奇獣保護連盟所属民間警備会社:オフィキス

奇獣保護連盟所属民間警備会社:オフィキス


  • 位置:ヌーフ興業区水産管理施設隣接部
  • 構成人数:12名
  • 概要:
創始者フールが立ち上げ、有権者へと譲り代々繁栄を続けている「フール財団」が設立した「奇獣保護連盟」・・・が運営する子会社の一つ。
連盟幹部の立案を切っ掛けに、リンガルスが代表として設立が為される。
奇獣保護連盟とは、無害奇獣の家畜化・保護区域の確立・人類との共生化が実現された対象を保護する事を目的に活動を行っている組織であり、間接的に技術発展に貢献している。
研究部門も存在しており、奇獣の素材活用・保存的マナ変換技術の確立等の研究に日々励んでいる。
そんな彼らの戦力は元々、外部の傭兵組織や民間軍事組織に要請していたが「大戦」による全世界的戦力不足に伴い、私兵団の設立を決断した経緯がある。
基本的に連盟の要人警護・奇獣防衛・外部組織の牽制・潜入任務と多岐に渡る。
「大戦」経験者は勿論、様々な意味で有名人となった者達が集っている事から騎士四課よりも恐れられている部隊。

リンガルス・ピサロ
性別:男
年齢:49
身長:179㎝
好きなもの:夜釣り、お酒
嫌いなもの:厄介事
種族:ヒューマー
出身:旧エルジナ共和国
所属:オフィキス-代表
グリア・カベル:指輪型
一人称:私
二人称:君

「ほら、お仕事の時間なので私語は厳禁。ちゃちゃっとやっちゃいないさい。」
「さて今度の釣り相手は・・・あっちゃーあの人か、こりゃ良い酒を持って行かないとねぇ。」

元・公安4課のトップ
大戦の後、様々な規則違反を起こした事で責任追及を受ける前に辞任という経緯を持つ。
管理局の隠された不祥事問題を認知しており、それらを地雷原として抱え持った状態で様々な交渉を行うキレ者。通称「交渉屋」
無害奇獣の特性に注目した「奇獣保護連盟」の幹部に勧誘を受け、警備会社を設立する。
しかし無害奇獣を狙う有害奇獣の対策として戦闘手段を行使する為、少数精鋭であるが機動部隊を保持させる事を判断した。
普段は能天気な性格で暇があれば水産管理施設に設置されている都市端部にて釣りをしている。非番前には部下を誘って夜釣りをする事が多い。
家族持ちであるが、事実上の別居状態であり一人娘は管理局住民課(通称:お役所仕事)に務めているが哀しい程に疎遠状態。
娘は普段は愛想良いが、リンガルスの前になるとツンしか無くなる。彼自身が率先して動く事は少ないが、部下の判断を尊重し判断させる事を優先させる。
人任せと思われるが、このスタイルでアセナなどの優秀な人材を育て上げた経歴を持つ。
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【物理強度】標準
【機動力】標準
【生理的耐性】標準
【戦術判断】卓越
【マナトニクス適性】標準
既往歴:胸部銃創(手術にて完治)
公安四課にて起こした規則違反は数知れず、代表的な物として「少人数による人命軍奇獣管理施設爆破事案」が挙げられる。
ロウテツの主要メンバーと共に敵の本拠地に潜り込むという大胆不敵な作戦を起こし、勿論連邦軍や管理局上層部はこれを断固として却下していた。
それで尚命令に背き、結果としては奇獣達の脱走に成功し管理施設壊滅へと導く事に成功させた。
その後、兵士達を非常に危険な状況へ赴かせた事で責任追及を問われアッサリと退職してしまった。
どうやら彼は既に管理局を見限っていたらしく、全くもって未練が無かったとの事。
ロウテツのメンバー達とは今も交流しており、夜釣りで隣に座っている者は大抵歴戦の老兵だったりする。



性別:男性
年齢:不詳(百年以上)
身長:179㎝
好きなもの:香辛料の含んだ料理、カカオ菓子、子供
嫌いなもの:侵略者、破滅
種族:スコルピス・ウルグス
出身:来訪区
所属:オフィキス-業務管理本部長
グリア・カベル:指輪型
一人称:吾輩
二人称:貴方

