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一方その頃(街)2 - (2007/01/25 (木) 06:33:07) のソース
*一方その頃(街)2&aname(top) [[セリフ集に戻る>セリフ集]] [[時間経過時・その1>一方その頃(時間経過)]] [[時間経過時・その2>一方その頃(時間経過)2]] [[時間経過時・その3>一方その頃(時間経過)3]] [[時間経過時・その4>一方その頃(時間経過)4]] [[時間経過時・その5>一方その頃(時間経過)5]] [[都市船外出時・その1>一方その頃(街)]] →都市船外出時・その2 [[都市船外出時・その3>一方その頃(街)3]] [[夜明けの船乗船時>一方その頃(夜明けの船)]] #contents **都市船 ***火星傀儡政府の努力 一方その頃&aname(火星傀儡政府の努力) 火星政府は路頭に迷う孤児を救おうと、 無駄な努力をしている。 地球のNGOと協力して、街頭の支援活動を 行っている。 人々の多くが、火星独立軍の兵士になることを 怖れての話らしい。 [[ヤガミ]]/ 火星傀儡政権の[[アンナ]]・グレース女史は 頑張っているようだな。 ヤガミは皮肉そうに笑うと、あなたの肩を叩いた。 ヤガミ/ いい話だ。 何もしないよりはいい。 そして、ヤガミは去っていった。 ***虐殺・処刑現場 一方その頃&aname(虐殺・処刑現場) その街区は悪名高い”首吊り通り”だった。 「私は敗北主義者です。」 「私は子供を売りました。」 「私は恩人である地球に唾を吐きました。」 民衆や軍人だったものがロープに吊されて、 整然と並んでいる。 あなたは、延々と続く首吊り通りを 最後まで渡ることが出来ずに途中で離れた。 ***貧民街 一方その頃&aname(貧民街) せまい区域に驚くほどの数の人間が 押し込まれている。 道を歩く者の身なりは貧しく、痩せている。 どことなく空気すらも息苦しく感じる。 実際、区画ごとに割り当てられた酸素量が あるはずだから、人が多ければ 息苦しくなるのも当然かもしれない。 それにしても、子供達の姿が目立つ 娯楽がなくなると子供が増える。 少子化対策したいなら娯楽を消せばいい。 誰かがそう言っていたことを思い出した。 ***先住民居住区 一方その頃&aname(先住民居住区) 風変わりな衣装を身につけた人々が 多くなってきた。 どうやら、先住民居住区に入り込んで しまったらしい。 冷ややかな目で先住民達がこちらを見ている。 彼ら火星先住民にしてみれば、火星独立軍も、 地球軍も、ともに外からの侵略者に 過ぎないのだとそう思った。 ***先住民の予言者から予言される 一方その頃&aname(先住民の予言者から予言される) 風変わりな衣装を身に着けた老人が 近づいてきた。 突然目の前でひざまずかれ、 頭を擦りつけられた。 選択肢(様子をうかがう/怖いと思って走り去る) (怖いと思って走り去る) あなたは、恐怖のあまり、 老人を振り払って逃げた。 (様子をうかがう) 老人は早口で原住民の言葉で語った後、 今度はこちらでも分かる言葉で、 ゆっくりと喋り始めた。 老人/ あなたの帰還をお待ちしておりました。 第7世界の人、グレートワイズマン。 赤い大地はなくなりましたが、 我々は生き残りました。 グレートワイズマン。 グレートワイズマン。 見えない宇宙の意志、 超える者と共に歩く永遠の旅人よ。 超える者は、何と我らに告げて いるのでしょう。 いつ、我ら火星先住民に、 豊穣の地をくださるのでしょうか。 老人は涙を流した。 グレートワイズマン、教えてください。 1000年先でもよいのです。 約束があれば。 超える者の声を我ら、 第6世界の民に教えてください。 希望がそこにあることを教えてください。 