「みさおちゃん、誕生日おめでとう」
みさおの家の玄関で、皆を代表してあやのが挨拶する。
今日は7月20日。日下部みさおの誕生日である。そのお祝いのため、あやの、かがみ、つかさ、みゆき、こなたの5人ははみさおの家に集まって誕生パーティーを行うことを計画した。
去年の誕生日を祝ってくれたのは実質あやのだっただけに、みさおはこの計画を聞かされたときに、「持つべきものは友達だよな・・・・・・」といって瞳を潤ませるほどに喜んだという。
「おう! ありがとな! ここで話すのもなんだから家に入ってくれよ!」
体中から欣喜雀躍!とか千客万来!などこの語句が出てきそうなほどのオーラをかもし出しながら、みさおは5人を招きいれた。
みさおの家の玄関で、皆を代表してあやのが挨拶する。
今日は7月20日。日下部みさおの誕生日である。そのお祝いのため、あやの、かがみ、つかさ、みゆき、こなたの5人ははみさおの家に集まって誕生パーティーを行うことを計画した。
去年の誕生日を祝ってくれたのは実質あやのだっただけに、みさおはこの計画を聞かされたときに、「持つべきものは友達だよな・・・・・・」といって瞳を潤ませるほどに喜んだという。
「おう! ありがとな! ここで話すのもなんだから家に入ってくれよ!」
体中から欣喜雀躍!とか千客万来!などこの語句が出てきそうなほどのオーラをかもし出しながら、みさおは5人を招きいれた。
――*――*――*――*――*――*――*――
「くはーっ! このケーキすっごくうまかった! 2人ともありがとな!」
柊姉妹が共同で作ってきたケーキを平らげ、みさおはごろんと横になる。ちなみに、あやのからは以前欲しいといっていたゲームソフトを、みゆきからはスペアミントという香水をもらった。
「まあ、私はほとんど何もしてないんだけどね」
「そんなことないよ~。 私よりおねえちゃんのほうがはりきってたもん」
「な!? あんたはまた・・・・・・!」
つかさがうっかりそんなことを言えば、かがみがからかわれるのは必然なわけで。
「んふふ~。 かがみんは相変わらずツンデレですな~」
「相変わらず柊はかわいいな~」
「うっさいわそこの2人!」
いつものからかいに顔を赤らめながら突っ込みを入れるかがみ。
「つかささんはケーキ作りもお上手なんですね。 私も一度作ったことがあるのですが、スポンジがふっくらしていなくて」
「そうだ。 私にも今度おいしいケーキの焼き方教えてもらえないかな」
「うん、いいよ~」
残りの3人はケーキ談義に花を咲かせている。
「みさおさん、ちょっと・・・・・・」
「ん? なんだよちびっ子?」
不意にこなたがみさおを別室に促す。2人が部屋を出るとき、かがみはこなたがにやりと笑ったような気がしたが、気づいた頃には2人はすでに部屋にはいなかった。
柊姉妹が共同で作ってきたケーキを平らげ、みさおはごろんと横になる。ちなみに、あやのからは以前欲しいといっていたゲームソフトを、みゆきからはスペアミントという香水をもらった。
「まあ、私はほとんど何もしてないんだけどね」
「そんなことないよ~。 私よりおねえちゃんのほうがはりきってたもん」
「な!? あんたはまた・・・・・・!」
つかさがうっかりそんなことを言えば、かがみがからかわれるのは必然なわけで。
「んふふ~。 かがみんは相変わらずツンデレですな~」
「相変わらず柊はかわいいな~」
「うっさいわそこの2人!」
いつものからかいに顔を赤らめながら突っ込みを入れるかがみ。
「つかささんはケーキ作りもお上手なんですね。 私も一度作ったことがあるのですが、スポンジがふっくらしていなくて」
「そうだ。 私にも今度おいしいケーキの焼き方教えてもらえないかな」
「うん、いいよ~」
残りの3人はケーキ談義に花を咲かせている。
「みさおさん、ちょっと・・・・・・」
「ん? なんだよちびっ子?」
不意にこなたがみさおを別室に促す。2人が部屋を出るとき、かがみはこなたがにやりと笑ったような気がしたが、気づいた頃には2人はすでに部屋にはいなかった。