「神は死しても黄泉へと還る・・・吾輩らの所業を常に知っているのだよ。」
「若人達よ!吾輩特性のカレーが出来だぞ!お代わりは自由ぞ!」

人物:
同じ亜種からも忌み嫌われている「鋏角の民」の一人。
忌避される理由としては「長命種」にカテゴリされるウルグスであり、潜在能力も計り知れない人物。それ故か幾度無く来訪区側の神格獣と衝突した過去がある。
その経緯もあり彼はスコルピスの数少ない生き残りとされ、「神喰らい」を幾度無く行った事もあり神格化に近い現象が体内で生じている。
確認されているスコルピスは彼一人であり、一時期は彼の死亡説が流れていた程行方を晦ましていた。大陸渡りした後は倭ノ國に移り住み、オウス領の村民に差別を受けることなく受け入れられていた。しかし勢力争いを行っていた神格獣同士の闘争に巻き込まれ村民達の領地は壊滅する。この事から神格獣に強い憎しみを抱く様になった。
以前より交流を深めていた事もあり、戦闘を好まぬ奇獣や神格獣達に対しては親密的な想いを持つが、闘争心の強い神格獣に対し殺意を剥き出しにする事がある。
自らが主神と伝えられていた治療鋏神「パヌドゥラ・インフェルダ」を探す為、各地を転々としていた頃、ハビル領の豪雪地帯で倒れているイズナを保護し民宿で暫く介抱した経緯から彼女に付き従われている。
「吾輩」と呼称し、大げさな口調が特徴的だが一度スイッチが入ると憎悪混じりの口調に豹変する。
現在は自らの本名を隠し、「蠍」と自称している。一度は箱街に住み着いて用心棒を生業としたり「蘭方薬」の調合・販売等をしていた。
大戦が生じた際に、以前より奇獣素材の悪用・レガトゥス兵の運用などの所業に憤慨していた事から傭兵として参加した経緯を持つ。
その事からロウテツの一人として名の知れた存在となっていた。この経緯より箱街で療養中にリンガルスより勧誘を受け警備会社設立時に本部長として就任される。
カカオが大好物で仲間にはカカオ料理やチョコを使ったお菓子を披露する事が多く、彼を慕う者は少なくない。
奇獣保護を目的とした企業に従事し、自らが喰らった主神の悲願を達成するがため弱き生命を保護する役目を担っている。
イズナの事は「我が子」と称し、寵愛している。

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【物理強度】超越
【機動力】高度
【生理的耐性】頑強
【戦術判断】卓越
【マナトニクス適性】上位奇獣級
【神格影響度】神格化
既往歴:不明
「鋏角の民」とは、亜種の中でも古代民族に属する人物でいずれも来訪区側の神格獣に使役・崇拝している者達が占めている。
その殆どは寿命や戦闘において死した神格獣達の器として消費され徐々に数も減り、ある日を境に彼らも神格獣に反旗を翻し滅んでいったという。
中でも「鋏角の民」は一個体が強大なマナを保有しており、予測では彼一人だけと考えられている。その事から、彼の保有している力は計り知れないと思われる。
長きに渡り神格獣同士の勢力争い、望まぬ運命に翻弄され死と再生と見てきた彼は人類にとって救済となるか脅威となるかは・・・彼の今ある環境に左右されるかもしれない。
戦いとなればその身に甲殻を纏わせ、原型を失うほどの悍ましい姿へと変貌する。

「サソリを怒らせてはならない。侵略者を悉く滅ぼしてきたから。

 サソリを傷つけてはならない。ガラスの様に壊れやすいから。

 サソリを遠ざけてはならない。孤独に慟哭し飢えているから。

 サソリを裏切ってはならない。衝動に駆られ自らを失うから。

 サソリを愛してはならない。喪失を恐れ自らを傷つけてしまうから。

 サソリを畏怖してはならない。神を喰った事を後悔しているから。」



エールプティオ
性別:男
年齢:不詳
身長:195㎝
好きなもの:血縁関係であるホムンクルス
嫌いなもの:オリジナル
種族:スクリトゥム
出身:機装都市ヴァレンシア
所属:オフィキス-事務局員
グリア・カベル:背骨型
一人称:私
二人称:貴方

「ディニティコス・・・いえ、ホムンクルスでしたね。今は・・・会う気がありませんよ。私を忌み嫌っているでしょうから。」
「リン代表、書類の誤字脱字が目立ちますよ。イズナを見習ってください。」

人物:
コラプサーの複数人格体の一部で合理主義でありながら、非常に温厚な心の持ち主。
人命軍に所属し大戦後、残党達と共に機人解放機構【SLT】に流れ着きマディス連邦軍事庁のクーデターを共謀していた過去を持つ。
何処にも所属していなかったホムンクルスと対立し、最終的にSLTに大打撃を与え無力化に及んだ経緯から改心。自ら軍事庁に自首するも管制一課重役とリンガルスの強引な勧誘を受け現在に至る。
「特別枠」という立場から、外出の際には管理局総務五課の申請所にて許可を出さねばならず時折イズナが申請してくれる。
事務局員であるが、非常時には戦闘要員として駆り出される事が多く奇獣戦にも対応出来る。
兵役補充の為、人工的に造られたホムンクルスの遺伝子元であり血縁的には親子関係とも言える。お互い干渉しない事を約束しており、一方のエールプティオは時折人づてでホムンクルスの近況を聞く事が多い。

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‣「変形式弓剣:シユウ」
アニムスを鏃に充填し、弾丸に劣らぬ破壊力を繰り出す人命軍時代の愛用武器。
奇獣をも切り裂く咒剣、または盾をも貫く弓となり対象を屠る怪物。
扱いは非常に難しく、また状況的非効率な弓に対し周囲は受け入れがたいものがあった。
弓を使用するのは人格汚染前の自分が狩猟を得意としていた名残だと語る。
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【物理強度】高度
【機動力】高度
【生理的耐性】高度
【戦術判断】卓越
【機体受容度】良好
【マナトニクス適性】リアクター制御下にて良好
【採用義体】S-38式V53
既往歴:人格汚染症候群(複製生誕者に生じる疾患で、オリジナルとは掛け離れた性格・思考・精神など様々な要因がギャップとなり、アイデンティティ喪失の危機を無意識に汲み取ってしまう。これが増悪すると精神症状が増悪する事がある。)
エールプティオという名はコラプサーの一端である証として、襲名された者である。
コラプサーより「お好きに過ごしなさい」と告げられ以来彼は自らの行動理念を失い流れるままに動いていた。いずれ主の器となる日を待ち続ける日と考えていたが、ホムンクルスと出会う事で彼を救いたい想いが募る様になった。
それこそ彼の行動目的となったらしく、ヴァニタスとはまた違う生き甲斐を見つけている様だ。

