日曜日
いつものようにやってくる朝
小鳥さんの囀る声が耳元に届く
目覚ましが鳴る前に起きてしまったみたい
「んん~」
上半身を起こして伸びをした、背骨がぽきぽきと音をたてる
ベッドから抜け出して、掛け布団を畳む
鏡の前で髪の毛をチェックする、寝癖がひどいかも
……そういえばこなたお姉ちゃんのお友達に、かがみ先輩って人がいるけど
なんだかあの人の、お姉ちゃんに対する視線は、友達の視線とはなんか違うような気がします
艶っぽいというか、憂いを秘めているっていうか……危ないというか
そんなことを考えながら部屋を出て、1階へ向かうところで
こなたお姉ちゃんの部屋の扉が少し開いていることに気がついた
覗きこむと、お姉ちゃんパソコンに向かってキーボードを叩いていた
朝の挨拶をしようと、ドアを開いた
「おはよ~お姉ちゃん、早いね」
「お~ゆーちゃんおはよう、私ネトゲで徹夜したからいまから寝るところなんだよ」
「……え?」
今からって……お姉ちゃんはやっぱりすごいなぁ
「じゃあおやすみなさい、お姉ちゃん」
「んむ」
いつものような猫口で頷くお姉ちゃん
それを横目に見ながら、扉の外へと向かった
いつものようにやってくる朝
小鳥さんの囀る声が耳元に届く
目覚ましが鳴る前に起きてしまったみたい
「んん~」
上半身を起こして伸びをした、背骨がぽきぽきと音をたてる
ベッドから抜け出して、掛け布団を畳む
鏡の前で髪の毛をチェックする、寝癖がひどいかも
……そういえばこなたお姉ちゃんのお友達に、かがみ先輩って人がいるけど
なんだかあの人の、お姉ちゃんに対する視線は、友達の視線とはなんか違うような気がします
艶っぽいというか、憂いを秘めているっていうか……危ないというか
そんなことを考えながら部屋を出て、1階へ向かうところで
こなたお姉ちゃんの部屋の扉が少し開いていることに気がついた
覗きこむと、お姉ちゃんパソコンに向かってキーボードを叩いていた
朝の挨拶をしようと、ドアを開いた
「おはよ~お姉ちゃん、早いね」
「お~ゆーちゃんおはよう、私ネトゲで徹夜したからいまから寝るところなんだよ」
「……え?」
今からって……お姉ちゃんはやっぱりすごいなぁ
「じゃあおやすみなさい、お姉ちゃん」
「んむ」
いつものような猫口で頷くお姉ちゃん
それを横目に見ながら、扉の外へと向かった
「おはようおじさん」
「やあ、おはようゆーちゃん」
そうじろうおじさんは、居間のテーブルでお茶を啜っていた
「こなたは今から寝るって?」
「はいぃ、ネットゲームで徹夜したっていってました」
「まったく……」
おじさんは苦笑いでそう言った
「ゆーちゃん、朝ごはん食べるかい?」
「はい……あ、お手伝いします」
「おー悪いね」
おじさんと一緒に台所へ向かった
おじさんと作る朝ご飯は楽しくて、とてもおいしかったです。
「やあ、おはようゆーちゃん」
そうじろうおじさんは、居間のテーブルでお茶を啜っていた
「こなたは今から寝るって?」
「はいぃ、ネットゲームで徹夜したっていってました」
「まったく……」
おじさんは苦笑いでそう言った
「ゆーちゃん、朝ごはん食べるかい?」
「はい……あ、お手伝いします」
「おー悪いね」
おじさんと一緒に台所へ向かった
おじさんと作る朝ご飯は楽しくて、とてもおいしかったです。
昼下がり、私が居間でテレビを見ていると
「ゆーちゃん、そろそろこなた起こしてきてくれないか?」
お昼ご飯を作っていたおじさんが、フライパンを持ったまま私に言った
時計を見ると、すでに針は1時を指していた
