とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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小ネタ よくあるソレなショートストーリー 1



とある休日、不幸体質の少年上条当麻は今日も朝からドタバタしている
それは「休日限定の特売セール」があるからだ。これはと狙いを定めていたセールなので急いで出発の準備をしている最中というわけである
「とうま、早く帰ってこないと知らないんだよ!」
「わーったから!じゃいってくるぞ!」
と禁書を振り切って家を飛び出す

道中は不幸に見舞われることなく目的地に辿り着こうとしていた
だが目的地を目の前にして、彼の目の前には「常盤台のエース」こと御坂美琴

「(まだ見つかってませんよね…今のうちに…)」
「ちょっとそこ!」
「おっ、御坂じゃねーか!」
上条はここを乗り切ればという考えで軽く流す考えだ
「アンタ今私から逃げようとしてなかった?」」
「なんてことを仰いますか!でも今は見逃してください!埋め合わせはしますからっ!」
「わ、わかったわよ!なんか急いでるみたいだし…」
「神様御坂様!ありがとうございます!!」
と言って上条はその場を去り、目的のセールへ向かい買い物を済ませた

上条が去ってからしばらく、自販機前のベンチで美琴は座っていた
「あの馬鹿、埋め合わせって言ってたわよね…」
と美琴はしばし考える、そして・・・
「これってもしかしたら…」
そこへ買い物を終えた上条が素晴らしいタイミングで通りかかる
美琴が話しかけようとした時向こうから言葉が飛んできた
「御坂さっきは助かったぜ、おかげさまでこんなに特売品を…」
と両手に持っている買い物袋を美琴に向かって嬉しそうに突き上げる
「そ、それは良かったわね。でもそれって重いんじゃない?」
「まあ、ちょっとな」
「片方持ってあげるわよ」
「これくらい大丈夫だって!第一女の子に持ってもらうなんて出来ねぇよ」
「アンタさっき埋め合わせするって言ったわよね…」
「え…ハイ、確かに申し上げましたが…ってなんでビリビリ!?」
両手が塞がってる上条に電撃を防ぐ術はない
「わ、分かりました!では片方お持ちください!」
「よろしい、分かれば良いのよ」
と美琴は上条から買い物袋を受け取る

「(見た目以上に重いわね、これ…)」
「大丈夫か御坂?どうせなら片方の持ち手持ってやるよ」
「自分から持つとか言っておいて情けないけどお願いするわ…」

「んで御坂はどこまで付き合ってくれるんだ?家まで来るわけじゃないだろ?」
「家まで付き合っちゃダメなのかな…?」と上目遣いで上条を見つめる美琴
「お、お願いします…(これは反則だろうよ…)」


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