選択肢(超える者は約束するだろうと、告げる/本当に怖いと思って走り去る) (超える者は約束するだろうと、告げる) 超える者は、約束した。 いつか、あなた達に豊穣の地を。 あなたがそう告げると、 老人は嬉しそうに笑った。 長い原住民の言葉で礼を述べられ、 頭を下げられる。 あなたは、なにも言わずに背を見せて その場を立ち去った。 (本当に怖いと思って走り去る) あなたは、恐怖のあまり、 老人を振り払って逃げた。 老人は、短く叫び声をあげると、 地面を叩きながら泣いている。 ***停戦のお祭り 一方その頃&aname(停戦のお祭り) 街は、停戦を祝って お祭り騒ぎになっていた。 誰も彼もが浮かれている。 誰かがあなたの手を取って、 踊りの輪の中に押し込んだ。 群衆の声/ 喜んでくれ。 今日は、最低接触戦争が終わって以来の 楽しい日さ。 踊りの輪の中で、知った人間を見つけた。 [[アイアン]]・ソブリンだ。 アイアン/ 君も、巻き込まれたか? まあ、今日はダンディを諦めるんだな。 アイアンソブリンは、 娘と同じくらいの歳頃の子と踊っている。 アイアン/ そう言えば、ヤガミもいたが、 逢わなかったか? さては、どこかの美女としけこんだか…。 アイアン/ 問題は平和になったかどうかではない。 平和が持続するかどうかだ。 とか言っていたが…あのむっつり助平め。 選択肢(助平はアンタでしょうが/照れ隠しだよ/真面目にそう言ってると思うけど) (助平はアンタでしょうが) アイアン・ソブリンは、真顔で言った。 アイアン/ 人間は、みんなそうだ。 装っている通りに皆が助平じゃなかったら、 宇宙に進出する前に人類は滅んでいる。 アイアン/ イルカはどうか知らないが。 アイアン/ もっとも、俺は違うがな。 今日の俺は、子供たちの相手をするよ。 アイアン/ 父親役を随分してないから、 ストレスが溜まっているんだ。 アイアン・ソブリンは、片目をつぶると、 汚い子供たちを肩車しながら離れていった。 どうも、子供たちに人気があるらしい。 (照れ隠しだよ) アイアン/ 俺の言葉もな。 アイアン・ソブリンは、片目をつぶると、 汚い子供たちを肩車しながら離れていった。 どうも、子供たちに人気があるらしい。 (真面目にそう言ってると思うけど) アイアン/ 心配性は嫌われる。 特にリーダーならな。 奴にもそれくらい、学んでほしいがね。 アイアン・ソブリンは、片目をつぶると、 汚い子供たちを肩車しながら離れていった。 どうも、子供たちに人気があるらしい。 ***S・TAGAMIの探し物 一方その頃&aname(S・TAGAMIの探し物) 街を歩いていると、 [[TAGAMI]]の姿を見つけた。 …どうやら、探し物をしているようだ。 どうしますか?(声をかける/そっとしておく) (声をかける) あなたが声をかける前に 彼女はこちらを見た。 TAGAMI/ (私に何か、用ですか?) 彼女は、口を動かさずに思いを伝えて来た。 (そっとしておく) あなたは、TAGAMIを そっとしておくことにして その場を離れた。 なんと答えますか?(何を探してるんですか/いや、ただなんとなく/寂しそうだなと思って) (何を探してるんですか) 彼女は寂しそうに微笑むと、 思いを伝えてきた。 TAGAMI/ (夫を捜しています。 …未来の守り手を。) そして彼女はまた探し始めた。 あなたは、その場を離れた。 (いや、ただなんとなく) TAGAMI/ (あなたは、ただ何となく居る人ではない。 あなたは、観光のためにこの世界に 来たわけじゃない。) TAGAMI/ (それは、あなたの背にある[[OVERS]]が見える。 OVERSが共にあるということは、 世界の危機があるということ。) TAGAMI/ (それと一緒にあなたが現れたということは、 あなたが戦うということです。 あなたは戦いのために現れる。) TAGAMI/ (私を見るのではなく、世界を見なさい。 