【20200724 【朗読】注文の多い料理店【にじさんじ／金魚坂めいろ】】 - 金魚坂めいろ 保管庫

【目次】

今配信では金魚坂が様々な声色で朗読しているが、その声色はデビュー前から活動している「明治らんぷ」名義での配信上の声と酷似している。

【金魚坂めいろ/明治らんぷ声比較】

---

＜ 前へ　　一覧へ戻る　　次へ ＞

---

【クリックで該当部分を再生】
2:53 配信開始

...

もしもし～？もう眠い子がおるね（笑）こんばんは～。こんばんは～。こんめろ～。こんばんは～。来てくれてありがとぉ～(笑)こんばんは～。そうなの、BGM用意してきたよ～。あと、大きさどぉ？BGMの。おっきいかな？ちょっとだけ下げよっか。こんばんは～。こんばんは～。そうなの。今日の…えっと今日の配信はね…。最終回じゃないよ？（笑）今日は、えっとぉ…色んな人にね、あの～やってほしいっていうお声をいただいていいたぁ…えっとぉ、朗読配信をしていきたいと思います。

3:58 背景はクリスタ素材

...

コメント
クリスタで作った背景だっけ

そうだよぉ。えっとクリスタでね作った…あの、クリスタの素材を組み合わせて作った背景です。

そう、今日は（笑）今日は最終回じゃないよぉ～。

（標準語に切り替え）
（訛り）えっと今日はぁ、注文の多い…あ、（標準語）注文の多い料理店っていう…えっとぉ、本を読んでいきたいと思いまーす。っと、青空文庫さんのでぇ、（訛り）あのねぇ、あの～Twitterでね、あの～青空文庫さんのやつ…本はえっとぉ、読んで大丈夫だよって教えてくれた人がおってね？ありがと～ございます。

...

あの～なんかあの、ちゃんとそうやって大丈夫だよって書いてあるの見たからぁ。えっとぉ、今日やれる事になりました。あ～8万人ありがと～。あのねぇ、えっとぉ…。注文の多い料理店はぁ、ちょっとね、えっと、初めてだからぁ、短いヤツをね、あえて選んできております。

5:14 笹木咲について

...

だからぁ…えっとね、最初にね、ちょっとね、聞いて欲しいモノマネがあるんだけどぉ。8万人ありがと～。収益化ね、多分もうすぐ通るっぽいような感じだよ。ありがとうねぇ。えっとぉ、あの、モノマネね。あの～昨日さ、本間ひまわり先輩がやってくれたからぁ。モノマネを、めろの。えっとぉ、めろもね、お返しでモノマネをしたんだけどぉ。

あの～話に聞く所によるとね。もうアーカイブは削除してしまっているらしいんだけどぉ、笹木咲先輩もやってくれたそ～なので。あの、複数人からね、その証言をいただけたのでぇ（笑）モノマネしていただいたらね、モノマネしてお返しをしないとね、いけんからね？モノマネを、えっと、させていただこうと思いま～す

6:21 「でも」や「のは」または「ロア」に聞こえるという意見があった部分

(※1)
やる？やる～。でも(のは？ロア？)また似てないと思うんだけどぉ（笑）ちょっとね、1回練習すね？ちょっと待ってね？（ミュート）おし、できた。いくよぉ？（笑）緊張する。やるねぇ？いくよぉ？

6:56 モノマネ（笹木咲）

おはやよ～。笹木咲やよ～。どう？どう？似てた？似てた？（笑）おはやよ～。おはやよ～。笹木咲やよ～。

...

似てる？似てる？似てる？これは似てる？！ね、笹木先輩もねぇ、好きなんだぁ（笑）大好きなんだぁ。似てる？あっ！すごい！本間先輩やった時より似てるって。え、また老後？老後っぽい？（笑）なんで？めろの声ってそんなお祖母ちゃんなのぉ？

7:40 イントネーションの乱れ：高かった
高かった？高かっ…高い…（標準語）高かった？高かっ…たかっ…たか（笑）分からんくなってくる（笑）

...

