森羅超絶、赫奕と煌めけ怒りの救世主

Raging Sphere Saver / レイジング・スフィア・セイヴァー
作品名:シルヴァリオ・トリニティ
使用者:ヘリオス No-α
別呼称:星辰烈奏者、星の救済者

シルヴァリオサーガに登場する能力。
星辰光にして極晃星の一つ。
極晃星としての能力は全人類の願いを聞き、また願いを叶える障害を超えるための力を授ける
星辰奏者としての能力は光速突破・因果律崩壊能力

+ 詠唱
天昇せよ、我が守護星──鋼の恒星(ほむら)を掲げるがため

荘厳な太陽(ほのお)を目指し、煌めく翼は天駆けた
火の象徴とは不死なれば、絢爛たる輝きに恐れるものなど何もない
勝利の炎で天地を焦がせ
清浄たる王位と共に、新たな希望が訪れる

絶滅せよ、破壊の巨神
赫怒の雷火に焼き尽くされろ
人より生まれた血脈が、英雄の武功と共に汝の覇道を討ち砕く

天霆の轟く地平に、闇は無く
蒼穹を舞え、天駆翔
我が降誕の暁に創世の火を運ぶのだ

ゆえに邪悪なるもの、一切よ。ただ安らかに息絶えろ

是非も無し──さらば蝋翼、我が半身
焔の再生を担うのみ

天空を統べるが如く、銀河に羽ばたけ不滅の煌翼(ヘリオス)
果てなき未来(たびじ)をいざ往かん──創世神話(マイソロジー)は此処にある

超新星(Metalnova)──森羅超絶(Raging)赫奕と煌めけ怒りの救世主(Sphere Saver)

+ 秘剣・迦具土神
森羅断ち切れ、神威抜刀

之を以て剣の極み──天魔覆滅──秘剣・迦具土神




能力についての詳細

ステータス

基準値 B ■■■■■■■
発動値 AAA ■■■■■■■
集束性 EX ■■■■■■■
拡散性 E ■■■■■■
操縦性 D ■■■■■■■
付属性 AA ■■■■■■
維持性 B ■■■■■■■
干渉性 D ■■■■■■■

星辰烈奏者

  • 限界突破を願う限り限界を突破できる
    • 敵味方の分け隔てなく力を与える。
    • 願う力が強いほどより大きな力を得られる。
      • 常識を尊ぶ者より一つの思いに突き抜けた狂人の方が強化されやすい。
  • 灼爛恒星(アルカディア)から放たれた粒子を通じて全人類の願いを聞く
    • 逆に全人類に問いかけることも可能となる。
      • 使用者の巨大な意思を前に平然とできればだが……
 重要なのは、ヘリオスが人類への質疑応答を行える空前絶後の体
制を整えること。あくまで地球法則の改変にある。
 星辰体の発生源が第二太陽から灼烈恒星に入れ替われば、それは
滞りなく成すだろう。
 烈奏から降り注ぐ星辰の粒子は、太源たるヘリオスの祈りを叶え
て人々の意思を彼に直接伝えられるようになるわけだ。

光速突破・因果律崩壊能力

  • 集束性の限界突破による因果律の破壊能力
    • 光速を突破することで過去の改竄=あらゆる事象の破壊を可能にする。
      • 死にすらも有効で死んだ事実をなかったことにして無傷のまま復活できる。
      • 鏖殺の雷霆との違いは「救うまで倒れない」という性質で生存に長けている点。
身も蓋もなく表現するなら「気力一つ、心一つで不可能を破壊する」という異能。
ヘリオスからの心の炎が途絶えぬ限り、星辰烈奏者は死の因果すら覆して無限の
飛翔を果たすだろう。

+ 秘剣・迦具土神
  • 空間を鞘として食い込ませ、そこからの解放による反動を利用した居合
    • 世界を破壊できる使用者だからこそ可能な技。
それはまさに人外の秘剣。烈奏者の特性を利用することで会得した、
空間を鞘に見立てた疾走居合に他ならない。
世界に刃を食いこませ、そこからの解放と反動を利用した一刀は俺
の有する知覚速度を圧倒的に振り切りながら炸裂した。