そしてあなたの敵を狩りなさい。) TAGAMI/ (また世界に覆う暗雲を絶つためだけに、 あなたは世界を超えて第6世界に 降りてきたのでしょう?) TAGAMI/ (OVERSがいるということは、 そういうこと。) TAGAMI/ (それは、世界が全てをなくすときに それを阻止する存在が身につける。) そして、彼女はまた探し始めた。 もうあなたに興味はないらしい。 あなたは、その場を離れた。 (寂しそうだなと思って) TAGAMI/ (寂しくは、ありません。 世の中には、永遠に変わらないものもある。) TAGAMI/ (それは未来の価値と、未来の守り手の思い。 私の夫は未来の守り手。) そして、彼女はまた探し始めた。 飽きることもなく、いつもの通りに。 あなたはその場を離れた。 ***選挙前 一方その頃&aname(選挙前) 待ちは選挙前ということで 少々ざわついているようだ。 市民集会もあちこちでおきているらしい。 何を警戒してか、 火星警察軍の兵士が見回りしている。 この調子では、どうやら(政治姿勢)の(政党名)が 優勢らしい…。 ※政治姿勢 革命派、保守本流 等 ※政党名 火星解放戦線、TDF 等 ***黒服(フットワーカー)の監視襲撃 &aname(黒服の監視襲撃) OVERS・OVERS・OVERS・OVERS OVERS・OVERS・OVERS・OVERS OVERS・OVERS・OVERS・OVERS ーthis Omnipotent Vicarious Enlist a Recruit Silent Systemー OVERS・OVERS・OVERS・OVERS OVERS・OVERS・OVERS・OVERS OVERS・OVERS・OVERS・OVERS 私の名前はOVERS・SYSTEM。 七つの世界で唯一希望を与えられたプログラム。 私は、プレイヤーに警告を表示します。 現在、我々は高レベルの監視を 受けている可能性があります。 複数の接触が観測されています。 一方その頃 先ほどから、 監視されているということか…? どうしますか? 選択肢(相手が誰か、確認してみる/撒くように努力する/船に帰る) (相手が誰か、確認する) あなたは、気付かれないように監視者を見た。 そして、すぐに見つかった。 示威してわざと目立つようにしているのか、 相手は黒服を着ている。 (撒くように努力する) あなたは、 監視から逃れるために努力を開始した。 OVERS・OVERS・OVERS・OVERS OVERS・OVERS・OVERS・OVERS OVERS・OVERS・OVERS・OVERS ー監視を外すための支援を行います。ー ー支援を開始しました。 現在7名が、操作された 治安BALLSによって捕縛中。 2名が自動清掃車に巻き込まれました。 現在最期の1人を信号操作で引き離し中です。 ………。 終了しましたー OVERS・OVERS・OVERS・OVERS OVERS・OVERS・OVERS・OVERS OVERS・OVERS・OVERS・OVERS あなたは監視を逃れて、 街の中を歩くことを再開した。 (船に帰る) あなたは、船に帰った。 どうやら、監視者に船の位置を教えて しまったようだ…。 ***街の大人物の接触 一方その頃&aname(街の大人物の接触) 声をかけられて振り向くと、 ヤガミが立っていた。 どうやら彼も上陸していたらしい。 暇そうだな…、一緒についてくるか? (ヤガミについていく/遠慮する) (遠慮する) ヤガミ/ なるほど、じゃあ、楽しんでください。 ヤガミは、一人歩いていった。 いや、数名の護衛がついているみたいだな…。 一体なんだろう? (ヤガミについていく) ヤガミと二人でしばらく歩くと、 彼は何気なく都市船の政庁に向かって 歩き始めた。 ありがとう。 実に自然体だった。 