似てる？似てる？これもね～、今日ね、すぅごいね～、練習してきた（笑）えへ、めろがモノマネすると全部老後になってしまうのぉ？

笹木…さ、なんかイントネーションがねぇ、微妙に分からんのだよねぇ。お二人とも関西の方のあれでしょ？で、なんか分からん（笑）

や、そんなおばあちゃんっぽい？（笑）柔らかい声だったぁ？大丈夫だったぁ？（笑）はい、こんな感じで、えっと、モノマネをしていただいたので、モノマネをお返しする（笑）コーナーはこれでおしまいです。で、めろは気が済んだので、えっとぉ、朗読に入っていこうと思います。や、モノマネはさ、されたら嫌な人とさ、良い人が（笑）おるかなぁってなんか思ってねぇ？取り敢えず、してくれた人だけね、お返しを私していくように、した。ね、すぅごいさぁ、好きな…人のね、オハ、モノマネをさせていただいて、めろはちょっとかなり嬉しい。嬉しかった（笑）

（標準語に切り替え）
（訛り）はい、では、えっと、注文の多い…（標準語）注文の多い料理店（訛り）読んでいきたいと思います。またね、なんか、モノマネ…ね、めろのモノマネしてくれる人がおったらね、ご報告待ってます（笑）

...

ご報告していけ、いただけたらぁ、めろ見に行って、その人のモノマネね、させていただく（笑）ね、いくねぇ。じゃあ、あ～と朗読に入りま～す。ん～、これ寝られるお話じゃないような気がするんだけど、みんな寝落ちを、寝落ちをしたいようだけど。取り敢えず、頑張って読んでくけどぉ、噛んだりねぇ、あの、すると思うからぁ、お許しください（笑）ん～。はい、ママが、めろママが皆さんにご本を読んでいきま～す（笑）いくね～。い、金曜日だからさぁ、みんな、まだ寝んでしょう？え、読んでくね？あ、こんばんは～。今からちょうど読むところだよぉ～。じゃ、めろママの、えっと、朗読を聞いてください。

朗読開始
10:58（ナレーション）
注文の多い料理店。宮沢賢治。
二人の若い紳士が、すっかりイギリスの兵隊の形をして
ピカピカする鉄砲を担いで
白熊のような犬を二匹連れて
だいぶ山奥の木の葉のカサカサしたとこを
こんな事を言いながらあるいておりました。

11:24（男声）
ぜんたい、ここらの山は怪しからんね。
鳥も獣も一匹も居やがらん。
なんでも構わないから
早くタンターンとやって見たいもんだなあ。

鹿の黄色な横っ腹なんぞに
二三発お見舞いもうしたらずいぶん痛快だろうねえ。
くるくる回ってそれからドタッと倒れるだろうねえ。

...

11:52（ナレーション）
それはだいぶの山奥でした。
案内してきた専門の鉄砲打ちもちょっとまごついて
どこかへ行ってしまったくらいの山奥でした。
それにあんまり山が物凄いのでその白熊のような犬が
二匹一緒に眩暈を起こしてしばらく唸って
それから泡を吐いて死んでしまいました。

12:20（男声）
実に僕は二千四百円の損害だ

（ナレーション）
と一人の紳士がその犬の瞼を
ちょっとかえしてみて言いました。

（男声）
僕は二千八百円の損害だ

12:35（ナレーション）
と、もひとりが悔しそうに頭を曲げて言いました。
はじめの紳士は少し顔色を悪くして
じっと、もひとりの紳士の顔つきを見ながら言いました。

