名詞は曲用しない。また、性や数といった概念も関与しない
合成語には複合語と派生語がある
合成語(
kopvet)は全て右端の要素が最終的な意味を決定する
〈代詞〉
代詞(
isti)は他の語句や文の代わりになる語で、重複を避けたり実名を避けたりと用途が広い
代詞は名詞としても動詞としても形容詞としても使える。だから
制アルカでは代名詞とは呼ばずに代詞と呼んでいる
代詞は有生か無生に分かれる。そして更に疑問・全体・部分・特定・任意・選択・零・指示に分かれる
1 疑問
「誰」「何」にあたる。必ずしも疑問文を作るわけではない。たとえば
an se-u la itm-a toの場合、何を買ったか自体は確かに疑問であるが、かといってこれは疑問文を作るわけではない
3 部分
「一部の人」「一部の物」にあたる
4 特定
「(特定の)誰か」「(特定の)何か」にあたる。特定はしているがそれを誰だか具体的に言わない場合に使う。話者がそれが誰だか知っていても知らなくても良い。客観的に特定されていれば良い。したがって不定ではない
5 任意
「誰かしら」「何かしら」にあたる。何でもいい任意を表す
6 選択
「だれ」「どれ」にあたる。ある集団の成員の中からどれかの成員を表す
7 零
「誰もそうでない」「何もそうでない」という否定にあたる。有生無生の区別が無い
8 指示
「これ」「それ」などの指示代名詞と「彼」「私」などの人称代名詞を含んだもの。
an・
ti・
oni以外は指示形容詞となって修飾することができる
[
ova ]
fan lu(その女)
{指示代名詞}
一人称
an(私)
二人称
ti(あなた)
三人称
lu(近い彼)
la(遠い彼)
tu(これ)
li(それ、あれ)有生無生を区別する
四人称
oni (完全に会話の領域から外れた「意識されない何か」である)
最終更新:2008年02月21日 21:29