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パイロット養成学校

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パイロット養成学校



L:パイロット養成学校 = {
 t:名称 = パイロット養成学校(施設)
 t:要点 = 学生,僅かな,閑散とした
 t:周辺環境 = キノウツン
 t:評価 = 住みやすさ0
 t:特殊 = {
  *パイロット養成学校の施設カテゴリ = ,,国家施設。
  *パイロット養成学校の位置づけ = ,,{建築物,教育施設}。
  *パイロット養成学校の面積 = ,,1000m2。
  *パイロット養成学校の教育効果 = ,,設置藩国のパイロットの操縦(回避)、攻撃を+5修正する。
 }
 t:→次のアイドレス = 飛行教導隊(組織),お見合いの推奨(イベント),航空学生(職業),空の猫先生(職業)

ベテランパイロットのHQBを継承:第1世代:継承元攻撃修正+3
高位西国人のHQBを継承:第2世代:継承元攻撃修正+3



解説文

――その時、未だ塾長でなかった彼
(本名は記録に残っていない。塾長となる以前はベテランパイロットであったという通説と併せて考えると、これは異常なことだ)は、
その町の風景を眺めてこう呟いたという。
「ここに学校を建てよう」と。
桜花村塾の歴史 第一章「葦田桜陰 大地に立つ」より引用

桜下村塾とは

桜下村塾とは、キノウツン藩国に伝えられるパイロットの技術を高め、次の世代へと伝えるべく作られた学校組織である。

設立の目的

桜下村塾は、三つの機能を合わせ持っている。まず、空を目指す人々を一人前のパイロットへと『育成』すること。次に、現在実際に任務に就いているパイロットたちを『教育』すること。そして、彼らを教え、導き、育てていくプロフェッショナルである教導隊を組織し、その技を『向上』させることである。

学校紹介

組織

桜下村塾は、このような養成学校としては非常に特殊な形態である、「寺子屋方式」をとっている。これは、この学校が設立した経緯(引退したベテランパイロットたちの下に空を目指す人々が自然と集い、その集まりが元となって桜下村塾が始まったと言われている)が影響している。
現在では、主に現役のパイロットの中で希望する者が件と研修を受けた後に教員となり、引退したパイロットたちは彼ら教員とともに、トレーナーとして後進の育成に携わっている。
藩国の中央には中枢となる通称「本店」が、東西南北にそれぞれ通称「支店」が設置されている。施設は専用に建設された建物ではなく、必要に応じて周囲の建物を借り、内部を改装して使用している。どこも一見すると非常に伝統的な構えのようだが、改装された建物の中は近代的な機械やシミュレータで埋め尽くされ、学習をサポートしている。

ああ、冬が辛く、長くとも、
いつか雪が融け、花咲く日が来るように、
春が終わり、花散れども、
いつか四季廻り、再び花咲くように
桜花村塾の歴史 第四章「FLY IN THE SKY」より、塾歌の一説

フライトシミュレーター(一号機)



フライトシミュレーター(弐号機)


学習の内容

教科は一般科目と専門科目に分けられる。
一般科目は、自らの命を預ける機体について理解するための物理・化学、それらの基礎となり思考力を身に付けるための数学、また職業上必須となる語学、他国との関係する上で重要となる地理・歴史、そして心身を鍛えるための体育・修身がある。
このうち、体育と修身は近所のムラマサが担当し、それ以外は研修を受けた教員が担当している。このムラマサが存外有意味なようで、「雑巾掛けをしていたら機体のコントロールが上手くなりました!」「野球に打ち込んでいたら偏差射撃が出来るようになりました!」といった声が寄せられている。
専門課程では、猫先生のトレーナーとともにパイロット・コパイロットとして習熟していくことになる。各年度の始めに、生徒達はパイロット志望とコパイロット志望からその一年パートナーとなるバディを決める。これは一年毎に変更され、希望の他、技量や相性などを考慮して決定される。
過程は、座学もあるが多くは機体操縦の訓練に充てられる。シミュレータも使用されるが、その場合も本物のI=Dや航空機のコクピットを取り外したものを改造して使用している。これら本物の機材を使用し、また学習の課題として実際の状況を多く使用することで、学習の真正性を高め、学習の質を高めることができる。