もしコラプサーが再度現れた時、彼はどう動くのか。
これは誰も解らない事だ。


キョウカ・ミナヅキ(水無月"白砂"杏華)
性別:女性
年齢:27歳
種族:ヒューマー
身長:173cm
体重:57kg
好きなもの:色恋沙汰、苦くない薬
嫌いなもの:呪い
出身:倭ノ国 ヤギト領
所属:事務局員-保護区域調査及び連絡番
グリア・カベル:指輪型
一人称:うち
二人称:○○ちゃん

「あーあ、そないに働けへんって言うたら事務仕事やなんて困ったなぁ・・・これも立派な労働どす。」
「イズナはん?うちと一緒に遊びまひょ?美味しいお菓子もあるさかいね」

概要:
ヤソカミノ大陸出身。倭ノ国における都訛りのふわふわした喋り方をする女侍。
好きな物は博打と辛い物。嫌いな物は酒と甘い物。
役職に就いてはいるが、その勤めを果たしているかと問われれば疑問に思う。
普段皆が目にする姿と言えば、ソファにだらしなく寝転がっていたり、賭場へ入り浸っていったりするろくでもないものだ。
博打は下手の横好きで、いつも負けが込んでは頬を膨らませて帰って来る。
誰彼構わずちゃん付けで呼び、自身の事もキョウカちゃんと呼ぶよう要求する。
大人びた喋り方や容姿とは裏腹に子供じみた振る舞いをする事がままあり、周りからは27歳児などとも言われている。
切れ長でアメジストの様な澄んだ瞳と、艶の良い銀にも見える切り揃えられた白髪、恵まれたプロポーションと、見ているだけなら儚げな倭美人である。
怠ける事に対してはとても要領が良い事から、頭は切れるのだろうが良い方向に活かされている事は少ない。
ダウナー気質でミステリアスな雰囲気を纏っており、現在までの経緯は謎に包まれている。
倭ノ国の妖力とは異なる機構「呪い」に関するエキスパートであり、在学中に提出した論文は高く評価されている。
誠実とはかけ離れた振る舞いであり、アストライアの受付嬢フィオーラとは水と油なため、本気で嫌われている。
槍の腕前では非凡なフィオーラをも軽くあしらう程の実力者。ただし本人曰く、持病により二時間しか働けないのだそうだ。
ロウテツ時代の旧友であるジュリアの誘いで現組織に従事している。書類関係は全てエールプティオに任せている様子。

G.D:1769 生誕。小さな古物商の一人娘として生まれる。
G.D:1782 学業の傍ら、両親の手伝いで店先へ立つ様になり、"匣"の存在を知った父が、その収集・管理を始める。
G.D:1783 妖力・マナ理論からなる"呪い"というメカニズムを学び、安全な管理方法についてを当初の研究機関へ提出する。
G.D:1785 剣術道場で知り合った男性と交際。同年にヤソノとのコネクションが生まれ、商家として大成する。
G.D:1786 店で取り扱っていたものと同じ形をした"匣"が発見される。この事件は度々起こり、徐々に客足が離れてゆく。
G.D:1788 母が自宅で首を吊り自殺。父が倒れて長く病床に臥すも遺書を残して服毒自殺。
G.D:1789 一連の事件における黒幕により瀕死の重傷を負うも生還。ヤソノの前代表取締役によって旧エルジナ共和国で保護される。
G.D:1790 機装都市ヴァレンシアにおけるクーデターへ匣が悪用されている事を知り、国籍を持たない傭兵として大戦へ参加。
G.D:1793 匣事件に端を発する持病が悪化し、ヴィクサー化手術も提案されるがこれを拒否。
G.D:1796 過去に提出した「環境保全における"呪い"の影響とその利用方法・リスクについて」の論文が目に留まり、環境均化団体へ勧誘されるも拒否。同年、ジュリアより人手不足だと語られ何を思ったのか就任され今に至る。
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【物理強度】低度
【機動力】高度
【生理的耐性】低度
【戦術判断】優秀
【マナトニクス適性】高度
既往歴:アニムス要因性腎不全(別名:呪い侵食症候群)、アニムス依存症(医療系アニムスによる持続的臓器浄化による副作用)
【Dr,ラクタムによる提言】
倭ノ國で一躍有名になった「呪い」を知っているかい?匣に秘めたる悍ましいアニムス作用の総称らしい。こいつは秘術や咒術とは違うベクトルでやばい奴ってのは照明されている。
何せその論文を出したのが、呪い侵食症候群を患っているキョウカだもんな。
己が患っているからこそ、そのリスクや危険回避しながら利用する方法だって確立させる事が出来たんだ。決して俺は凄いとは思わねえ。
あまりにも気の毒だからよ。コイツに呪われちまったんだ、キョウカは。
幾ら俺が半機人化を勧めても断りやがった。ヴィクサーになればマナ適性も低迷化するが呪いの影響も激減する。何より人工腎臓だって活用できんだ。メリットの方が強い。
それでも尚コイツは拒みやがった、どんなに詰め寄っても見事に避けやがって。思い出すだけで腹が立つ。
「闇無院」・・・コイツと決着を着けない限り、自らを苦しめるんだろうさ。
尤も、そんな身体じゃ簡単に死んじまうってのに。