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10数分の後、こなた一人が戻ってきた。
「あんた、いったい何しにいったのよ」
すかさずかがみが問いただす。
「いや~、ちょっとしたプレゼントを~」
「あんたのその言葉ってかなり不安なのよね・・・・・・」
かがみは以前、誕生日にコスプレの道具をプレゼントとして渡されたのを思い出していた。
かがみがそんなことを考えていると、不意に部屋の扉が開けられた。
扉の先にいた人物に、皆が、圧倒された。(ナレーション:田口トモロヲ)
そこにいたのはまぎれもなく日下部みさお本人だったが、赤と黒を主調としたおへそ太もも丸出しの大胆な衣装に身を包んでいた。
それは先ほどあやのからもらった、某運命の物語なRPGのヒロインの衣装であった。
「しゃっ、借金も仕返しもば、倍返しが原則よっ!」
その言葉を聞いたこなたは「みさおタンGJ!!!」といわんばかりに両親指を立てていた。
「お、おまえは人の友達になんちゅーことをさせてんだ!! つーか! 日下部も何やってんのよ!!」
「いやいやかがみ、あそこまでの逸材はそうそう簡単に見つからないのだよ?」
「見つけさせてたまるかんなもん」
「柊・・・・・・コレちょっと楽しいかもしんない・・・・・・」
「あんたもかーーー!!」
日下部家に、かがみの絶叫が響き渡った。
「あんた、いったい何しにいったのよ」
すかさずかがみが問いただす。
「いや~、ちょっとしたプレゼントを~」
「あんたのその言葉ってかなり不安なのよね・・・・・・」
かがみは以前、誕生日にコスプレの道具をプレゼントとして渡されたのを思い出していた。
かがみがそんなことを考えていると、不意に部屋の扉が開けられた。
扉の先にいた人物に、皆が、圧倒された。(ナレーション:田口トモロヲ)
そこにいたのはまぎれもなく日下部みさお本人だったが、赤と黒を主調としたおへそ太もも丸出しの大胆な衣装に身を包んでいた。
それは先ほどあやのからもらった、某運命の物語なRPGのヒロインの衣装であった。
「しゃっ、借金も仕返しもば、倍返しが原則よっ!」
その言葉を聞いたこなたは「みさおタンGJ!!!」といわんばかりに両親指を立てていた。
「お、おまえは人の友達になんちゅーことをさせてんだ!! つーか! 日下部も何やってんのよ!!」
「いやいやかがみ、あそこまでの逸材はそうそう簡単に見つからないのだよ?」
「見つけさせてたまるかんなもん」
「柊・・・・・・コレちょっと楽しいかもしんない・・・・・・」
「あんたもかーーー!!」
日下部家に、かがみの絶叫が響き渡った。
おまけ
「しかし、いったいドコからあんなものを・・・・・・」
「ふっふ~。 世間の需要は広いのだよかがみん」
「みさちゃんそれよく似合ってるよ~」
「そ、そうかな。 じゃあコレで街を」
「歩くなよ」
「ふっふ~。 世間の需要は広いのだよかがみん」
「みさちゃんそれよく似合ってるよ~」
「そ、そうかな。 じゃあコレで街を」
「歩くなよ」
おまけその2
さ~て、次回のらき☆すたは?
ひよりッス。
なんか最近泉先輩が背後から、
「麻倉屋さんか? いやしかし……」
とか何とか言ってうすら寒いものを感じるんスが、一体何なんスかね?
なんか最近泉先輩が背後から、
「麻倉屋さんか? いやしかし……」
とか何とか言ってうすら寒いものを感じるんスが、一体何なんスかね?
次回、「暴走も程ほどに」
お楽しみに~!
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- 画像は?!画像は無いのか?? (゚д゚≡゚д゚≡゚д゚) キョロキョロ
-- 名無しさん (2011-04-14 06:43:45) - おもしろっwぜひ第二弾を! -- 名無しさん (2007-11-09 14:49:36)