とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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匿名ユーザー

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もし不幸体質の高校生が初めからニブくなかったら




7月19日~ファミレスにて~


カミやん「サカるなら一人でビデオ相手にがんばってろ」

スキルアウト「何だとぉッ!」

カミやん「だいたいな あいつはあんなキャラじゃないぞ
     本当は俺のこと好きなくせに、それが恥ずかしくって、つい普段から強気な態度にでちゃうっていうキャラなんだよ。
     連日の勝負も、結局は俺に会うための口実だしな。
     だよな? 美琴」

ミコっちゃん「そそ、そんなわけないでしょ!? ア、ア、ア、アンタどんだけ自意識過剰なのよ!!!///」

カミやん「…ほらな? ツンツンしてるけど顔は真っ赤だろ?」

スキルアウト「うん、もうお前ぶん殴ってもいいかな?」



7月19日~効かない攻撃と効く攻撃~


カミやん「いくらやってもオマエの攻撃は俺には効かないんだ これ以上続けても不毛なだけじゃねーか」

ミコっちゃん「くっ……」

カミやん「……まぁ、俺の能力だって万能じゃない。 弱点だってもちろんあるけどな」

ミコっちゃん「! ど、どんな!?」

カミやん「オマエに抱きつかれて、耳元で『スキ』なんて言われたら、俺はたぶんイチコロだ」

ミコっちゃん「で、できるわけないでしょうが!! そもそもそれ能力関係ないし!!///」



8月21日~用件~


カミやん「おっすー。そっちも今帰りってトコ?」

ミコっちゃん「ああ、アンタか。今は疲れてるしビリビリは勘弁しといてやるわ。で、用件は?」

カミやん「いや用件ってか、道がおんなじなら何となく一緒に帰りたいだけなんだが」

ミコっちゃん「ほう? 常盤台のお嬢様に向かって、ただ何となく帰りたいと?」

カミやん「ダメか? 俺としては、少しでも長く美琴と一緒にいたいんだけど……」

ミコっちゃん「ダメなんて…別に…言ってないじゃない………///」



9月1日~閉じ込められて~


カミやん「っつか、お前達は何でここにいるんだ?」

変態さん「わたくしは風紀委員ですので」

カミやん「ふうん。じゃあ美琴は?」

ミコっちゃん「え、いや、別に私は……」

カミやん「まあ想像はつくけどな。
     白井の仕事に付き添ってたら、警備室の防犯カメラに俺が映ってるのを発見して、心配して駆けつけた、ってところかな」

ミコっちゃん「な、なんでわかるのよ!! いや、まぁ、違うけどね!? アンタのことなんか心配してなかったけどね!?」

カミやん「照れるなって。 俺はすごくうれしいぞ?」

ミコっちゃん「う、うるさい!///」

変態さん「…この類人猿、蜂の巣にしてもよろしいですの?」

インデ目録「私も手伝うんだよ」



9月19日~押し倒して~


カミやん「黙ってろ。ちょっと動くな」

ミコっちゃん「ひっ……え、えっと……」

カミやん「!!! ど、どうしよう土御門! このシチュエーションって、やっぱキスしたほうがいいのかなあ!?」

シスコン軍曹「お前、何しにココ来たの!?」



9月30日~浮気~


御坂妹「……ミサカは浮気はしません、とミサカは手の中のヒヨコを再確認します」

ミコっちゃん「ミサカ『は』ってどういう意味よ……」

カミやん「上条さんも浮気はしません、と上条さんは美琴への想いを改めて誓います」

ミコっちゃん「ア、アンタには聞いてないわよ!!///」

御坂妹「どうしてこうなった、とミサカは墓穴を掘ってしまった自分自身を責めます」



9月30日~友達~


カミやん「インデックスも言っただろ。あそこにいるのは、俺の友達だ」

ミコっちゃん「友達、って……」

カミやん「安心しろって! 本当にただの友達だから!」

ミコっちゃん「そういう意味で聞いたんじゃないわよ! っていうか安心しろって何によ!!///」

インデ目録「とうま……私達は急いでたんじゃないのかな……」



10月3日~アドレス交換~


美鈴ママ「はいはーい。君の番号は『友達』のカテゴリに登録しとくからねえ
     あっ! 将来的には『家族』になるから、そっちに登録しといたほうがいいかなぁ~?」

カミやん「あ、じゃあ、それでお願いします」

インデ目録「お願いしますじゃないんだよ!! そこはツッコむところかも!」



10月4~8日 ~母~


ミコっちゃん「……アンタ。何でウチの母のアドレスが登録されてる訳?」

カミやん「ああ、この前偶然、お義母さんに会ってときに―――」

ミコっちゃん「誰がお義母さんよ、誰が!!///」



10月4~8日 ~聞きたい事~


カミやん「ちょっと聞きたい事があるんだけど、今大丈夫かか?」

ミコっちゃん『へ、へえ。それって私じゃないとダメな訳? 他の人でも別に良いんじゃないの?』

カミやん「んー…そうだけど、できれば美琴がいいかな」

ミコっちゃん『なんでよ』

カミやん「オマエと話したいからに決まってんだろ」

ミコっちゃん『ふ、ふ~ん。 そ、それで? 聞きたいことって何?///』

カミやん(素っ気ない返事だけど、電話の向こうではニヤニヤしてるんだろうな)