イズナ
性別:女
年齢:13歳
身長:148㎝
好きなもの:蠍様、お昼寝
嫌いなもの:いつも苛めてくるレッドホーク、お腹が空いた時のシラフカ
種族:ルトラ・ウルグス
出身:来訪区
所属:オフィキス-お茶係
グリア・カベル:腕輪型
一人称:イズちん
二人称:○○さん、○○ちゃん

「蠍様~!お荷物運びますよ~!」
「イズちんはこの警備会社の立派な社員だぞ!一番美味しくお茶が作れるんだ~。」

人物:
警備会社の癒し枠兼お茶運びと買い出し担当。
割と砕けた性格をしており、常に楽しい事に視野を向ける事に専念している活発な少女。
小さな獣耳に肉厚な長い尻尾が特徴的で、面倒な時は尻尾で荷を持つ事がある。
山岳地帯の人里で一族達とひっそりと暮らしていたが、神馬台国の亜種差別派に故郷を追われ散り散りとなる。単身放浪してる中、吹雪に見舞われ力尽きかけた所を蠍に救われ保護下となり、以来彼を「蠍様」と呼び付き従っている。
酷く献身的であり、蠍の為なら自らの命は惜しくないと考える程。いつか一族と会いたい気持ちはあったが、密かに蠍が調査していた。その際に一族はほぼ壊滅した事を蠍は機密にしている。
職員達の強い要望から学院区へ通う事となり、同学年であるイサネと同じクラスである事もあり大の仲良し。
他の亜種とは違い、倭ノ國の山神に庇護され過ごしてきた一族であった事から神格獣に対し崇拝に近い感情を持っている。

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【物理強度】標準
【機動力】高度
【生理的耐性】標準
【戦術判断】皆無
【マナトニクス適性】高度
【神格影響度】やや高度
既往歴:右耳裂傷(亜種差別派襲撃時)
彼女は自らの一族が壊滅状態である事は知っている。蠍が彼女に明かさぬ事さえも承知しており、彼の優しさに感謝している。
だから決して言う事は無い。今ある幸せを噛み締めているから。

もし、神格獣の器となった際には・・・蠍が終わらせてくれる事を幸福と感じる程に。



レッドホーク
性別:男性人格
年齢:製造より1年経過
身長:平均的な鷹サイズ
好きなもの:イズナ弄り
嫌いなもの:仲間に心無い言葉を発する人型害物
種族:デュナミス
出身:ヌーフ支部タカアマラ工業
所属:オフィキス-支援機
機体:大鷹型
一人称:拙僧
二人称:お主

「拙僧・・・尻と胸のデカイ女が崇拝対象也・・・。」
「破ァ!?ボンキュッボンでないキュッキュッキュな女子?例え神の如き御身さえも我にとって眼中に非ず!!!!」
「この組織は如何に素晴らしき崇拝個体のオアシスか・・・イズナ?マスコットに期待はせぬ。」

人物:
奇獣の偵察、周囲索敵などをドローン機より超高性能に稼働する事が可能な大鷹型デュナミス。
元々は初代デュナミス群である通称「電海基地デュナミス」の一部だった分離体であり、外の世界を知りたいが為に自らの願望であった「飛行生物」である鷹の姿を選んだ。
内部構造は自らが設計したらしく、タカアマラ工業デュナミス専門技術者でないとメンテナンスは不可能らしい。
自らを「拙僧」などと堅苦しい口調を好んで話すが、これは人型素体で過ごしていた頃の旧友を真似ており冷静さが欠けると少し荒い口調になる。
神機群雄「オボロ」に付き従っていたが、前線に立つ事が無くなった事で彼推薦で警備会社へ配属された。
性癖が歪んでおり、理想的な豊満女性に目が無く該当しない場合は態度が一変する。イズナの事は気まぐれに弄って楽しんでるが、彼女が外部に苛められていると親の仇の如くブチ切れる。
口数は少ないが任務時には的確な作戦指南を行う事ができ、軍師の様な立ち位置になる事も。

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【物理強度】ドローン並
【機動力】高度
【生理的耐性】高度
【戦術判断】卓越
【素体受容度】高度
既往歴:無し
数々の人類発展に貢献した電海基地デュナミスは、奇獣対策や医療技術などあらゆる生存手段の確立に貢献した救世主でもあった。
しかし、ある日から母なるデュナミスは「神格獣は全てを知っている。全てを殺さねばならない。」と提言した。

政王や共存派神格獣達は、彼女を封印した。
唯一分離して決裂したレッドホークは何も知らない。
彼は知りたくなくて分離したのではないだろうか。


マーゲリック・ゴルドー
性別:男
年齢:41
種族:ヒューマー
身長:187㎝
好きなもの:焚火で焙った肉、訓練
嫌いなもの:奴隷制度、貴族連中
出身:タスカラーラ大陸南米地方アラム村
所属:オフィキス-機動部隊隊長
グリア・カベル:背骨型
一人称:俺
二人称:お前さん

