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きゃんでぃ・がーる7

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だれでも歓迎! 編集
 それは、よく晴れた日曜日のこと。
「かーがみーっ!」
「こらっ、やめんかっ!」
 こなちゃんはいつものようにお姉ちゃんに抱きついて、お姉ちゃんはいつものように
嫌がっているようでいて、こなちゃんのされるがままになっていた。
「えーっ? なんでさー」
「いくらあんたの部屋って言っても、ここにはみゆきとつかさが――」
「あ、私たちはおかまいなく」
「二人とも楽しそうだから大丈夫だよー」
 ゆきちゃんと私は、向かいで起きているそんな様子を見ながらひらひらと手を振った。
「あっ、そう? それじゃ遠慮無くー」
「ひゃあぁぁああぁぁっ?!」
 あっ、こなちゃんってばごろごろ言いながら喉元に顔を寄せてる……いいなー。
「でも、ゆきちゃん」
「はい?」
 私は温かい目でお姉ちゃんとこなちゃんを見てるゆきちゃんに、ちょっとした疑問をぶつけてみた。
「どうして、こなちゃんってこんなにお姉ちゃんに懐いてるんだろうね?」
「確かに……言われてみると、そうですね」
 学校の行き帰りでもよくお姉ちゃんを探してるし、昼休みもいっしょに食べてると嬉しそうだし、
よく電話もするし、お休みの日もこうやって集まることが多いし……どうしてなんだろ。
「海外では愛情表現としてのキスやハグはよくありますが、日本では珍しいですよね。
もしかしたら、泉さんの猫っぽさが関係してるのかもしれません」
「猫っぽさが?」
 私が首を傾げながら二人を見ると、こなちゃんはお姉ちゃんの首筋を舐めるのをやめて、頬ずりに移っていた。
「あー、やっぱり落ち着くー……」
「もう、こらっ、こなたったら」
 お姉ちゃんも口ではそう言ってるけど、手は優しくこなちゃんの髪を撫でてあげてる……
やっぱり、いいなー。
「確かに、こなちゃんってそんな感じだよね」
「猫口、とでも言いましょうか。私たちといるときにああいった口をよく見ますが、
かがみさんといっしょにいるときは特にそういった傾向が顕著ではないかと……」
 自信が無いのか、こくんと首を傾げてるゆきちゃん。いつもは見ないしぐさだから、
なんだかかわいく見えるなぁ。
「確かにそうかも。こなちゃん、猫みたいに懐いてるし」
「かがみさんも、時にはしつけ、時にはオープンに受け入れていますから」
「ということは、お互い信頼しあってるってことなのかな?」
 そう思いながら、またお姉ちゃんたちのほうを向いてみる。
「こなたー……もう、すっかり甘えんぼなんだから」
「ふにゃあ~……」
 こなちゃんは、お姉ちゃんの膝に頭をのっけて気持ちよさそうに声を上げていた……
ううっ、ほんとに気持ちよさそうだよー。
「きっとそうなんでしょうね。ちょっと怒られることはあっても、裏切ることはないと
知っているといいますか。全幅の信頼を置いているということなのでしょう」
「そっかあ……」
 全幅の信頼、かあ。