10月10~16日 ~母性の塊~


ミコっちゃん「あの馬鹿……いつまで母性の塊に甘えているのよーっ!!」

カミやん「うおっ!? ご、誤解だって! 今のは事故だ事故!」

ミコっちゃん「嘘つくんじゃないわよ!! アンタだって本当は大きいほうがいいんでしょうが!!
       どーせ私は貧乳ですよコンチクショウ!!!」

カミやん「お前なぁ……そんなこと気にしてたのか?
     俺は胸のサイズで人を判断しないし、そんなものがなくたって美琴が好きだって事実は変わらねぇよ!」

ミコっちゃん「そ、そう……それならそれでいいわよ……べ、別に最初から気にしてないけどね///」

おしばり「ぅ……うわ~~~~~~ん!!!」

カミやん「い、五和!!? 何で泣いてんの!?」

教皇代理「撤収撤収! フリーキック大作戦は大失敗なのよ!」

香焼くん「アックアはどうするんすか」



10月10~16日 ~遠距離恋愛~


おしぼり「距離が遠くなっちゃったから、日本にいる人とはすぐに会えなくなっちゃったのが残念ですけど……」

カミやん「それってもしかして……好きな人、とか?」

おしぼり「えっ!!!? ああああの、ええええと、そ、その…………はい…///」

カミやん「そっか~……遠距離はつらいよな。
     俺も美琴と離れ離れになったら、この世の終わりみたいな気持ちになるだろうしなぁ……」

おしぼり「ぅ……うわ~~~~~~ん!!!」

カミやん「い、五和!!? 泣くほどつらいのか!?」

教皇代理「撤収撤収! 夜のデート大作戦は大失敗なのよ!」

牛深さん「だからアックアはどうするんですか」



10月17日~ハイキック~


カミやん「人前でスカートのままでハイキックとかも自重しとこうぜ。
     下が短パンだからって太股の根元まで見えてんのに変わりはないんだからさ」

ミコっちゃん「平気よ。こんなの、しょっちゅうやってることだし」

カミやん「俺は平気じゃないんだよ! 他のヤツに見られたくないの!」

ミコっちゃん「…じ、自重します………///」



10月17日~ふにゃー~


ミコっちゃん「ふにゃー」

カミやん「はいはいそこで幻想殺し。 ったくダメだろ? うれしいからって漏電しちゃあ」

ミコっちゃん「う、うるひゃいわね! 誰のせいでこうにゃったと思ってんのよ!」

カミやん「俺のせいですねー、ごめんなさいねーっと。 仕方ない。責任とって、ずっと一緒にいてやるよ」

ミコっちゃん「ずずずずっとって!!! アアアンタ何考えてんのよ!!!///」

カミやん「おやおや~? 俺は漏電が治まるまでは、こうしててやるって意味で言ったんだけど、美琴ちゃんは何を想像したのかな~?」

ミコっちゃん「!!! なな、何でもないわよ!!」

カミやん「……美琴が望むなら、俺はそうなりたいと思ってるけどな」

ミコっちゃん「ふにゃー///」

カミやん「はいはいそこで幻想殺し」



11月5日~死んだはずの男~


ミコっちゃん「何でこんなトコにいんのよアンタ!? 第三次世界大戦は、北極海は、死んだはずじゃ……」

カミやん「上条さんが死ぬわけないでしょうが~ まだミコっちゃんとチューもしてないのに~」

ミコっちゃん「じゃあ、チュ、チュ、チューしたら死んじゃうわけ!?///」

カミやん「そうですな~ 幸せすぎて死んじゃいますなぁ~」

ミコっちゃん「へ、へぇ~。そう…///」



11月5日~犬条さん~


カミやん「わんわん」

ミコっちゃん「もう脈絡もないし人語ですらないし!!」

カミやん「くぅ~ん、くぅ~ん」

ミコっちゃん「………お手」

カミやん「わん!」

ミコっちゃん「おすわり」

カミやん「わふっ!」

ミコっちゃん「(カワイイ///)……じゃなくて! 何やってんのよアンタは!!」

世紀末帝王HAMADURA「十分遊んでからツッコんでもなぁ……」



11月5、6日~お揃い~


ミコっちゃん「一応お揃いなんだから、あっさりなくしたりしないでよね」

カミやん「………」

ミコっちゃん「? どうしたの?」

カミやん「いや、お揃いって響きがいいなぁ~と思って。 なんか恋人っぽいよな」

ミコっちゃん「仲のいい友達同士なら誰だってするわよ! 気にしすぎなのよこのバカ!///」



11月5、6日~今度は~


ミコっちゃん「ただし、今度は一人じゃない」

カミやん「……それはプロポーズと受け取ってよろしいのでせうか?」

ミコっちゃん「ち、違うわよ!! 話の流れでわかるでしょーが!!///」

カミやん「わかってて、あえて聞いたんだけどな。 予想通りの美琴ちゃんの反応が見れて、ワタクシは大満足ですのことよ」

ミコっちゃん「~~~!!! も、もう知らない!!///」







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