「おはよーさん、揃ってんなら朝礼始めっか。あ~飯は食いながらで良いぞ。」
「おいおい、そんなんじゃ奇獣狙ってくる連中を追い払えねえぜ?もういっぺん構えな!」

人物:
生まれは南米であるが、幼少期に人身売買から機装都市ヴァレンシアに流れ着いた経緯を持つ兵士。
富裕層の気まぐれで捨てられるも、一般市民の家族に拾われ新たな名前も貰っている。
ヴァレンシア所属の兵士として家族を養っていたが皇族・皇室関連者達が相次いで暗殺された際には黒幕を特定し、当時傭兵だったザッカードと結託しレジスタンスを設立。この当時から「三本指」の一人として名を馳せた。
総隊長の片腕として部隊を統率し、傷つきながらも組織の壊滅を幾度無く防いでいった。
身内をヌーフに住まわせた後、安全な仕事を行おうと思っていた事もありリンガルスの誘いから警備会社へ就任される。
豪快な性格で、冗談好きで陽気な発言をいつもしているが戦闘時には人が変わったかのように冷徹な一面を見せる。
ショットガンを片手で撃ち放ち、マナ充填式強化ナックルと機械短刀を駆使して白兵戦を繰り広げる。
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‣アニムス充填式ショットガン「ガーベラ」
タカアマラ工業で開発されたオーダーメイドを経て量産化が為された対奇獣銃器。
至近距離で撃つ際には形を残さぬ程の破壊力を示す。
通常、両手持ちでも反動が非常に強く、訓練を充分に行った兵士でも難しいが当の本人は片手で撃っている。
由来は娘の名前から。

‣アニムス充填式強化ナックル「スカルブレイク」
イロハの所持しているナックルの量産型武器。
ブレード展開する事は無いが、純粋な破壊力は負け劣らず白兵戦では地獄絵図を作り出す。

‣高出力ブレード「奇獣裂き」
ヴトの所持している奇獣砕きと同じメカニズムを持った蒸気炉付きの短刀。
超高熱耐久ブレードをマナ変換を利用して殺傷力に貢献する事に成功した代物。
勿論、ヤソノが開発した浪漫武器で扱いに難があり普段は普通のブレードとして活用している。
隊長就任祝いで贈呈された為、断り辛かったらしい。
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【物理強度】高度
【機動力】高度
【生理的耐性】高度
【戦術判断】標準
【マナトニクス適性】標準
既往歴:外傷(多岐に渡る為省略)
「守護世代」の一人であり、彼が居なかったら殉死した者はもっと多かったのでは、と語られる程の人物である。
最前線に立ちながら、外傷はあろうとヴィクサー化する程の致命傷は受けずに生きてきた。
彼は戦闘能力だけでなく、生存能力が非常に高い。
彼の半生は壮絶だ、少年時代は奴隷生活で潰えてしまった。お人好しな家族に救われ、傭兵として荒稼ぎしながら悪政を指南する富裕層達を失脚する事に成功し、有り金の殆どは育ての親に渡してしまった。
無償の愛を受けた彼は一抹の復讐を終えると堕ちる事は無かった。不屈という言葉の似合う、敵に回したくない豪傑が生まれたのだ。

また彼は交渉力が恐ろしく、外部と関わるなら彼を出しておけば大抵解決する。
大抵彼に借りがあるからだ。


トリシャ・ルネ・オランド
性別:女性
年齢:28
身長:159㎝
好きなもの:計算、合理的なもの、イズナとキョウカの作る甘味、シラフカに算術を教える事、マーゲリックとの戦闘訓練
嫌いなもの:嘘、真実を歪める行為、幽霊
種族:ヒューマー
出身:旧エルジナ共和国
所属:オフィキス-機動部隊副隊長
グリア・カペル:背骨型
一人称:私
二人称:貴方

「全ての事象は殆どが数に置き換えられますから。貴方への好感が100のうち3だと言い切れる程に」
「数字は好きですよ。嘘がありませんから」
「私という人間は理外というものを好みますから。数字に表せない事をどうして嫌いと言えますか」