使用者との関連性

集束性の限界突破

  • 本格稼動の前でもあらゆるものに有効打を与えられる
    • ただの斬撃でさえ鏖殺の雷霆に匹敵する威力を有する。
    • 対処に数百倍の出力を要求する反粒子さえ貫通して打ち砕く。
 烈奏者は集束性の怪物──極限まで刀身に凝縮した超々密度
の業炎は、その恐るべき突破力であらゆる星を撃ち破る。
  • 本格稼働後は重すぎて世界を破壊可能
    • 攻撃だけではなく行動全てに空間破壊が付与される。
    • 次元を裂いてその残骸を盾にするなど奇抜(トンチキ)な戦い方が可能となる。
      • 裂かれて生じた次元断層は世界そのものであるため、三次元の超新星を一方的に防ぎ、あるいは押し潰すことすら可能。
界がズレる──位相がズレる。まるで分厚い岩盤を切り抜くように、
宣言通り世界を両断したヘリオスはあろうことか次元そのものの盾
を形成。しかしそれを蹴り飛ばし、強引に周囲を漂う霧氷の嵐を破
壊しながら押し通った。


元ネタ

ギガントマキア(古代ギリシャ語:ΓιγαντομαχίαGigantomakhia
ギリシャ神話の逸話の1つ。ティタノマキアに続く二度目の宇宙の存亡を賭けた戦争。
宇宙の支配権を巡り、ガイアの支援を受けた巨人族ギガースたちは、山脈や島々など、ありとあらゆる地形を引き裂きながら進軍し、巨岩や山そのものを激しく投げ飛ばして神々を攻撃した。
巨人は人間の力を借りなければ勝利は得られないようになっており、オリュンポスの神々は負けはしないものの、巨人を倒しきることができなかった。
こらを打破するためゼウスは人間の女アルクメーネーと交わりヘーラクレースをもうけ、味方につけた。
ガイアはギガースの弱点を克服させるために、人間に対しても不死身になる薬草を大地に生やしたが、これを察知したゼウスによっていち早く刈り取られ、遂にギガースがそれを得ることはなかった。
神々が巨人たちを戦闘不能にしてヘーラクレースが止めを刺した。
この戦いの後、ガイアは最大最強の怪物テューポーンを産み落とし、ゼウスに最後の戦いを挑んだ。

ヘーリオス(古ギリシャ:ἭλιοςHēlios
ギリシア神話に登場する神性。太陽神。象徴となる聖鳥は雄鶏。
名前は「太陽」を意味する。アポロンと同一視されパエトーンの逸話が共有されている。
元々太陽は天空を翔けるヘーリオス神の4頭立て馬車であると古代ギリシア人は信じていた。
神話において東の地の果てに宮殿を持ち、ヘカテーと共に地上を監視していた。
オーリーオーンの目の治療、アプロディーテーのアレースとの浮気を密告、デーメーテールにペルセポネーを誘拐したハーデースの共犯者がゼウスであることを教えたとされている。
アプロディーテーは密告されたことを許せず、ペルシア王オルカモスの娘である美女レウコトエーとヘーリオスを熱愛関係に誘う。
二人の関係はヘーリオスの寵愛を受けていたニュムペーのクリュティエーを嫉妬させ、オルカモスに娘の密通を密告した。
オルカモスはレウコトエーを生き埋めにし、ヘーリオスは彼女の死体にネクタールを降り注ぎ、彼女の姿を乳香の木に変え、天界へと連れてゆく。
クリュティエーはヘーリオスに振り向いてはもらえず、太陽を見ながら悲しみ泣き暮らすうちに死んでしまい、太陽の方を向く一輪の花となったという。


関連項目

森羅超絶、赫奕と煌めけ怒りの救世主の能力分類。

同じく集束性の極晃星。

使用者が元々属していた極晃星。

関連タグ


リンク

最終更新:2021年02月20日 18:15