ノー

原語

  • no

和訳

名詞

  • 却下、拒否、駄目出し、願い下げ、拒絶、(ひ/いな)、不許可、不承認

その他の品詞

  • いいえ、(いや/いな)、違う、駄目、嫌だ、お断り、したくない、お断り、~しない、~せず
  • 不用、不要、無用、使わない、要らない

接辞

  • ~ず、~ない、無~、不~、非~、~無し、~要らず

漢字一字

  • 拒、否
  • 無、不、非

やまとことば

  • いな(否)、ず、しからず(然ず)

備考欄

辞書 説明
廣辭林新訂版 (副) 然らず。いな。いや。
新訂大言海 (無記載)
角川国語辞典新版 ①感 いいえ。
②名 否定。
③接頭 …がない。
大英和辭典 Ⅰ.〔形〕[一]ナイ.
[二]有名,無實ノ,…ガナイコト.
[三]…不要,…無用,…禁止.
Ⅱ.〔名〕[一]no トイフ言葉.
[二]否定,拒絕,否認.
[三]〔複〕①反對投票,反對.
②反對投票者,反對者.
Ⅲ.〔副〕[一]否,イイエ,イヤ,サウデハナイ(コノ場合ハ突然發言スルトキハ noup ト發音スルコトガアル).
[二]決シテ…デナイ,チットモ…デナイ,少シモ…シナイ,ドウシテモ…シナイ.

日本語母語話者なら普通に、これに当たる言葉として否定を言う助動詞「ず」を用いるということが出てくるが、カタカナ語では翻訳できないどころか、英文法をそのままに、この語の語順(文中の位置)も国文法に従わぬ位置に置いて用いているあたり、本当に日本語大丈夫か。
日本語においては「ず」(又は「ない」)という助動詞を用いて、「せず」「()かず」「()ず」と言い、また、これは名詞的に用いて「言っても聞かずでどうすることもできない」という表現もする。
動名詞の場合、後にくる「する」を打ち消して「せず」にし、動詞でない時、接辞「()し」の他、それが「()らない」なら「()らず」、「する必要が無い」なら「せず」などの詳細を修飾し、「水いらず」「喧嘩(おこ)さず」の如く用いるという感覚は日本語母語話者なら普通に分かること。

同義等式

原語単位
 no=否
カタカナ語単位
 ノー=~でない

カタカナ語の類義語

附箋:N 英語

最終更新:2024年11月07日 16:44