kairakunoza @ ウィキ

かみなり

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匿名ユーザー

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「それでね、お姉ちゃんがね」

みなみは泉家に遊びに来ていた
今日はゆたかの部屋に泊まるのだ
晩ご飯を食べ、一緒にお風呂に入った2人は、ゆたかの部屋で麦茶を飲みながら、おしゃべりをしていた

外は夜から激しい雨が降っていた。
「雨すごい音だね、明日の天気大丈夫かな?」
「明日は晴れるって、さっきテレビで言ってた」
「せっかく、みなみちゃんと一緒にお出かけなのに雨だったら嫌だもん」
「...うん」

ドカン ゴロゴロゴロゴロ
雷が大きな音を立てて落ちた

「今、すごく大きな音がしたね。落ちたところ近いのかな?」
ドカン ゴロゴロゴロゴロ
ドカン ゴロゴロゴロゴロ
雷が落ちる音が短い間隔で何度も聞こえた

「ゆたか、震えてるけど大丈夫?」
「さっきの雷の音聞いたら怖くなっちゃって。みなみちゃんは大丈夫?」
「ちょっと怖いけど、ゆたかが一緒なら大丈夫」
そう言うと急に立ち上がって、ゆたかの後ろに座る
「ゆたかが怖く無いように雷が鳴り止むまでこうしててあげる」
ゆたかを後ろからぎゅっと抱きしめた

「えっ?なに?なに?はっ、恥ずかしいよ」
ゆたかは顔を真っ赤にさせる
「ほら、雷はまだ鳴ってるけど、ゆたかの震えは止まった」
「あっ、ほんとだ。ありがとう、みなみちゃん」
「しばらく、このままでもいい?」
「うん」


ちょうど、その時だった
「わっ!」
電気が急に消えた
「真っ暗になっちゃった。おじさんとお姉ちゃんは大丈夫かな?」
ゆたかは立ち上がろうとした
「今は動かない方がいい。真っ暗な中で動くと転んじゃうよ。そのうち、目が慣れると思うからそれまでここにいよ?」
「うん、わかった。でも、なんでだろう?真っ暗なのにあまり怖くない」
「私もゆたかと一緒だから、真っ暗でも怖くない」
「そっか、みなみちゃんと一緒だから怖くないんだ。ありがとう、みなみちゃん。あっ、電気がついた」
やっと蛍光灯に灯りが戻った
「よかった、電気が早くついて」
「うん」


「2人とも大丈夫だった?いやー、急にブレーカーが落ちちゃってさ」
懐中電灯を持ったこなたが勢いよく、ゆたかの部屋の扉を開けた
目の前には、みなみがゆたかを抱きしめているという光景が
「ごめん・・・ごゆっくり」
そう言って、勢いよく扉を閉めた

「ど、ど、どうしよう?・・・お姉ちゃんに後でなんて説明しよう・・・」
「2人で考えようか?」

こうして、泉家の夜は更けていった




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  • こなたGoodタイミング!(?)


    「ゆーちゃんとみなみちゃんが…まっまさかね!……」 -- 名無しさん (2013-04-30 00:53:51)
  • およよよ~? ゆゆゆたかとぉ~みみみなみがぁ~
    抱きついてラブッ さすがにsexはしないかねぇ
    「あん・・・」とかいって 萌え~ -- イェッサーイェッサー パトリシア=マーティン (2008-05-02 17:47:24)
  • この二人のほのぼの百合は見てて癒されるね~
    雷・嵐・停電シチュはジャスティス!
    こなた「WAWAWA忘れ物~・・・!?」
    -- 名無しさん (2008-04-30 18:21:54)

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