世界観
この世界は世界の外側から閉じている。外部の干渉を受けることなく、さまざまなものが興亡し今に至る。今の時代――ヘヴンズクラッシュを切欠に開始した時代区分、第三期においてやっと、この世界の人々は世界の外側に目を向けることができるようになった。だが、「内に閉じている」ということは変わらない。「外部からの干渉を受け付けない」という不文律がこの世界を、この世界たらしめているのだ。
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歴史の話をしよう。それは第三期以前の時代であったり、古代文明のことについてだ。
確認されているうちでもっとも古いのが「機械文明」。精緻な機械を作り上げ、機械を信仰対象にし栄えた文明だ。だが、この文明は歴史から突如消える。専門家によると行き過ぎた過信から自滅したという見方が一般的だ。
次に時代はいっきに現在に近づく。それは今でも影響力があり、この世界の最古の神信仰も元と成った統一神が誕生した時代だ。これをゼロ年代と呼ぶ。また統一神の誕生をゼロ年とする統一暦がはじまったのもこと時代からだ。ゼロ年代183年(統一暦183年)に統一神教は誕生した。統一神教とは統一神を崇拝する一神教のことである。だが、現在の統一神教とは別物で、現在の統一神教と区別するために原始統一神教を呼ぶことが多い。その理由は後に説明する。この勢力は一時、統一神の名の通り全世界を統一するのではないのかというほど拡大していた。だが、その栄華は263年にあまりにもあっけなく終焉を迎えた。それは原始統一神教の終わりであると共に、ゼロ年代の終わりでもあった。
神の一覧
人ありきで神がいるのかという議論がある。マイナーカテゴリーと呼ばれるメジャーカテゴリーの下位にに属するものが人の発展により生まれているからだ。また、魔術神は魔術という恩恵を受けたがために誕生したともいわれている。
その名の通り神であるが、人の形をもちまた恒久の存在だと思われていた。
統一神教の信仰対象であったが、何者にか殺害される。しかし、それは「死」の概念を取り入れためであり、本当の意味で全能に至ったのではないのだろうかという学説が有る。
統一神の亡骸から生まれた「概念」「技術」「言語」「現象」「戦乱」を司る五つの神の総称。
人に身近な存在は「戦乱」と「技術」の神であろう。彼らは時として人の姿をして存在する。
統一神の亡骸からは生まれなかったが、後発的に現れた五源神に匹敵する力を有した「魔術」「空間」を司るの二つの神の総称。魔術神は魔術が誕生したことにより誕生、一説には言語神から分派独立しメジャーカテゴリーにのし上がったとも。空間神はまだ、記憶に新しい「ヘヴンズクラッシュ」をして現れた存在である。
概略の歴史
統一暦
統一神誕生した時代。この誕生をこの時期の開始とする。512年続いた。
統一神が殺され、現七柱神として知られるうちの五神が誕生統一した時代。
統一神の殺害をこの時期の開始とする。
起きた事件は統一神の亡骸から五つの神が誕生した【五神分離(ディバインディバイド)】
なお、この時代にはまだ魔術がなかった。
神の恩恵としての魔術が誕生し、五神に一神が加わった時代。1200年間続く。
オーマの感覚でいうと今にあたる時代。空間神が加わった。
文字通り空が落ちて来た事件【蒼穹崩落(ベヴンズクラッシュ)】をこの時代の開始とする。
概要
正式名「仔猫の為のファンダンゴ」オーマが所属する傭兵団である。
リーダーのラツカが決めた名称だが長いと突っ込みが皆から入った。
書籍都市を中心に活動しているはずなのだが、むしろ諸外国まわっている。
メンバーの名前はダダイスムの作家のファミリーネームからとられている。
ただし、オーマはダダイスムの作家からは取られていない。
ラツカ・ハートフィールド(リーダー)
キーツ・グロスベルク
オーマ・ラシュバール
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最終更新:2014年01月21日 10:59