12:52（男声）
僕はもう戻ろうと思う。

さあ僕もちょうど寒くはなったし腹は空いてきたし戻ろうと思う。

そいじゃこれで切りあげよう。
なあに戻りに昨日の宿屋で
山鳥を十円も買って帰ればいい。

兎も出ていたねえ。
そうすれば結局おんなじこった。
では帰ろうじゃないか

13:22（ナレーション）
ところがどうも困った事は
どっちへ行けば帰れるのか
一向に見当がつかなくなってしまいました。
風がどうと吹いてきて
草はザワザワ
木の葉はカサカサ
木はゴトンゴトンと鳴りました。

13:44（男声）
どうも腹が空いた。
さっきから横っ腹が痛くてたまらないんだ。

僕もそうだ。
もうあんまり歩きたくないな。

歩きたくないよ。
ああ困った、何か食べたいなあ。
食べたいもんだなあ。

14:05（ナレーション）
二人の紳士はザワザワ鳴るススキの中で
こんなことを言いました。
その時ふと後ろを見ますと
立派な一軒の西洋造りの家がありました。
そして玄関には
西洋料理店山猫軒
という札が出ていました。

14:29（男声）
君、ちょうどいい。
ここはこれでなかなか開けてるんだ。
入ろうじゃないか。
おや、こんなとこにおかしいね。
しかしとにかく何か食事ができるんだろう。
もちろんできるさ。看板にそう書いてあるじゃないか。
入ろうじゃないか。僕はもう何か食べたくて倒れそうなんだ。

14:53（ナレーション）
二人は玄関に立ちました。
玄関は白い瀬戸の煉瓦で組んで
実に立派なもんです。
そしてガラスの開き戸がたって
そこに金文字でこう書いてありました。
どなたもどうかお入りください。
決してご遠慮はありません。
二人はそこでひどく喜んで言いました。

15:18（男声）
こいつはどうだ。
やっぱり世の中は上手くできてるねえ。
今日一日難儀したけれど今度はこんないい事もある。
このウチは料理店だけれどタダでご馳走するんだぜ。
どうもそうらしい。決してご遠慮はありませんというのはその意味だ。

15:38（ナレーション）
二人は戸を押して中へ入りました。
そこはすぐ廊下になっていました。
そのガラス戸の裏側には金文字でこうなっていました。
殊に太ったお方や若いお方は大歓迎いたします。
二人は大歓迎というので、もう大喜びです。

（男声）
君、僕らは大歓迎にあたっているのだ。
僕らは両方兼ねてるから。

（ナレーション）　
ずんずん廊下を進んで行きますと
今度は水色のペンキ塗りの戸がありました。

16:18（男声）
どうも変なウチだ。
どうしてこんなに沢山の戸があるんだろう。
これはロシア式だ。寒いとこや山の中はみんなこうさ。

16:29（ナレーション）
そして二人はその戸を開けようとしますと
上に黄色な字でこう書いてありました。
当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知ください。

16:46（男声）
なかなか流行ってるんだ。
こんな山の中で。

それあそうだ。
見たまえ、東京の大きな料理屋だって大通りには少ないだろう。

16:57（ナレーション）
二人は言いながらその戸を開けました。
するとその裏側に
注文はずいぶん多いでしょうが
どうか一々こらえてください。

（男声）
これはぜんたいどういうんだ。

（ナレーション）
一人の紳士は顔をしかめました。

17:17（男声）
うん、これはきっと注文があまり多くて
支度が手間取るけれども
ごめんくださいということだろう。

そうだろう。
早くどこか部屋の中に入りたいもんだなぁ。
そしてテーブルに座りたいもんだなぁ。

17:35（ナレーション）
ところがどうもうるさい事は
また扉が一つありました。
そしてその脇に鏡がかかって
その下には長い柄のついたブラシが置いてあったのです。
扉には赤い字で
お客さま方、ここで髪をきちんとして
それから履物の泥を落してください。
と書いてありました。

