小ネタ もうすぐサッカーW杯です
上条「楽しみだなー」ルンルン
美琴「アンタサッカー趣味だったの?」
上条「まぁ、そうな。スポーツ全般は見るよ」
美琴「ふーん。それって生中継?」
上条「当たり前じゃねぇか。あの何とも言えない感じがたまんねぇんだよ」ワクワク
美琴「…」ウーン
上条「…?」ドシタ?
美琴「わっ、私もサッカー観たい!」ズイッ
上条「お、おぅ。えっと…観れば?」
美琴「私の寮テレビ無いの。だ、だからさ…アンタの部屋に観に行っていい?」
上条「へっ? あー…、そうなのか。可哀相な奴め。いいぞいいぞ。スポーツは皆で観た方が盛り上がるしな!」ウン
美琴「み、みんな!? えっと…わ、私実は人見知り激しくて知らない人と一緒ってのは……」モジモジ
上条「そうなの? とてもそうは見えないけど…、まぁ。そういうことなら2人で観るか!」ウン
美琴「あれ? アンタの部屋あの子がいるんじゃなかったっけ?」ソウイエバ
上条「あー。インデックスは俺がW杯に熱中しすぎて夕食が疎かになるだろうって思ったらしく小萌…えっと、学校の先生の家に行くらしいんだわ」ウン
美琴「(と、いう事は! 正真正銘二人っきり!)」ニヤリ
上条「ところでお前がサッカー観たいなんて意外だぜー」マジデ
美琴「そ、そう? 私だってサッカーくらい…」ドキドキ
上条「好きな奴(選手)とかいるの?」
美琴「すっ好きな人!? い、いきなり何よ!?」ドキドキドキドキ
上条「え? いや…一緒(に観る)なら聞いておいた方がいいかなって」イキナリ?
美琴「そ、そうよね。変に勘違いされちゃ困るもんね…」ドキドキ
上条「(勘違い? 応援してる選手がいる国を間違うとかってやつか?)」ハテ
美琴「わ、私の好きな人は…」モジモジ
上条「おおっと! 待った!」ストップ
美琴「な、なによ。人がせっかく勇気を振り絞って言おうとしてるのに…」イラッ
上条「俺がそいつ(選手)を当ててやろう。外見とか国名とか(プレー)スタイルとか言ってみな」
美琴「ええええええ!? えっと…、その、あの…国は多分日本」ウン
上条「多分って何だよ。まぁ日本代表ね。で?」
美琴「(代表…?)スタイルは…、そうね。どこにでもいそうだけど…」
上条「(というと走り回って攻守に貢献するタイプ…? ボランチ…? 中盤が濃厚か)」ウンウン
美琴「外見は頭がツンツンでその右手で危ない所を何度も救ってもらった」
上条「(なにぃぃぃぃぃぃぃぃ!? ゴ、ゴールキーパーだとっ!? で、でもどこにでもいそうって…! ゴールがら空きじゃねぇか!)」ヒィィ
美琴「…わ、わかった?」モジモジ
上条「うーーーーーーん……、はっ!」ヒラメイタ
美琴「!」ドキッ
上条「(日本人…、どこにでもいる…、右手で危機回避…。つまり――――)」
上条「御坂の好きなのは審判だな! ゴール前で味方DFが相手を倒してもシュミレーションだっつって笛吹いてくれるから好きなん―――」
美琴「なんの話だ、コラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」ビリビリビリビリッ
上条「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!」