人物:
元・マディス連邦軍事庁対奇獣課→ヌーフ管理局公安四課を経てオフィキスに就任したマーゲリックの片腕。
ダウナー気味で感情の起伏が薄く、いつもダレた様な感じで振る舞い、足を組んで頬杖をついている様がよく似合う。
極度の面倒くさがり屋もとい合理主義で、自室の鍵が壊れた時は扉を壊すより翌日に修理させるのが最も早いという考えから、部屋の前の廊下に寝たりなどもする筋金入り。
歯に衣着せない物言いであちこちに嫌な顔をさせる正直者。童顔で低身長なため、若年と見られる事が多く上層からの評判はとても悪い。
それが災いとなり軍事庁ではとある奇獣戦の最中、上官と衝突した事を切っ掛けに左遷を受け辞任している。
数字は嘘を吐かないというのが彼女の強い信念であり、それ故に改竄など、パズルを根底から覆す様な事に対して強い嫌悪感を抱く。
類い希な算術眼を持ち、奇獣の動向・仕草・攻撃手段からおおよその弱点を特定できるほど。
彼女の言う「戦すなわち数」という言葉は、事象が起こる時に考え得る全ての数字の事である。
また凄まじい程の不運持ちで、命に係わる程で無いが地味に悲惨な目に合う事が多く怪我の絶えない事が殆ど。
他にも買ったばかりのアクセサリーが壊れたり、外出をしたら土砂降りの雨に降られたり、好物のベーグルサンドを鳥に攫われたりと枚挙に暇が無い。
また、不運は狙って起こせるものではなく、読めない面白さがあるとして当然の様に受け入れている肝の据わった人間である。
公安四課に所属していた頃、当時勢揃いだったアセナ率いる少数精鋭のエージェント達で「戦争屋」と称され大戦の時は大いに活躍した。
リンガルスを非常に尊敬しており、軍事庁を辞任後に拾われた経緯から現職に落ち着いている。癖の強い自らの性格を受け入れてくれる仲間達を信頼しており、小さな喧嘩は絶えないが大切にしたいと考えている。

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‣アニムス充填式擲弾発射器「ジャン・バール」
爆破力をアニムスにより倍増させ、手持ち大砲と称される爆撃兵器。
あまりにも危険物である事から使用者は少なく、要求されるマナも凄まじい。
体内マナが比較的高い彼女でも使用弾数は限られており、牽制や大打撃を与える場面等に限って使用される。
量産化される事が叶わなかった武器で、アセナが使用していたがオフィキスへ転職が決まった際に餞別で譲り受けたらしい。

‣斬機刀「クリムゾン」
倭国開発機関ヤソノが開発した対兵器咒刀。騎士四課のマツバが持つ咒刀と比べ耐久性は劣るも、マナ効率の良いトリシャが扱う事で霊力の高い上位奇獣をも斬る事が可能。
使用者の力量に左右される武器で、今は行方不明扱いのカニス族「ダルート・リネンス」より譲り受けた過去がある。
彼とは軍事庁時代の先輩後輩の関係であり、嫌われ者だった彼女を何かと気に掛けてくれた人物だった。
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【物理強度】標準
【機動力】高度
【生理的耐性】標準
【戦術判断】卓越
【マナトニクス適性】優秀
既往歴:外傷(多岐に渡る為省略)
彼女の使用する武器はいずれも前線に立つ者が使う事を許される代物だらけだ。
素質を知れば特装三課、騎士四課など戦闘任務が殆どである彼らと立ち並ぶ方が似合う筈。
しかし彼女はそれを選ばなかった、理由は簡単だ。
背中を追いたい、そう強く思える上司を見つけたからだ。
リンガルスを見るも、覇気の無い無気力な振る舞いが目立つ壮年だ。
彼女が何故その様な男に着いて行こうと考えているか、全く分からない。
そんな彼女は今日もマーゲリックに訓練指南を頼み込む。
自らの戦闘力を高める事も、何か算出をしているのだろうか?


ドミニウス・オルギス
性別:男
年齢:36
身長:178㎝
好きなもの:燻製食品、それに合うお酒
嫌いなもの:無益な争い
種族:ヴィクサー
出身:旧エルジナ共和国
所属:オフィキス-機動部隊
グリア・カペル:背骨型
一人称:私
二人称:貴方

「燻製は大人の味ですからね・・・君達のお口に合うか。」
「何を言ってるんですか、私はまだまだ未熟です。未だに隊長から一本取れていませんし。」
「み、皆さん仲良くしませんか・・・。」

人物:
レジスタンス結成前は国防軍兵士としてアポストルス、レガトゥス討伐を担っていた歴戦の戦士。
イロハ、ジャガーノートと共に離反軍の襲撃を迎え討ち重傷を負った事を切っ掛けにヴィクサー化手術を受け、全身義体を施しているが本人至っての希望で内蔵部位は生体細胞を利用している。
手術後、懸命なリハビリを経て命の恩人でもあるマーゲリックに付き従う為にレジスタンスへ入隊し、共に勝利を掴み取った。
警備会社設立するまでは、休養を取りながら難民保護施設の管理を手伝っていた。その後はマーゲリックに着いて行くように警備会社へ就任。
非常に温厚な性格かつお人好しで、療養中はリハビリを兼ねて病棟スタッフの手伝いをする事もあったとか。
奇獣保護に伴う環境破壊問題の抑止、最小限のリスクでの資源確保、新たな文明の発展に貢献できるならと考えているが一番として「災厄の根源」を何としても潰したい一心も秘めている。
国防軍時代に護衛していた連邦重役の愛娘に猛烈な求婚を迫られて、頭を抱えている。
キョウカとは気が合う為か、非番時には食事に誘う事が多い。
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‣「レガトゥスキラー」
ナキが大戦時に開発したドミニウス専用「対レガトゥス兵討伐銃」であり、マリィーの所持する上位者穿チに劣るが対象のマナトニクスを低迷化させる特殊弾を放つ専用銃。
レガトゥス兵討伐の為、ナキが開発し量産化が実現化されたライフルをドミニウス専用にオーダーメイドを施した。
こちらも擬術干渉器が搭載されており、撃鉄を起こした際に特殊アニムスを銃弾へ搭載するメカニズムを持つ。
勿論この武器の構造もブラックボックスとなっている。
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【物理強度】高度
【機動力】高度
【生理的耐性】強靭
【戦術判断】標準
【機体受容度】良好
【マナトニクス適性】リアクター制御下にて良好
【外部機体受容度】良好
【ヴィクサー度】69.5%
【採用義体】L-MT4
既往歴:爆撃による半身損失
彼の評価は「地味」「縁の下の力持ち」「特攻兵達のバック役」と決して目立つ立ち位置では無い。
ロウテツ設立者ザッカード曰く、「コイツが居なかったら犠牲者はもっと多かった」と言う程。
自らの力量を理解しているからこそ、冷静を欠かさずに己に見合った戦術を選択し常に最適な判断を決断する。
予想外の事態に最適解の判断を示せる事が、彼が存命する一番の理由とされている。
彼が致命傷を受けたのは、民間人を庇ったが為に半身を損失させた事が原因だ。
それこそ彼の一番の弱点とされる。人を守る為ならば自らを盾にする事も、彼にとって最適な判断の一つなのだ。


