天霆の轟く地平に、闇は無く

Gamma-ray Keraunos / ガンマレイ・ケラウノス
作品名:シルヴァリオシリーズ全般
使用者:クリストファー・ヴァルゼライド(= ゼウス - No.γ)、迦具土神壱型(惑星間塵)、アシュレイ・ホライゾン(界奏),ケラウノス
別呼称:鏖殺の雷霆、星辰閃奏者(スフィアパニッシャー)

シルヴァリオサーガに登場する能力。
星辰光の一つ。
核分裂・放射能光発生能力
また死後に覚醒を繰り返し限定的な極晃星となっている。
極晃星となった場合は因果律崩壊能力を獲得し万象を破壊できる。

+ 詠唱
創生せよ、天に描いた星辰を──我らは煌く流れ星

巨神が担う覇者の王冠
太古の秩序が暴虐ならば、その圧政を我らは認めず是正しよう
勝利の光で天地を照らせ
清浄たる王位と共に、新たな希望が訪れる

百の腕持つ番人よ、汝の鎖を解き放とう
鍛冶司る独眼よ、我が手に炎を宿すがいい
大地を、宇宙を、混沌を──偉大な雷火で焼き尽くさん

聖戦は此処に在り
さあ人々よ、この足跡へと続くのだ
約束された繁栄を新世界にて齎そう

超新星()──天霆の轟く地平に(Gamma-ray)闇は無く(Keraunos)




能力についての詳細

ステータス

+ 通常時
基準値 B ■■■■■■■
発動値 AAA ■■■■■■■
集束性 AAA ■■■■■■■
拡散性 E ■■■■■■
操縦性 E ■■■■■■
付属性 A ■■■■■■■
維持性 D ■■■■■■■
干渉性 E ■■■■■■

+ 閃奏
基準値 B ■■■■■■■
発動値 AAA ■■■■■■■
集束性 EX ■■■■■■■
拡散性 E ■■■■■■
操縦性 E ■■■■■■
付属性 A ■■■■■■■
維持性 D ■■■■■■■
干渉性 E ■■■■■■

放射能光

  • 放射能光を纏わせ傷を負わせた相手を光で侵食する
    • 当たれば激痛を伴う細胞破壊が襲い、星辰奏者としての力を失う場合もある。
集束性へ激しく偏ったヴァルゼライドの星辰光。膨大な光熱を刀身に纏わせた斬撃と、その放出により敵を
討つ。
一見煌びやかで荘厳な星光だが、その真実は星辰で再現された擬似的な放射能光。すなわち彼が振るってい
たのは生命を根絶する死の閃光であり、自らを「悪の敵」と自称するに相応しい邪悪の滅亡、鏖殺の断罪が
形となった星であった。
  • 高熱と衝撃波も伴う
    • 当たれば至近距離で爆発が起こり、更に光の猛毒が体を蝕む。
 受けの刃ごと叩き折られかねない、その大威力。閃光はそれ自体
が発せられる瞬間、高熱と共に爆発的な衝撃波をも発していた。い
わば命中ごとに炸裂する爆轟を至近距離で受けるようなもの。

自身への付属

  • 皮膚下にガンマレイを纏わせる
    • 皮膚下で超高熱の破壊光があらゆる攻撃を消滅させる。
      • 使用者自体は常に自爆しているような状態であり、寿命を削っている。
 対峙する英雄の総身は現在進行形で炎上していた。損傷している
外見以上に皮膚下で轟く星の力が絶叫するほどおぞましく……蠢き
弾けて結合し連鎖爆発を引き起こしている。


使用者との関連性

クリストファー・ヴァルゼライドの場合

  • 極大の反動
    • 出力が基準値(アベレージ)発動値(ドライブ)が離れすぎていて凄まじい反動の激痛が襲う。
      • 気合いと根性で耐えている。
 現在、ヴァルゼライドの身体は、凄まじい激痛に襲われているは
ずだ。
 平均値と発動値が離れているほど、激しい反動が訪れるのは
星辰奏者の常識だ。あんな愚直で、力任せな超特化型の星光を用い
ていればどうなるか……
 反動で喉を掻き毟りのた打ち回っているべきだ。少なくとも、戦
闘行為を継続できるような状態では決してない。

ケラウノスの場合

  • 天霆の正当進化である放射光極限集束・因果律崩壊能力
    • 能力的には創世神話と同じ。
    • 不完全な極晃であるため覚醒するほど自己崩壊していく。
      • とはいえ、死すら乗り越えて極晃に至った存在が本当に滅ぶかは謎。
  • 限定的な極晃星として顕現する
    • 「悪の敵」であるため滅ぼすべき悪がいなければ顕現できない。
「閃奏は非常に限定的な極晃星だ。排除機構として発生している以上、アメノ
クラトという外敵なくしてその外殻は維持できない。
 このまま俺の首を落とせば、再び力の塊に逆戻りしてしまうはずだが……」