お姉ちゃんが寝てから、6時間が経っていた
「はいぃ、起こしてきますね」
「頼むよ」
テレビを消して、お姉ちゃんの部屋に向かう
目的は起こしにいくことだけれど、階段はできるだけ足音をたてないようにした
ゆっくりと部屋の扉を開く
お姉ちゃんが仰向けになって、眠っていた
「ぉ姉ちゃん……おはよー、そろそろ起きようよぉ~」
ゆさゆさとお姉ちゃんの肩を掴んで揺すってみる
「んぅ~」
「!!」
寝息をたてたままこちらに顔を向けるお姉ちゃん
なんだかかわいい
「……」ギシッ
ベッドに右肘をついて、もう片方の手でお姉ちゃんの長くて青い髪を撫でる
まるでシルクに触れているような感覚、それほどにさらさらだった
「……ふぇ…むにぅ」
「えへへ♪」
髪に触れていた手を、お姉ちゃんのやわらかそうなほっぺたに移す
ぷに
……やわらかい
ぷにぷに、ぷにぷに
「ぷぇ……」
なかなか起きない
お姉ちゃんかわいいなぁ
やわらかい感触を楽しんでいると、ふとお姉ちゃんの唇に目がいった
眠っているために半開きになっているその唇は、呼吸に合わせて動き、まるで私を誘っているようだった
「お姉……ちゃん……」
無意識に私の唇が近づいていくのが分かる
これって、寝込みを襲うことになるんだよね
いけないことだと分かっていても、止められそうにない
ちゅぅ
お姉ちゃんの唇と重なる感触がした
舌を相手の口の中にいれる、フレンチキスっていうのがあるって聞いたことがあったけれど
流石にそんな勇気はなかったので
唇を優しく啄ばむ程度だった
「ゆーちゃん、そろそろこなた起こしてきてくれないか?」
お昼ご飯を作っていたおじさんが、フライパンを持ったまま私に言った
時計を見ると、すでに針は1時を指していた
お姉ちゃんが寝てから、6時間が経っていた
「はいぃ、起こしてきますね」
「頼むよ」
テレビを消して、お姉ちゃんの部屋に向かう
目的は起こしにいくことだけれど、階段はできるだけ足音をたてないようにした
ゆっくりと部屋の扉を開く
お姉ちゃんが仰向けになって、眠っていた
「ぉ姉ちゃん……おはよー、そろそろ起きようよぉ~」
ゆさゆさとお姉ちゃんの肩を掴んで揺すってみる
「んぅ~」
「!!」
寝息をたてたままこちらに顔を向けるお姉ちゃん
なんだかかわいい
「……」ギシッ
ベッドに右肘をついて、もう片方の手でお姉ちゃんの長くて青い髪を撫でる
まるでシルクに触れているような感覚、それほどにさらさらだった
「……ふぇ…むにぅ」
「えへへ♪」
髪に触れていた手を、お姉ちゃんのやわらかそうなほっぺたに移す
ぷに
……やわらかい
ぷにぷに、ぷにぷに
「ぷぇ……」
なかなか起きない
お姉ちゃんかわいいなぁ
やわらかい感触を楽しんでいると、ふとお姉ちゃんの唇に目がいった
眠っているために半開きになっているその唇は、呼吸に合わせて動き、まるで私を誘っているようだった
「お姉……ちゃん……」
無意識に私の唇が近づいていくのが分かる
これって、寝込みを襲うことになるんだよね
いけないことだと分かっていても、止められそうにない
ちゅぅ
お姉ちゃんの唇と重なる感触がした
舌を相手の口の中にいれる、フレンチキスっていうのがあるって聞いたことがあったけれど
流石にそんな勇気はなかったので
唇を優しく啄ばむ程度だった
「……っぷぁ」
たっぷりとお姉ちゃんの唇を堪能した後に、罪悪感のようなものが生まれた
「ごめんねお姉ちゃん……」
そういいながらも、未だに起きないお姉ちゃんに触れたい衝動が治まらない
「もう少し、だけなら」