 お姉ちゃんはもちろんだけど、私もこなちゃんとゆきちゃんのことが大好きだし、二人のことを信じてる。
 だって、二人とも私を助けてくれた人なんだもん。
「ねえ、ゆきちゃん」
 だから、この間こなちゃんが教えてくれたように――
「私も……やってみて、いいかな」
「えっ?」
 ゆきちゃんにも、同じことをしてあげたくなってきた。
「だ、だめならいいんだけど、その、ちょっとだけ」
「えっ、えっと、その、あの……」
 ほっぺたを赤く染めながら、私の言葉におろおろしてるゆきちゃん。
 ううっ、かわいいよー……こなちゃん、いつもお姉ちゃんのこんな表情を見てるのかな。
「えっと……少し、少しだけなら……」
「ほんと?」
 こくんと、ゆきちゃんが小さくうなずく。
 それを見た私は、ゆきちゃんのほっぺたに両手を沿えて……おでこに、そっとくちづけをした。
 ゆきちゃんのぬくもりがくちびるからじわっと伝わってきて、とっても心が温かい。
「ふぅっ」
「ふぁっ……」
 くちびるを離して顔をのぞきこむと、ゆきちゃんは目を潤ませていた。
「あのっ、ご、ごめんねっ、ゆきちゃん」
「い、いえ……その、あの……」
「……ゆきちゃん?」
「私も、お返しを……」
「ふわっ?!」
 そうつぶやくと、ゆきちゃんは私の頭を大きな胸にぎゅっと抱き寄せた。
 ゆきちゃんの胸はとっても温かくて、ふわふわしてて……心が、ぽかぽかになっていくみたい。
 こなちゃんとお姉ちゃんって、いつもこんな気持ちいいことをしてたんだ。
 なんだか、くせになりそう……

「おー、いきなり大胆だねぇ」
「つ、つかさまでこなたみたいになるなんて……」
「っ?!」
「い、泉さん?! かがみさん?!」
 ど、どうして二人して間近に来てるのっ?!
「くふふふっ。二人とも、こっちの世界へよーこそ」
「まあ、つかさとみゆきだったらいいか」
 いつもの猫口で笑ってるこなちゃんと、苦笑いしてるお姉ちゃん……って、えっと、その、
あの、今のこと、二人に――
「あ、あの……見てた?」
「おーいえー」
「ばっちりとね」
「っ?!」
 そ、そんな、しっかり見られてたなんて……
「……ふぅ」
 あっ! ちょ、ちょっと、ゆきちゃん、どうして倒れてるのっ?! 顔真っ赤だよ?!
「ゆきちゃん?! ゆきちゃん、ゆきちゃーんっ!!」
 体をゆさぶってみても、目がぐるぐる回ってて起きてくれないよー!
「やっぱり、二人ともウブだねー」
「みんなあんたみたいじゃないっての」
「ああっ、もうっ、二人とも感想言ってないで、ゆきちゃんを起こしてよーっ!!」
 この間の私みたいに倒れたゆきちゃんだけど……いつかはきっと、慣れてくれるよね?
 さっきの温もりを思い出しながら、私はゆきちゃんのやわらかいほっぺたをぺちぺち叩いていた。













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  • 何か、下にすげーロクでもないこと書いてる奴がいるなww -- 名無しさん (2012-12-11 23:59:09)
  • つかさ『うふふ~あははは~ゆきちゃ~ん…早くおいでよぉ~』
    百合の花咲き乱れる丘でこちらに手を差し伸べるつかさ(白いギリシア風ドレス着用)
    みゆき「つか…さ…さぁん…」
    つかさ「まだ目を覚まさないよぉ~」オロオロ -- 名無しさん (2011-04-29 00:48:20)
  • ↓wwwこらwwwww -- 名無し (2010-03-10 08:02:50)
  • つかさー?
    (ぺちぺち)
    気持ちはわからんでもないが
    (ぺちぺち)
    とりあえずそこは、
    (ぺちぺち)
    ほっぺたじゃないと思う。
    (ぺちぺちぺちぺちぺち) -- 名無しさん (2009-01-30 22:23:40)
  • なんかなれた感じだねー、かがみん♪ -- 名有りさん (2009-01-29 17:49:42)
  • ほーら!百合の花が咲き乱れてるよwww -- kk (2008-06-20 00:22:31)
  • エイズの世界へよーこそ -- 名無しさん (2008-06-07 20:59:51)
  • こっちの世界へよーこそ(笑) -- 名無しさん (2008-04-14 01:31:01)
  • GJ☆ -- ゆん (2008-03-30 03:58:55)

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