とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

Part03

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だれでも歓迎! 編集


「とうまを・・・・助けてほしんだよ」

「てかなんで・・・アイツは・・・黒子は先に帰ってて」

「お姉様・・・黒子は逃げ出す程、非情ではありません・・・パートナーですの」

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普段はこんなところに来ないのに私は電撃の検査とかで・・・
常盤台から数百名と施設に連れられて3日間かけて検査する

まぁ簡単に崩していえば大きな宿泊研修みたいな感じだ
新しい環境で能力の向上がコンセプトらしい

しかしそのテレポーターが検査する施設と私が使用する施設に
不具合があって私と黒子は初春さんや佐天さんのお土産をこの時間に買いに行こうと
街をブラブラしもう夜の19時門限ギリギリ・・・近道しようと暗い路地に入った

どこかで爆発音がした

「なに」
「わかりませんの」

ただここからそう遠くはない
廃墟ビルが密集したところからの爆発音

黒子が走りだそうとした手を引きとめた
なんかヤバい気がするそう感じた、そして胸がザワザワした

「お姉様?」

黒子の呼びかけに耳をかたむけながら
目線は動かさずにいた

「黒子・・・」



すぐに戦闘態勢になれるように身構え
目の前にいる人物に話しかけ

「こんな暗闇でスタンガンをバチバチなにしてんのよ」

そう言って電撃を人物に当たらないように軽く飛ばした

「ひぃぃ」

ガタガタと逃げる音が聞こえた

「待ちなさいよ」

黒子が美琴を止めようと走りだしだしたが間に合わなかった
そのまま廃墟ビルがある方へと美琴と黒子は知らずに走っていた

「曲がり角・・・待ちなさい」

見失わないように電撃を飛ばした

「うわぁぁぁ」

あれ?私の電撃は当たってないのに・・・
シュンと音を立てて黒子が現れた

「お姉様早すぎますは」

「あっっ黒子」

二人でゆっくりと曲がり角を覗くと
そこには倒れている男と

「アンタは・・・」

そこには白い修道服を着た子と黒髪の女性がいた

「五和・・・大丈夫?あっっ短髪・・・」

私に気が付いたのかこちらを向いた

「なんでアンタがこんなところにっって怪我してるんじゃない」

よく見るといつも白い修道服は泥に汚れていて
ところどころに血液が付いていた
隣にいる女性も怪我をしていた

「短髪いまはそれどころじゃなんだよ、とうまが・・ごめん短髪今は行かなきゃ」

「ちょっと待ちなさいよ。アイツがどうかしたの?」

私はどこかに行きそうな修道服の子の腕を
掴み話を聞いた

「短髪、一般人は巻き込めないんだよ。五和先に行ってなんだよ」

「一般人ではありませんの・・・ジャッチメントですの事情をお聞かせください」

「黒子・・・」

黒子がジャッチメントの腕章を見せながら
白い修道服の子に聞いた

白い修道服の子はちらりとこちらを見て
逃げれないの確認してから

「短髪はとうまの友達だから・・・」

そしてわかりやすく私にアイツが置かれている状況を教えてくれた


「あのバカ」

「短髪・・・とうまを助けてほしんだよ」

いまにも泣きだしそうな顔して
よっぽど焦ってんのね

私だって力になれる
前の借りが返す時が来たのね

「黒子・・先に帰ってて」

「お姉様・・・黒子はそんなに非情ではありませんの」

黒子・・・普段は危険なことに巻き込みたくないから
嘘をつくが今はそんなことよりもアイツの姿を見たい

「黒子」

「お姉様、黒子は引きませんよ」

「短髪時間がないんだよ。とうまが」

「わかった行くわよ、黒子危なくなったら逃げなさいよ」


そして私たち三人は走りだした
廃墟ビルに近付くにつれて爆発音が大きくなってきた

暗くてよく見えないが倒れているひとが
何人もいた


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