18:04（男声）
これはどうももっともだ。

僕もさっき玄関で
山の中だと思って見くびったもんだよ。
作法の厳しい家だ。
きっとよほど偉い人たちが度々来るんだ。

18:19（ナレーション）
そこで二人は綺麗に髪をけずって
靴の泥を落しました。
そしたらどうです。
ブラシを板の上に置くや否や
そいつがぼうっと霞んで無くなって
風がどうっと部屋の中に入ってきました。
二人はビックリして互いに寄り添って
扉をガタンと開けて
次の部屋へ入って行きました。
早く何か温かい物でも食べて
元気をつけておかないと
もう途方もない事になってしまうと
二人とも思ったのでした。
扉の内側にまた変な事が書いてありました。
鉄砲と弾をここへ置いてください。
するとすぐ横に黒い台がありました。

19:16（男声）
なるほど
鉄砲を持って物を食うという法はない。
いや、よほど偉い人が始終来ているんだ。

19:26（ナレーション）
二人は鉄砲を外し帯皮を解いて
それを台の上に置きました。
また黒い扉がありました。
どうか帽子と外套と靴をおとりください。

19:43（男声）
どうだ、とるか。

仕方ない、とろう。
確かによっぽど偉い人なんだ。奥に来ているのは。

19:53（ナレーション）
二人は帽子とオーバーコートをクビ（釘）に掛け…
靴を脱いでペタペタ歩いて扉の中に入りました。
扉のうちが…

嚙んじゃった。嚙んじゃったよぉ。

（ナレーション）
扉の裏側には
ネクタイピン、カフスボタン、眼鏡、財布
その他きんぶ…金物類
殊に尖った物はみんなここに置いてください
と書いてありました。
扉のすぐ横には黒塗りの立派な金庫も
ちゃんと口を開けて置いてありました。
鍵まで添えてあったのです。

20:37（男声）
ははあ。
何かの料理に電気を使うと見えるね。
金気の物は危ない。
殊に尖った物は危ないとこういうんだろう。

そうだろう。
して見ると勘定は帰りにここで払うのだろうか。

どうもそうらしい。
そうだ。きっと。

20:58（ナレーション）
二人は眼鏡を外したり
カフスボタンをとったり
みんな金庫の中に入れて
パチンと錠をかけました。
少し行きますとまた戸があって
その前にガラスの壺が一つありました。
扉にはこう書いてありました。
壺の中のクリームを顔や手足にすっかり塗ってください。
見ると確かに壺の中のものは生…牛乳のクリームでした。(笑)

21:39（男声）
クリームを塗れというのはどういうんだ。

これはね、外が非常に寒いだろう。
部屋の中があんまり温かいとひびきれるから
その予防なんだ。
どうも奥にはよほど偉い人が来ている。
こんなとこで案外僕らは
貴族と近づきになるかも知れないよ。

22:01（ナレーション）
二人は壺のクリームを
顔に塗って手に塗って
それから靴下を脱いで足に塗りました。
それでもまだ残っていましたから
それは二人ともめいめいこっそり顔へ塗るふりをしながら食べました。
それから大急ぎで扉を開けますと
その裏側には
クリームをよく塗りましたか？
耳にもよく塗りましたか？
と書いてあって
ちいさなクリームの壺がここにも置いてありました。

22:38（男声）
そうそう。
僕は耳には塗らなかった。
危なく耳にひびを切らすとこだった。
ここの主人は実に用意周到だね。

ああ、細かいとこまでよく気がつくよ。
ところで僕は早く何か食べたいんだが
どうもこうもどこまでも廊下じゃ仕方ないね。

23:03（ナレーション）
するとすぐ前の…
するとすぐその前に次の戸がありました。
料理はもうすぐできます。
十五分とお待たせはいたしません。
すぐに食べられます。
早くあなたの頭に瓶の中の香水をよく振りかけてください。
そして戸の前には金ピカの香水の瓶が置いてありました。
二人はその香水を頭へパチャパチャ振りかけました。
ところがその香水は
どうも酢のような匂いがするのでした。