ジュリア・エアドル
性別:女
年齢:23
種族:アリエス・デミス
好きなもの:貯金、ボーナス、特別報酬
嫌いなもの:無駄使い
出身:帝都ヴァレンシア
所属:オフィキス-機動部隊
グリア・カペル:腕輪型

「情報は護りにもなります。ですが憎き敵にとって不本意な情報は売り物です、ええ武器とも言います。秘部を苛める玩具になるんですよ、そんな汚い部位に手を出そうとする方々に私は高額で売ってあげるんです。」
「全く、喫煙者に厳しい時代になりました。嗜好品は依存性があるからこそ嗜好品ですからね、お陰で生活苦ですよ。」
「ルネちゃんは私の事をジュリちゃんと呼ぶんですよ、ちょっと嬉しいけど困りましたね。彼女が5歳上だなんて忘れちゃいますよ。私より若く見えますし。」

人物:
幼少期より天涯孤独だった為、各組織の情報を売って生計を立てていた女性。デミス由来の片方しか生えていない小さな渦巻状の角が特徴。
組織に拉致された所を管理局所属のヘリックに救われた経緯があり、それを切っ掛けに管理局通信指令課に従事した。
その後はレジスタンスに協力し、通信兵として勝利に貢献・民間人の救出に尽力した。大戦後、マーゲリックの紹介から警備会社へ就任する。性格は守銭奴で報酬額に拘る事が多い。
常に疲れている様な目つきをしており、目のクマが濃く重度のヘビースモーカー且酒飲み。守銭奴なのは飢えていた幼少期の経験から、毎月決まった額を貯金しないと落ち着かないらしい。
潜入任務や社交界の際には得意の演技術を見せ、「快活で可憐なお嬢様」を扮する事が出来る天才的演者。レジスタンス時代の時もスパイ活動の経験を持つ。
座右の銘は「他人の金で飲む酒は美味い。」
トリシャとは馬が合う様子で情報売買の際にはお互い阿吽の呼吸を見せつける。

モチーフ:フィニッシュ・ランドレース
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【物理強度】標準
【機動力】高度
【生理的耐性】標準
【戦術判断】優秀
【マナトニクス適性】標準
既往歴:外傷(多岐に渡る為省略)
マッドサイエンティストと云われているナキ博士とは情報交換を行っており、そのお陰か彼女二人は現世の情報なら大抵は把握している程らしい。
しかし、その様な情報通である彼女が電海支部などの情報機関に属さない理由はハッキリせず。
それらしき発言としては「特装にも特査にも誘われましたが、体力勝負がメインの仕事は私に不向きですからねえ。この職務の方が自分のしたい事も兼ねて充実させる事が可能なんですよ。あとイズナちゃんと遊べますし、たまに特装のアジトに遊びに行けるじゃないですか?リンガルス代表は有休を簡単に出してくれますから。」と語っている。
彼女は決して大金が欲しいわけでなく、確実に貯金が出来る生活を送りたいだけらしい。
そんな彼女を支えられる相手が見つかる事を仲間達は切に願っている。


シラフカ
性別:女
年齢:25歳
身長:172㎝
好きなもの:海鮮料理、可愛いもの
嫌いなもの:静電気
種族:ピストリクス・ウルグス
出身:来訪区
所属:オフィキス-機動部隊
グリア・カベル:首輪型
一人称:ワタシ
二人称:オマエ

