銀の射影、罪業担えよ三相女神。贖うべきは我にあり

Silverio Trinity / シルヴァリオ・トリニティ
作品名:シルヴァリオ・トリニティ
使用者:ナギサ・奏・アマツ

シルヴァリオサーガに登場する能力。
星辰光の一つ。
遠隔召喚能力。さらに冥王の特異点の座標から反粒子を呼び出す

+ 詠唱
天墜せよ、我が守護星──鋼の冥星(ならく)で終滅させろ

地獄の柘榴に齧りつき、私は醜く穢れてしまった
過去と未来と現在はあの日の涙を逃がさない
眩い銀の輝きが満ちては欠ける月の如く、三相煌めきこの身を照らす

だからお願い、月乙女(アルテミス)──あなたの弓で夜天の輝冠月(セレネ)を射抜いてほしい
私は既に闇の住人、死界の底に留まりたいから
蒼褪めて血の通わぬ死人の骸を抱えることで、天地奈落を流離う果てに過去の詩を奏でよう

渚に雨の降るごとく、我が心にも涙ふる
かくも心に滲み入るこの悲しみは何やらん?
いざ慟哭せよ死想冥月(ペルセフォネ)、光を砕き破壊しろ──私の罪は、いま此処に

超新星(Metalnova)──銀の射影、罪業担えよ三相女神(Silverio)贖うべきは我にあり(Trinity)




能力についての詳細

能力発動時の形容

  • 姿が変わる
    • 髪の毛が伸びて衣服も漆黒の羽衣へ再構築される。
      • 全年齢版だと黒いタイツのようなインナースーツを来ている。
 白銀の髪はいつしか命を帯びたかのように生え伸び、箒星の尾
を思わせ遥かに長く、たなびきながら輝いた。
 身にまとう衣服も星辰体の素粒子にまで分解され、漆黒の羽衣へ
と新たな衣装に再結晶する。

ステータス

基準値 A ■■■■■■■
発動値 AAA ■■■■■■■
集束性 B ■■■■■■■
拡散性 A ■■■■■■■
操縦性 A ■■■■■■■
付属性 B ■■■■■■■
維持性 C ■■■■■■■
干渉性 AAA ■■■■■■■

遠隔召喚能力

  • 対象の座標にあるものを別の座標に召喚する能力
    • 物質のみならず概念も召喚可能。
      • 概念の場合、召喚するものが遠くなるほど劣化する。
遠隔瞬間移動──すなわち空間干渉。特定の物質や概念を自らの下
に引き寄せるその異能は、繋がり合う互いの縁を経路としてあら
ゆるものに作用する。
  • 空間と星辰体のどちらにも干渉可能
    • 空間か星辰体がある場所にいる限り、この星辰光から逃れることは不可能。
 空間と星辰体は言わずもがな、何処にでも存在する。
 ゆえに片方だけでも干渉性の効果対象とできるならいざしらず、
それら二つを掌握するということはもはや破格と言う他ない。
  • 惑星環境すら概念から再現する
    • どんな環境でも地球に近い安全度で行動しつつ物理的な障害を排することが可能。
遠隔召喚で地球の概念を召喚し、宇宙服を着込むように極小規模の世界を纏う。
周囲は流動する大気に満ち、放射線はオゾン層で遮断した。それでいて矛を担う
天霆の武勇は決して乱さない。

+ 奈落の底(アバドン)
  • 次元切断でできた空間断層を基点に反粒子を呼び出す
    • 人造惑星のである使用者が星光六性質の全利用して次元切断を行う。
    • ダムの決壊のように反粒子の氾濫が起きて戦闘空間にある全てを滅ぼす。
 瞬間、繰り出された死の乱閃が世界を微塵に斬り裂いた。星光六
性質の全利用、限界まで力を注ぎ込んだ闇黒の切っ先は大気や鋼鉄
のみならず次元そのものを裁断する。
 のみならず、それは同時に呼び水だ。空間に刻み込まれた裂傷は、
当然ながら干渉の基点と化し、悪意の奈落が滲み出す。

+ 闇黒星震(ダークネビュラ)
  • 本家本元に空間干渉を加えた次元破壊技
    • 頭突きで反粒子を破壊する烈奏すら攻撃を逸らされる。
 冥府に轟く絶唱が空間を軋み、撓ませ、詩の如く響き渡る。
 それに伴い僅かに逸れる烈奏剣。冥狼が得手とする増幅した瘴気
を激震させつつ放つ技は、しかしレインが用いることで次元にも作
用した。

+ 活性虚空洞(アクティブヴォイド)
  • 反粒子を再利用して対消滅を引き起こす
    • 一度使用し終わった反粒子に干渉し、星辰体と対消滅を引き起こさせる。
      • 奈落の底(アバドン)の使用直後だと反粒子が溢れているため魔星数体を一度に消し飛ばす火力がある。
 既に意味を為さなくなった反粒子を更に再び高速反転──星辰体
と強制的に反応させ、対消滅の大爆発を生み出した。
 冥府の毒気が充満する戦場はさながら爆薬の大海だ。発生した物
理的破壊力は単純にして強大無比、衝撃波と轟音を議事堂の半径数
キロメートルまで響かせつつたった一つの流れ星を焼滅させんと
迸った。
 圧倒的暴力の解放は人体どころか、魔星でさえ数体一度に消し飛
ばすほどの衝撃である。


使用者との関連性

第二世代人造惑星

  • 埋め込まれた神星鉄を通じて極晃星の座標を知覚できる
    • 滅奏から反粒子を召喚することを可能とする。
覚醒した彼女は闇の極晃から完全な反粒子の召還に成功しており、更に大気中
のアストラルのみならず、発動起点を空間指定型へ切り替えることも可能となっ
た。座標情報さえ知覚できれば、地球の裏側にいる人間さえ容易く地獄に落と
せるだろう。


元ネタ

三相女神
宗教における概念。三つの神性が一体として信仰されること
女神の場合は少女・母親・老婆といったや月の満ち欠け(上弦・満月・下弦)を相として
扱う場合がある。


関連項目

銀の射影、罪業担えよ三相女神。贖うべきは我にありの能力分類。

使用者の第二の星辰光。
遠隔召還で産み出された瘴気を使う。

関連タグ


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最終更新:2021年01月24日 00:07