警察軍だって、二人の関係は 怪しまないだろう。 (がんばれよ/そっちは政庁だぞ) (がんばれよ) 言われなくても。 それが、仕事ですから。 趣味は他世界の覗きですけどね。 (そっちは政庁だぞ) これから仕事だ。 また船であおう。 ヤガミはそう言うと歩き出した。 立ち止まって、振り返る。 そうだ、昔、逢う約束をしていましたね。 (サッカー場か?/そうね/は?) (サッカー場か?) ヤガミは、嬉しそうに笑った。 そう、覚えているならいいんです。 そして彼は、今度こそ背を見せて歩き始めた。 (そうね) あの頃は、お互い若かった。 今は、どうでしょうね。 僕たちは、古い友人達に顔向け出来るかな。 こちらをじっと見詰めたあと、 彼は、今度こそ背を見せて歩き始めた。 (は?) ヤガミは、笑った。 別れの挨拶くらい、 洒落たの言えた方がいいと思いますよ。 そして彼は、今度こそ背を見せて歩き始めた。 ***セプテントリオンの援助 一方その頃&aname(セプテントリオンの援助) 黒衣の女性は、どこからともなく現れて あなたの隣に立つと、あなたに微笑んだ。 黒衣の女性/ …いい、…天気ですね。 (火星に空はありませんよ/??)※どちらも同じ 黒衣の女性は、優しく笑うと、 あなたのほうを向いて口を開いた。 黒衣の女性/ アリアンに…伝えなさい。 我々は援助すると…。 黒衣の女性/ 機材は…、もうそろそろ… そちらの船に届くでしょう。 黒衣の女性/ それと…、それにしても、 我々に援助を頼むなど、豪胆な人と、 …伝えてください。 黒衣の女性/ …この声も、聞こえているかも 知れないけれど。 黒衣の女性は、 それだけ言って背を向けると、 そのまま歩いていった。 ***セラの接触と捕縛 一方その頃&aname(セラの接触と捕縛) 火星政府は民衆を救おうと 無駄な努力をしている。 地球のNGOと協力して 街頭の支援活動を行っている。 そんな中、知った顔が混じっているのに 気付いた。 セラだ。 セラは汗をかき、一生懸命謝りながら人々への 支援活動をしている。 セラ/ 地球は悪くないのよ。 ただ、気がつかないだけなの・・・ごめんね。 みんな、ごめん・・・・・。 あなたは、 黙ってその場を離れることにした。 ***アンナとアキの再会 一方その頃&aname(アンナとアキの再会) アキリーズ・ポーランドウッド/ ………。 アンナ・グレース/ ええと、アレ、アレ、そう。 アキ!! アキリーズ・ポーランド・ウッドじゃない! アキリーズ・ポーランドウッド/ 相変わらず、物覚え悪いじゃないか。 書記長。 アンナ・グレース/ その呼び方、懐かしいわ。 …まだ、海賊をやっているの? アキリーズ・ポーランドウッド/ 火星独立軍だ。 そっちも相変わらず、 テレビでキンキン声で喋ってるじゃないか。 アンナ・グレース/ んまっ、なんて言い方。 私の方が8つも年上なのに。 アキリーズ・ポーランドウッド/ 8つも年下と付き合ってたのは、 そっちだろ! …もういい、見逃してやる、あっちいけ。 アンナ・グレース/ …暴力に暴力で対抗しても、傷口が広がるだけよ。 相手は[[異星人]]じゃないのよ。 同じ太陽系知類なの。 アンナ・グレース/ 同じ太陽系知類が傷つくだけなのよ。 アキリーズ・ポーランドウッド/ それで裏切ったのか、俺達を。 アンナ・グレース/ 違う。 アレは…アレは。 アキリーズ・ポーランドウッド/ はっ、また忘れたのかい? アンタらしいや。 なんでもかんでも忘れる。 アキリーズ・ポーランドウッド/ だが、俺は忘れない。 地球軍がやったことを! 奴等がお前にしたことも! アンナ・グレース/ ………。 アンナ・グレース/ 私のせいで、殺し合いをしないで! 傷つかないでよ! アキリーズ・ポーランドウッド/ うるせえ!! 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