23:45（男声）
この香水は変に酢臭い。
どうしたんだろう。

間違えたんだ。
下女が風邪でも引いて間違えて入れたんだ。

23:56（ナレーション）
二人は扉を開けて中に入りました。
扉の裏側には大きな字でこう書いてありました。
色々注文がうるさかって…
色々注文が多くてうるさかったでしょう。
お気の毒でした。
もうこれだけです。
どうか体中に壺の中の塩を
沢山よく揉み込んでください。
なるほど立派な青い瀬戸の塩壺は置いてありましたが
今度という今度は二人ともぎょっとして
お互にクリームを沢山塗った顔を見合せました。

24:36（男声）
どうもおかしいぜ。

僕もおかしいと思う。
沢山の注文というのは向うがこっちへ注文してるんだよ。
だからさ、せいりょうりょう…
西洋料理店というのは僕の考える所では
西洋料理を来た人に食べさせるのではなくて
来た人を西洋料理にして
食べてやるウチという事なんだ。
これは、その、つ、つ、つ、つまり
ぼ、ぼ、ぼくらが……。

（ナレーション）
ガタガタガタガタ
震えだしてもう物が言えませんでした。

（男声）
その、ぼ、ぼくらが、うわあ。

（ナレーション）
ガタガタガタガタ震えだしてもう物が言えませんでした。

（男声）
逃げ…。

25:25（ナレーション）
ガタガタしながら一人の紳士は後ろの戸を押そうとしましたが
どうです、戸はもう一分も動きませんでした。
奥の方にはまだ一枚扉があって
大きな鍵穴が二つつき
銀色のフォークとナイフの形が切り出してあって
いや、わざわざご苦労です。
大変結構にできました。
さあさあ、お腹にお入りください。
と書いてありました。
おまけに鍵穴からはキョロキョロ二つの青い目玉が
こっちを覗いています。

うわあ。
ガタガタガタガタ。

うわあ。
ガタガタガタガタ。

二人は泣き出しました。
すると戸の中ではコソコソこんなことを言っています。

26:19（山猫の声）
ダメだよ。もう気がついたよ。
塩を揉み込まないようだよ。

当たり前さ。
親分の書き様が不味いんだ。
あすこへ、いろいろ注文が多くてうるさかったでしょう
お気の毒でしたなんて間抜けた事を書いたもんだ。

どっちでもいいよ。
どうせ僕らには骨も分けてくれやしないんだ。

それはそうだ。
けれどももしここへあいつらがはいって来なかったら
それは僕らの責任だぜ。

呼ぼうか、呼ぼう。
おい、お客さん方早くいらっしゃい。
いらっしゃい。いらっしゃい。
お皿も洗ってありますし菜っ葉ももうよく塩で揉んでおきました。
あとはあなた方と菜っ葉をよく取り合わせて
まっ白なお皿に乗せるだけです。
はやくいらっしゃい。

へい、いらっしゃい、いらっしゃい。
それともサラダはお嫌いですか。
それならこれから火を起してフライにしてあげましょうか。
とにかく早くいらっしゃい。

...

27:31（ナレーション）
二人はあんまり心を痛めたために
顔がまるでクシャクシャの紙屑のようになり
お互にその顔を見合せ
ブルブル震え、声もなく泣きました。
中ではふっふっと笑ってまた叫んでいます。

27:51（山猫の声）
いらっしゃい、いらっしゃい。
そんなに泣いては折角のクリームが流れるじゃありませんか。
へい、ただいま。じき持って参ります。
さあ、早くいらっしゃい。

早くいらっしゃい。
親方がもうナプキンをかけて
ナイフを持って
舌なめずりして
お客さま方を待っていられます。

28:18（ナレーション）
二人は泣いて泣いて泣いて泣いて泣きました。
その時、後ろからいきなり
わん、わん、ぐゎあ、という音がして
あの白熊のような犬が二匹
戸を突き破って部屋の中に飛び込んできました。
鍵穴の目玉はたちまちなくなり
犬どもはウウッと唸ってしばらく部屋の中をくるくる回っていましたが
また一声、ワンと高く吠えて
いきなり次の戸に飛びつきました。

