、かがみの方も、みさおに対しての感情が、友情では無い別の感情があるように思えたのだ。
「確かめてみたら?」
「何を?」
あやのの問いにみさおが突っ込む。それに対してあやのは優しく答えた。
「好きかどうか、よ」
「嫌いか、じゃ無いのかっ」
みさおは思わず突っ込んだが、『好きか』と聞くのと、『嫌いか』と聞くのであれば、
『好き』の方がましな気がしたのだ。
だがみさおは――
「むー。何だかもういいや」
元々が悩んだりが苦手である。これ以上悩んだところで、話が進む気がしなかったのだ。
「この気持ちが『恋』だってあやのが言うくらいなら」
背筋を伸ばしてストレッチをしながらも、そのまま寝ころんでしまう。
「もう『変』でいいや」
そう結論づけて、目を閉じてしまった。
悩み疲れたのだろうか、みさおはそのまま眠りに落ちてしまった。
「あらあら」
あやのは驚きながらも、みさおらしい結論に思わず笑みを浮かべる。
みさおが風邪を引かないように、毛布をかけながらもあやのは感じていた。
いつかはその気持ちに決着をつけるときが来るのだ、と。
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- これは是非、こなたと みさおで かがみを取り合う展開になって欲しい -- 名無しさん (2011-04-13 06:14:20)