現役Pを対象とした研修
実際に任務に就いているパイロット達を特訓し、技術力を向上させることも役目の一つとしている。通常の課程では実施される一般科目は実施されず、二週間から半年程度、必要に応じて操縦訓練を行なっていく。

教導隊「桜花隊」

これらのトレーニングを行なっていく教員たちは、全員教導隊に所属することになる。彼らは、通常のパイロットの中から希望する者が試験を受け、選抜される。その後、一般課程・専門課程の教育についてや、その他必要な研修を受けることになる。この試験や研修については、詳細は明らかにされていない。また、部隊は*常に*技量を向上させるべく訓練を行なっているとされるが、どこで、どのような訓練をしているのかということも詳細は不明である。
ただ、その「桜花隊」という名前だけが仲間には心強く、敵には恐怖を呼ぶ名として知られているのみである。

本校に伝えられる技術の体系は、あたかも巨人のようなものだ。
それを学ぶことで、貴方はより高みへ到達し、遠くまで見通すことが出来る。
この技術を損なうことなく、次の世代へと伝えていくことが、
これを受け継いだ我らの使命なのだろう。
桜花村塾の歴史 第五章「ターン・ツン・ターン」より引用

サイドストーリー

 寺子屋風の閑散とした学校。の教室。
 障子戸の外には桜の散りゆく姿。それだけが、ただ風情である。
いつかこの桜を背に宙へ旅立つときが来るのだろうか――

「胸が熱くなるな」
「いや、ええっと~ぉ...」

 使命に燃える少年と、メイド風の少女。
 彼は候補生であり、彼女はメイドさんだった。

 カチューシャのズレを正して、メイドさんがつぶやいた。
「おかしくな~ぃ? 学生さんよりメイドさんの方がおおいんですけど」

 彼女は新入りのメイドであった。
 どのような施設にもメイド喫茶がある。
 できたばかりのパイロット養成学校でもそれは同じ。
 メイド喫茶「チェリーブロッサム」についての説明は、別記事に任せるとして。
 少女は、メイド学校中等部を卒業し、新しい配属先としてここを訪れたものだったが、施設のどこを見回してもいるのはメイドさんやゼンマイの切れかけたようなジジイの集団と、最後に僅かな数の学生。
 比率で言えば6:3:1ぐらいになりそうだ。そんな馬鹿なと思うが、どう考えてもメイドさんの方が多い。圧倒的に。
 彼女が不思議に思うのも無理はないのだった。

「少数精鋭なんだろう。問題ない」
 そんなどうでも良い事情とは対照的なのが少年の方で、彼はこの桜花村塾の特待生であり、一月早い新入生だった。
 彼は何度も言うが燃えていた。
 いつか宇宙でインベーダーを相手にテラを守るため、戦うのだと。

 そんな機会は永久にないだろうけど。

 パイロット職が少ないキノウツンとは言え、ここの生徒になれると言うことは結構なエリートコースである。
 つまりは、それに見合う努力をしてきたわけで、夢にかける意志と根性は本物だった。
「いまごろ先輩達は秘密の練習場で見たこともないようなすげえ訓練をしてるって寸法さ。間違いないな」

 それ以外は馬鹿だが。

「そうかな~ぁ」
「おかしいといえば、なんでキミが机に座ってるんだ?」
「なんか一般教科はメイドさんも受けるんだって~ぇ。もう勉強しなくていいと思ったんだけどな~ぁ」
「へえ...じゃあ、I=Dとかには載らないんだな」
「いちおう載るみたいだよぉ」
「まじでっ」
「うん、”メイドたるものI=Dぐらいたしなみで乗りこなせなくてはだめですっ”って、浅田さんの方針らしいよ~ぉ」
「ふーん」
 浅田さんって誰だ。

 ジジイがやってきた。
 どうやら教師らしかった。
 教師のジジイである。
 後にメイドと学生以外は全員ジジイでまかなわれていると知るがそれはどうでも良い。

「まあ、模擬戦では手加減してやるよ」
 不敵に笑う少年。
「うい、おてやわらかにね~ぇ」
 適当に返す少女。

 これが、後に伝説の撃墜コンビとして名を残す二人の出会いである...って前もこんな終わり方の話あったな。
 まあいいや。

スタッフ

文章:小宇宙
イラスト:はる
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