そう呟きながら、パジャマが肌蹴て少しだけ見えかけている胸に手を伸ばした
ふにっ
ほっぺたとはまた違う、ましゅまろみたいなやわらかさが手のひらに伝わる
「あ……ん」
「……!?」
いつもと違う艶を帯びた声に、お姉ちゃんの顔を覗き見た
少しだけ顔が赤い気がする
「こなたお姉ちゃん、かわいい」
自分の口から、驚くほど熱い息が漏れた
もう一度、自分の唇を、お姉ちゃんのそれへと近づける
唇が重なった瞬間だった
「ゆー……ふぁん?」
「!!」
思わず、閉じていた目を開くと
エメラルド色の瞳が、半開きの状態でこちらを見ていた
意識が朧げなのか、目が霞んでいる
「お、おおお、おはようお姉ちゃん!!」
「おふぁよ~」
さっきのことに気づいていないのか、いつもの猫口で挨拶をするお姉ちゃん
むき出しになっている肩の部分の肌が、日の光に照らされてなんだか色っぽかった
「ゆ~ひゃ~ん、今何時ぃ~?」
呂律が回っていないお姉ちゃん、やっぱりかわいい
「もう1時半だよ」
「もうそんな時間かぁ~……起きよっとぉ~」
ふらふらと立ち上がり、よろよろと居間へと向かうお姉ちゃん
そんなお姉ちゃんを見て、また心臓大きく脈打つ
私、まだお姉ちゃんに触り足らないんだ……
体の真ん中で、何かがはじけた気がした
たっぷりとお姉ちゃんの唇を堪能した後に、罪悪感のようなものが生まれた
「ごめんねお姉ちゃん……」
そういいながらも、未だに起きないお姉ちゃんに触れたい衝動が治まらない
「もう少し、だけなら」
そう呟きながら、パジャマが肌蹴て少しだけ見えかけている胸に手を伸ばした
ふにっ
ほっぺたとはまた違う、ましゅまろみたいなやわらかさが手のひらに伝わる
「あ……ん」
「……!?」
いつもと違う艶を帯びた声に、お姉ちゃんの顔を覗き見た
少しだけ顔が赤い気がする
「こなたお姉ちゃん、かわいい」
自分の口から、驚くほど熱い息が漏れた
もう一度、自分の唇を、お姉ちゃんのそれへと近づける
唇が重なった瞬間だった
「ゆー……ふぁん?」
「!!」
思わず、閉じていた目を開くと
エメラルド色の瞳が、半開きの状態でこちらを見ていた
意識が朧げなのか、目が霞んでいる
「お、おおお、おはようお姉ちゃん!!」
「おふぁよ~」
さっきのことに気づいていないのか、いつもの猫口で挨拶をするお姉ちゃん
むき出しになっている肩の部分の肌が、日の光に照らされてなんだか色っぽかった
「ゆ~ひゃ~ん、今何時ぃ~?」
呂律が回っていないお姉ちゃん、やっぱりかわいい
「もう1時半だよ」
「もうそんな時間かぁ~……起きよっとぉ~」
ふらふらと立ち上がり、よろよろと居間へと向かうお姉ちゃん
そんなお姉ちゃんを見て、また心臓大きく脈打つ
私、まだお姉ちゃんに触り足らないんだ……
体の真ん中で、何かがはじけた気がした
【 fin 】
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- 新作来ないなー -- 名無しさん (2015-01-07 12:12:24)
- みなみ…(´; ω;`) -- 名無しさん (2011-04-18 06:43:31)
- ワクテカ -- シティブリッジ (2009-12-30 20:52:03)
- すごい展開w -- ワンブリッジ (2008-06-23 02:26:50)
- いやいや、物語はこれからでしょw -- 名無しさん (2008-03-28 02:07:31)
- wwwゆーちゃんWWW -- サラダ二等兵 (2007-12-16 23:01:07)