「イズナ、ワタシガ外ニ出テモ良イノカ?」
「コレデ良イノカ?ワタシハ褒メラレルノカ?」
「ウゥッ・・・嫌ダ!ベンキョーハ今日ハ休ミダ!」

人物:
ピストリクス族の中でも希少なアルビノに分類されるウルグスの少女。
「黄泉還り」に見られる特徴を持ち、独特な肌・背部の突起物・何も映さない真っ黒な瞳が際立って周囲を威圧する。
長らく無人島を拠点としており共生関係だった哺乳類生物達を守る為、水棲奇獣と対立状態だった所を調査中の特装三課に保護され警備会社にて監視兼ね住処を提供される。
陸地で生活も出来るが暫く海上生活だった事もあり些か慣れてない面から時折トラブルを起こす事が絶えず、度々イズナがフォローしている。
現在ではイズナがお世話係を担っている。任務の際には肉弾戦にて奇獣に引けを取らない活躍を見せ、生物達との対話も可能である事から無害奇獣の保護も容易に事を進めている。
任務以外は日常生活の勉強の他、無理矢理座学を受けさせられている。
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【物理強度】高度
【機動力】俊敏(水場のみ)
【生理的耐性】標準
【戦術判断】皆無
【マナトニクス適性】秘術適性有り
【神格影響度】高度
既往歴:外傷多岐に渡る為省略
戦闘能力は非常に高く、白兵戦では武装した特装三課出動班に匹敵するほどだ。上位奇獣にも喰らい付く程、強靭かつ獰猛な力を保有している。
しかし知能は年相応でなく、検査の結果イズナと変わりない程と判明している。その為かイズナにとっては対等な友達関係であり、任務が無い日は彼女と遊びに行くことが多い。
しかし捕食本能を強く保有しており、空腹を感じるとイズナが特に美味しそうに感じるらしい。対策として常に携帯食料を持ち歩いている。
彼女と同族の人物達は来訪区に住んでいる事は判明しているが、何故彼女が大陸渡りをしたのか不明である。
彼女自身、知人は居なかったとされると過酷な出生・経緯があったのではと考えられる。劣鮫「メガロ」を「助ケテクレタ神様」と称しており蠍同様、ウルグスでは珍しく神格獣を崇拝している。
イズナの事を姉の様に想い、非常に懐いている反面・・・彼女を食べたい感情に苛まれている。


シャルナ
性別:男
年齢:58
種族:ヒューマン
好きなもの:闘争、英雄譚
嫌いなもの:弱き心
出身:不明
所属:オフィキス-機動部隊
グリア・カペル:腕輪型

「はーーーはっはっは!!!!暫くの療養生活を終えた儂に隙は無い!という事でリハビリがてら働くぞ!」
「守護世代って言葉も、今では呪いの言葉だ。時代に取り残された亡霊が今度は敵となっているのだ。虚しいと思わないかね?」

人物:
守護世代の一人であり、長年の入院生活を経て復帰と共に警備会社に就職した老兵。
元・軍事庁国防軍戦術指揮官であり、ドミニウスの上官でもあった人物でロウテツと国防軍の橋渡し役を担った事で連合軍結成に貢献した。
施設大爆破に巻き込まれ、大怪我を負ったが後遺症も無く復帰し軍事庁も退役。本人の強い意向で警備会社に就任した。
「一撃必殺のシャルナ」と称される程の実力者で、アニムス搭載式メイスを振るい敵を蹂躙する恐ろしい人物で今なお健在である。
とにかく暑苦しい性格で、声もデカくやる事為す事が豪快。
ドミニウスとは家族ぐるみの仲で、良く縁談を薦めたりと親身になっていたが最近の彼の動向を察して見守っている。
イズナに良く高い高いをせがまれる事が多く、その際には必ずシラフカも便乗する為体力の限界を感じてきている。
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‣「奇獣潰シ」
ヴトとマーゲリックが所持する奇獣討伐シリーズの一つ。
蒸気炉を最大限に活用し、絶大な破壊力で奇獣の頭骨さえも容易に破壊する事が可能。
しかし通常であれば肩が別の方向へ外れる程、恐ろしい暴れ者だがシャルナはこれを使いこなしている。
云わばバケモノ染みた脳筋でなければ取り扱う事は出来ない。
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【物理強度】堅牢
【機動力】高度
【生理的耐性】高度
【戦術判断】優秀
【マナトニクス適性】標準
既往歴:外傷(多岐に渡る為省略)
彼が軍事庁から離れた理由は明確に明かされていない。ただ彼はマディス連邦に失望してしまったらしい。軍事庁で相当な立場で多くの国民を救ってきた。
当時の彼は「冷徹の獅子」と呼ばれる程に慈悲のない人物と思われていた。生まれ故郷を失った彼は、守るべき母国を見出したにも関わらず失望したのだ。
4つに分かれ統制の出来ぬ国々が、脅威に備え連邦軍を設立された時代・・・国防軍軍事庁戦術教官として境界守衛軍(通称:玄獅子)を以て統制を維持させてきた。
彼の事を知るトリシャやドミニウスは「要素でさえ燃やし尽くす、寡黙な暴君だった」と語る。
しかしその一方、二人は彼を信頼していた。だからこそドミニウスは離反軍襲撃まで従軍し、ロウテツとの同盟の材料として立候補した。
トリシャは彼を畏怖の念を持ち、仲間を愛称で呼ぶ彼女でさえ彼だけには敬意を忘れず「指揮官」と呼称する。
彼がマディス連邦に失望した経緯は決して語らず。いずれ特装三課が活躍する場が生まれると言っているが・・・詳細は全く語る事は無い。

「軍事庁は嘗ての栄光に囚われた。何せ怪物を飼う事を選んだからだ。これ以上語る事は無い、彼らの正義と私の正義が食い違ったのだ。」

「例え冷徹となろうと、私の為した過去は無駄では無かった。この傷痕が無ければ、この地に立つ事も無かっただろう。奇獣を守る立場も悪くは無いさ。」

最終更新:2021年10月27日 22:44