戸はガタリと開き
犬どもは吸い込まれるように飛んで行きました。
その扉の向うの真っ暗闇の中で、
にゃあお、くゎあ、ごろごろ。という声がして、
それからガサガサ鳴りました。
部屋は煙のように消え
二人は寒さにブルブル震えて草の中に立っていました。
見ると上着や靴や財布やネクタイピンは
あっちの枝にぶらさがったり
こっちの根本にちらばったりしています。
風がどうと吹いてきて
草はザワザワ、木の葉はカサカサ
木はゴトンゴトンと鳴りました。
犬がふうと唸って戻ってきました。
そして後ろからは

（男声）
旦那あ、旦那あ

（ナレーション）
と叫ぶ者があります。
ふたは…二人は俄かに元気がついて

（男声）
おおい、おおい、ここだぞ、早く来い

（ナレーション）
と叫びました。
簔帽子を被った専門の猟師が
草をザワザワ分けてやってきました。
そこで二人はやっと安心しました。
そして猟師の持ってきた団子を食べ
途中で十円だけ山鳥を買って東京に帰りました。
しかし、さっき一遍紙屑のようになった二人の顔だけは
東京に帰っても、お湯に入っても、もう元の通りに治りませんでした。

おしまい

30:52 朗読終わり
お終いだよ～。どうだったぁ？やっぱ早いねぇ、これ。まだ30分なんだぁ。
10分くらい遊んどったで、20分くらいだったねぇ。

...

（笑）どうだっ…（笑）どうだったぁ？コメント読めんねぇ。朗読しとると。大丈夫だったぁ？良かったぁ。嬉しい。ありがと～。練習してきたよ～。ありがと～、嬉しい（笑）頑張ってね、練習してきたんだよぉ。でもね、プロは言い過ぎだよ、ちょっと（笑）お水飲むね～。ドキドキした～（笑）あ～。良かった～（笑）嬉しい～(笑)ありがとうねぇ。プロじゃないよぉ～。え、でも、結構噛み噛みだったよぉ（笑）ドキドキしたぁ。

めろさぁ、めろさ、まださぁ、やれてないんだけどねぇ？あの、そのうちね、自分でさ、なんかちょっとした短編のなんか、アニメっていうか紙芝居みたいなさヤツを描いて。で、なんか一人で声当てたりさぁ、誰かに声をお借りしてやったりぃ、とかなんか、そういうのもね、やりたいからぁ。どっかでなんか、なんかね（笑）こういう…こういうのもやるよっていうのを、あの、見せておこうと思ったんだけどぉ。

恥ずかしい、もう。すごい恥ずかしい。恥ずかしいよ。ヤバい…ヤバかった（笑）あ～、ドキドキしたぁ。ありがとうね、みんな。聞いてくれてありがとうねぇ。あ～。
あ、ボイスの販売さぁ、なんか、ちょいちょい案内が来てるけど、まだ、なんか…(笑)配信だけでいっぱいいっぱいでさぁ。全部スルーしてしまってるんだけど。え、すぅごい緊張したよ～。ドキドキしたよぉ～。ドキ…ドキドキした。もう本当に（笑）あ～良かったぁ。

33:28 心理学（他人の心情やトラウマ）を学んでいる

...