元ネタ

ガンマ線
放射線の一種。電磁波の中で最もエネルギーが大きい領域に相当する。磁場で曲がることはほとんどない。
同じ放射線であるアルファ線、ベータ線に比べると透過力が高いため滅菌、X線写真、ガンマナイフに使われる。
ただし容量を誤って人体に大量に浴びると細胞を破壊する「被爆」という現象が発生する。

ケラウノス(Keraunos
ギリシャ神話に登場する武器。意味は「電光」「雷霆」
ティタノマキアにおいてティターン族とゼウスたちオリュンポスは膠着状態にあった。
そこでガイアがゼウスにタルタロスにキュクロプス囚われたキュクロプス達を助けよ、彼らが武器を造ってくれると忠告した。
それに従いゼウスはキュクロプス達を救出し、キュクロプスはゼウスに燃え盛る雷電であるケラウノスを授けた。
ティタノマキアではこれを使い世界を破壊しながらも勝利し神々の王へと君臨した。
その後はテュポーンとの決戦を除けば懲罰のために使われることになる。

ティーターノマキアー(古代ギリシア語:Τιτανομαχία,Tītānomakhiā
ギリシア神話における出来事。
神々の王の座を巡って起きたゼウス率いるオリュンポスの神々と、クロノス率いる巨神族ティターンとの全面戦争。
ヘーシオドスの『神統記』などに語られている。
世界を崩壊させるほどの規模であったとされ、加えて互いに不死であったため10年の間決着を見なかった。
そこでガイアはゼウスたちに、ウーラノスがタルタロスの領域に幽閉した三人のヘカトンケイルたちと、三人のキュクロープスを味方に付ければ勝つことができると助言した。
ゼウスたちは彼らを解放し、キュクロープス達は助けてくれた礼にとゼウスたちに武器を献上し、ゼウスたちはティターンたちを圧倒して勝利した。
敗北したティーターン族はタルタロスの深淵へと封印され、オリュンポスの支配が始まったとされている。

ゼウス(古希: ΖΕΥΣ,Ζεύς,英:Zeus
ギリシャ神話に登場する神性。天空神、主神、全能神とされ全宇宙や天候を支配し人類と神々双方の秩序を守護・支配する神々の王とされている。
ローマ神話ではユピテル、エジプト神話では最高神アメンとも同一視された。
父はクロノス、母はレアー、兄弟にハーデースとポセイドーン。正妻は姉妹であるヘーラーであるがレートーや姉のデメテルといった他の女神やセメレーなどの人間の女性とも交わり、子を設けたといわれる。
聖獣は鷲、聖木は樫。主要な神殿はエーペイロスの聖地ドードー。
主な武器としてティタノマキア時にキュクロープスが作った雷霆(ケラウノス)を使用する。またテューポーンと戦う際にはアダマスの鎌を使用したとされている。
防具においては盾(あるいは肩当)にアイギス、体に「光輝」という鎧を身に着け、「恐怖」という甲冑をギガントマキアーにおいて着用している。
神話においてディタノマキア、ギガントマキア、デュポーンとの戦いを経て神々の王の座に座り、神羅万象を支配して宇宙を調和させた。
交わった相手 相手の種族 生まれた子
メーティス アテナ
テミス ホーラ三姉妹(エウノミア、ディケ、エレイネ)、モイラ三姉妹(クロト、ラケシス、アトロポス)
エウリュノメ カリス三姉妹(アグライア、エウプロシュネ、タリア)
デーメーテール ペルセポネー
ムネーモシュネー ムーサ九姉妹
レート アポロン、アルテミス
ヘーラー ヘベ、エイレイティア、アレス、ヘファイストス(『神統記』ではヘラ単独で産んだ)
マイア ヘルメス
セレネー パンディーア、ヘルセー、ネメア
ディオーネー アフロディーテ(ホメロス)
セメレー 人間 ディオニュソス
ダナエ 人間 ペルセウス
アルクメネ 人間 ヘラクレス
レダ 人間 ヘレネー、ディオスクロイ(ポリュデウケースのみ)
イオ 人間 エパポス
エウロペ 人間 ミーノース、ラダマンテュス、サルペードーン


関連項目

天霆の轟く地平に、闇は無くの能力分類。

天霆の轟く地平に、闇はなく。閃奏之型の能力分類。

関連タグ


リンク

最終更新:2021年02月13日 00:36