原語
和訳
名詞
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本物、実物、現物、現品、
現
、実像、実体、実在、具象、具体、具現、体現、権化、
真
、
実
、
素
、裸、事実、真実、真正、現実感、現場、現状、実態、素顔、真相、実際、実情、現況、現実味、実感、実話
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現実、生活、私生活、普段、実生活、日常、暮らし、実世界、現実世界、実社会、現実界、
世
、現世、浮き世、顕界、此岸、娑婆
その他の品詞
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現実的、写実的、生生しい、赤裸裸、正確、詳しく、細かく、詳細、精細、精確、事細か、克明、綿密、詳らか、具に、はっきり、くっきり、明らか、明確、明白、明瞭、明晰、鮮明、鮮烈、正直、率直、露骨、如実、自然な、自然的、有るが儘、有りの儘、迫真
-
実際に、実際の、
現
に、本気の、本当の、マジの、ガチの、
真面目
な、真剣な、差し迫った、
素
の、
真
の
-
切実、差し迫った、悲痛、痛切、深刻、憂鬱、哀れし
-
実際は、正しくは、本当は、実の所、
実
は、正確には
接辞
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現
~、
真
~、
本
~、
正
~
慣用句・諺・四字熟語・未分類
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正真正銘、紛れもない、嘘偽りの無い、真に迫る、臨場感のある、歯に衣着せぬ
-
限り有る世
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気が滅入る、気が塞ぐ、胸が詰まる、胸が裂ける、胸が潰れる
-
~ものの~、唯、~所が~、尤も、~だったが~、~が~、~だが~、~あるが~、~けれども~、~あれども~、~とは言え~、然し乍ら、~雖も~
漢字一字
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実、現、真、体、誠、正、摯、本、素、裸
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確、詳、細、精、緻、密、審、悉、具、白、明、鮮、朗、昭、晰、儘、顕、瞭、彰、烈、燦、直
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世、社、現
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唯、只、但、尤、雖
やまとことば
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まこと(眞)、ま(眞)、まさ(正)、げに(實に)
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つまびらか(詳)、つぶさ(具)、くはし(詳)、つばら(委曲)、あからし、こまか(細)、こまやか(細)、ことこまか(事細)、しかと(確と)、あざあざ(鮮鮮)、あざやか(鮮)、ありのまま(有儘)
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うつつ(現)、このよ(此世)、うつそみ、うち(現)、うはつくに(上つ國)、ふたつのうみ(二の海)、うきよ(憂世)
備考欄
辞書
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説明
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廣辭林新訂版
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(無記載)
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新訂大言海
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(無記載)
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角川国語辞典新版
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形動 現実的。写実的。
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大英和辭典
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〔形〕[一]眞ノ,實ノ,實際ノ,現實ノ,實在ノ. [二]眞正ノ,眞實ノ,本物〔ホンモノ〕ノ,正〔シヤウ〕ノ,正物〔シヤウブツ〕ノ,純粹ノ. [三]【哲】①實在ノ,實在的. ②實在論ノ. [四]【法】①不動產ノ. ②物ノ,對物ノ. [五]【音】完全音程ノ. [六]†忠實ナ. [七]†重要ナ. 〔名〕[一]實在物,實在,現實. [二]【數】實數. [三]〔複〕【哲】實體(へるばるとノ用語). [四]†實在論者. 〔副〕〘U.S. 俗〙本當ニ,實ニ,全ク,大イニ,頗ル.
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慣用句・諺・四字熟語・未分類の四箇条目は逆接的な用法を確認したため、それに対する訳。
直訳音写語は「現実」か。
カタカナ語話者はこの語の日本語をすっかり忘れているのか知らないが、「日本人が」、或は、「日本語で」今も用いる語は普通に「現実」。副詞では「実際(に)」。
英語に「実世界」の意味は無いようである。これは英語に於いて形容詞としてあり「
現
の」という意味だからである。要は、何かの名詞を言う時、被修飾語がなければならないという単純な話なだけである。カタカナ語話者の語彙力を問う事柄である。
また、絵などで「現実のような描写」は標準日本語で「
写実
」と謂うが、標準英語で「写実」「写実的」は「real」ではない。語彙力大丈夫か。
この語の副詞的用法に対する口語文語ともに用いる語として「実際」や「本当」で、若者的口語では「まじ」や「がち」、関西方言で「ほんま」。名詞でこの世界を言うものとして「現実」や「日常」、「現世」など、本当の物は「本物」や「実物」、「現物」など。
「リアルを描いた作品」は日本語で「現実を描いた作品」や「
有
りの
儘
を描いた作品」、「実態を描いた作品」など。「リアルな模型」は日本語で「精密な模型」や「
事細
かな模型」、「詳細な模型」など。
同義等式
原語単位
real=本物
カタカナ語単位
リアル=本物
附箋:R リ 英語
最終更新:2025年07月22日 21:34