なんかさ、めろのさぁ、学校さ、ちょっとなんか特殊な所だって言ったでしょ？メイクのお勉強とか心理学とかさ。あの～お勉強させてくれるんだけどぉ。おお、あの～読み聞かせの方法みたいな…なんていうか、演劇？みたいなのもね、あの、演劇って訳でもないのかな。

なんか人間観察の一環みたいな感じでね。あの～そういう考察みたいなのをやったりもす…るんだぁ？(笑)演劇って訳ではないけど。でも、演劇の道に進む人も…えっと、いるからね(笑)ありがと～。ありがとうねぇ。

人間観察っていうのかなぁ？分からんのだけど、なんか心理学の一環でね、なんかそういうなんていうか、えっと、物語の登場人物のぉ、心情だったりぃ、この人はこういう仕草があるからぁ、えっと、こういう、えっとぉ、トラウマを持ってるんじゃないかとかぁ、そういうのをね、えっと、お勉強したりする（笑）

34:41 イントネーションの乱れ：軽く
軽～くね、軽～く。軽～く。軽～くやってるだけだけど。

...

あ！お誕生日の人がおるの？おめでと～。う～ん(笑)あ、朗読、でもさ、すっごい緊張する（笑）緊張したよ～。あ、そうそう。登場人物の気持ちの答え～。これ、きんちょ、きんちょ、気持ちを答えなさいみたいなね。やぁ、緊張したぁ。でもさ、これ、短いからさぁ、まだ頑張ってさ、集中して読めたけどさぁ。他のはさ、これの２、３倍長いのばっかりだからぁ(笑)え～、また短いヤツ見つけたらって思うけど。学校行ってた人おつかれ～。めろも学校疲れたよ～。あ～。

あ～、ありがとう。なんか(笑)ありがとうねぇ。恥ずかしいな、なんか(笑)じゃあ今日は短いけどこれで終わりです。ありがとうねぇ、みんな。なんか…。あ～ドキドキしたぁ。そう、短編じゃないとさぁ、朗読…難しいよねぇ。

えっと、あ、じゃあ、こんばの、今度のまた明日の予定なんだけどぉ。明日…明日か、明後日にぃ、えっと深夜廻のぉ、えっと続きをね、やろうと思ってま～す。明日やる予定だったんだけどぉ、えっとぉ、どうしよかなって今ちょっと思っててぇ。明日休んでぇ、明後日やんもしれんので、明日か明後日の夜…また同じぐらいの時間だと思う。よろしくねぇ。

あ、動画にしてしまう？あ～、動画の撮り方よぉ分からんけどぉ。このＯＢＳで撮れるんかねぇ？なんかその辺また調べられたら検討したいと思いま～す。ね～(笑)今日はぁ、ありがとうねぇ、本当に。ありがとう、来てくれて。じゃあ、お疲れ様～。おつめろだよ～。ありがとうね～。

は～い。え～、こちらはぁ、えっとぉ、昨日ねぇ、えっとぉ、みんなと一緒に描いたぁ、絵になりま～す。昨日も付き合ってくれて本当にありがとうね～。じゃ、チャンネル登録、通知をＯＮにして、Twitterのフォローもよろしくね～。Twitterに、なんかラクガキ…のアニメとか漫画とかたま～に載せるで、よろしくね～。お疲れ～。おつめろ～。おつめいろ～、おつ金魚だよ～。ありがとうね～。みんな、ありがと～。

---

【注記】(※)をクリックで該当位置に戻る

(※1)
金魚坂が自分の事を「ロア」といい間違える箇所は他にも確認されている。7/18の配信では明らかに「ロア」と口にしてる。
【参考動画】自分のことを夢月ロアと言ってしまう金魚坂めいろ
【参考ページ】7/18配信

---

【動画ID】
BZbOk4TI83I

【概要欄】
サムネ：https://twitter.com/MOGUMOGUyunomi
↓モノマネさせて頂いた笹木咲せんぱいのチャンネルはこちら！
https://www.youtube.com/channel/UCoztvTULBYd3WmStqYeoHcA

【タグ一覧】
笹木咲/アニメ作成

トップに戻る

---

【気になる点、気付いた点などご自由に書き込みください】

---

＜ 前へ　　一覧へ戻る　　次へ ＞

---