美琴のお泊り1週間
~1日目~
美琴「お泊りお泊り~♪……当麻?なんで布団敷いてるの?」
上条「なんでって一緒に寝るわけにはいかないから当たり前だろ?」
美琴「え!?そんなの泊まる意味がないじゃない!」
上条「泊まる意味ってなんだよ……いいからもう寝ろ。おやすみ。」パチッ
美琴「わ!まだ話終わってないのに電気消さないでよ!」
上条「ぐー……」
美琴「無視すんなやコラァァァァァァァァアアアア!!!!!!」バチバチー
~2日目~
上条「はぁー……今日も泊まるのか……」
美琴「結局昨日は別々で寝たんだから当たり前でしょ!!今日は絶対一緒に寝るからね!」
上条「……不幸だ…」ボソッ
美琴「当麻~何か言った?」バチバチ
上条「イイエナンデモアリマセン。」
美琴「じゃ寝よっか!」パチッ
上条「はいはい……(素数を数える準備をしておくか…)」
美琴「………」
上条「………」
美琴「………」
上条「………?(美琴のやつもう寝たのか?それに自分から言い出したのになんで壁に引っ付いてるんだろ。)」
美琴「(ど、ど、ど、どうしよう…いざ寝るとなったら緊張して当麻の側にいられない……)」
~3日目~
*すでにベッドで寝てます
美琴「(うう……昨日も別々に寝たのと同じだったわね…)」
上条「(この調子なら俺の理性が暴走するようなことはなさそうだな。よかったよかった。)」
美琴「(このままじゃ一緒に寝てる意味がないわ……えい!!)」ギュ
上条「!!?!?み、みみみ美琴!?いきなり何をしてるんでせうか!?」
美琴「な、何って抱きついてるのよ。(……当麻の抱き枕……心地いい…)」
上条「(り、理性がぁぁぁぁぁああああ!!!!素数…素数…)3.14159265358979323846264338327950288……」
美琴「!?(なんでいきなり円周率?……しかもあってるし…これってかなりすごいんじゃ……?)」
~4日目~
美琴「ちょっとなんで布団敷いてるのよ!!」
上条「もう一緒に寝るのはダメ!おやすみ!!」パチッ
美琴「ええ~!!なんでなのよ!!」
上条「(昨日はやばかったからな……つーかまさか無意識のうちに素数じゃなくて円周率を言っていたとは…)」
上条「(さて、今日はゆっくり寝られ…)…ん?」
美琴「おやすみ~当麻~。」
上条「おやすみって…なんで布団に入ってきてるんでせうか!?」
美琴「だってもう当麻なしじゃ寝られないんだもん♪」
上条「(今日も抱きつかれるとは……だいぶ慣れたけどいつ理性が崩壊するかわからん……)」
美琴「うふふ~当麻あったか~い♪」
上条「(それにしても俺の苦労も知らないでコイツは……おら!)」ギュッ
美琴「ふええ!?と、と、と、当麻!!?///////////」
上条「(おお…あったかいな。それに柔らかいしなんかいい匂いがする…これはもっと抱きしめたくなるな。)」ギュー
美琴「にゃ、にゃにすんにょよ…そんにゃに抱きしめたらふにゃー」
上条「あれ美琴?寝ちゃったのか……俺も寝よ。(にしても意外と理性は大丈夫だな。)」
*幻想殺し発動のため漏電はかき消されてます
~5日目~
上条「さてそろそろ寝るか……あれ?」
美琴「スー…スー…」スヤスヤ
上条「寝てるし…このままここ(机)で寝かせとくわけにもいかないけど起こすのもな……よし!」ヒョイ
美琴「……ん…?」
上条「あれ……?起きちゃった?」
美琴「……ふぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!?あ、あ、あ、アンタ何して!?」
上条「何って……お姫様だっこ。おっとっと、ベッドに到着ですよっと。」ドサッ
美琴「お姫様だっこ……(私のバカー!!なんで寝ちゃったのよ!寝なかったらもっとしてもらえたかも……)」
上条「電気消すぞー。」パチ
美琴「(……あれ?寝てなかったらだっこはなかったことなんだからよかったのかな?)……へ?」
上条「んーやっぱ美琴の抱き枕はいいわー。」ギュー
美琴「わわわわわ!!今日もまた!?」
上条「え………ダメ?」
美琴「ダメじゃない……(今日は気絶しちゃダメよ私!この心地よさを存分に楽しまなきゃ!)」ギュ
~6日目~
上条「美琴そろそろ寝るぞ。」
美琴「あー……あのさ…///」
上条「どうしたんだ?」
美琴「う~……その……///」
上条「……はいはいわかりましたよっと。」ヒョイ
美琴「!?」
上条「だっこしてほしかったんだろ?」
美琴「……ぅん//////」
上条「よっと。ベッドに到着ですよ美琴姫?」
美琴「ありがと……///」ポー
上条「電気を消してっと。」パチ
美琴「………」
上条「?どうしたのか美琴。」
美琴「……ス…しい…」
上条「へ?」
美琴「だから……おやすみのキス……してほしいな……///////」
上条「……じゃ目閉じろ…(大丈夫だ…理性は崩壊しない…はず)」チュ
美琴「ん……えへ…えへへ~と~う~ま~♪」ギュッ
上条「(やべぇ……美琴超かわいい……)」
~7日目~
美琴「ふぁ~……寝むた…」
上条「ん?じゃ寝るか。よいしょっと。」ヒョイ
美琴「あ……えへへ~///」
上条「ベッドにとうちゃ~く!さてと電気電気…」パチ
上条「それから…おやすみ美琴。」チュ
美琴「お、おやすみ……//////」
上条「ふう……(美琴ー……)」ギュー
美琴「ふにゅ……(もうこれ以上ない幸せね……)」
上条「(あ~幸せだ……もうここでずっと美琴と暮らしてもいいな……)」
~8日目~
*常盤台の寮の前
美琴「じゃあちょっと待ってて。部屋からいるものとってくるから……?」
上条「ああわかった……?」
寮監「御坂……久しぶりだな。」
美琴「りょ、寮監!?この時間帯はいないはずなのに……不幸だわ…」