小ネタ もし幻想殺しと超電磁砲が初めからラブラブだったら
６月某日～出会い～
当麻さん「おま…『知り合いのフリして自然にこの場から連れ出す作戦』が台無しだろ―――」
御坂さん「何でそんなメンドクサイ事しなきゃなんないのよ」
当麻さん「フリじゃなけりゃいいのか？」
御坂さん「そうね。 しかも知り合いじゃなくて恋人同士ならもっと自然なんじゃない？」
当麻さん「じゃあ俺と付き合ってください」
御坂さん「こちらこそ宜しくお願いします」
スキルアウト「えっ！？ 何この状況！？」
７月１７日～勝負～
当麻さん「勝負勝負って今までオマエの全戦全敗じゃんか
この前のデートだって、格ゲーもレースゲームもボロ負けだったろ」
御坂さん「だから今日はパズルゲームなの！！ 絶対負けないんだから！！」
７月１８日～帰ろうとしたら～
御坂さん「お帰りかしら？」
当麻さん「言っとくけど 今からオマエの相手する気力はねーぞ」
御坂さん「あっそ……」
当麻さん「…？ どうしたんだ？ 急に不機嫌になって……」
御坂さん「だって…アンタと一緒にいたいんだもん………」
当麻さん「………喫茶店でまったりするくらいなら、こちらもやぶさかではありませんのことよ」
御坂さん「本当！？ いよっし！」
７月１９日～青春～
当麻さん「だから…こんな無意味な事はやめてもっと若者らしく青春を謳歌しないか？」
御坂さん「十分すぎるほど青春楽しんでるけど……」
当麻さん「それもそーだな……」
御坂さん「それとも、今以上ってこと？ けどそれにはアンタの協力が必要なんだけどなー？」
当麻さん「努力します」
御坂さん「よろしい！」
８月２０日～弄ばれて～
御坂さん「街中で 川原でもっ 幾度となく私を弄んでくれやがったでしょーがっ」
当麻さん「（そ、そんなことを！？）せ、責任は取らせていただきますので……」
御坂さん「責任って？」
当麻さん「で、ですからですね……その…将来………」
御坂さん「……お嫁さんにしてくれるって…？」
当麻さん「……はい」
御坂さん「えへへへへ～～～。 なら許してあげる」
８月２０日～浮気性～
風紀委員ですの「あらあら この程度でドギマギしているようでは浮気性の危険がありましてよ？」
御坂さん「そ、そんなことないもん！ 当麻は私のことが好きなんだもん！
私の……ことが……ぐすっ……」
当麻さん「な、泣くな美琴！ ちょっとびっくりしただけだから、な？」
風紀委員ですの「お、お姉様！ 黒子も言いすぎましたわ！反省してますの！！」
８月２２日～クッキー～
当麻さん「む クッキーというなら手製がベストですな」
御坂さん「手作りの方がうれしい？」
当麻さん「そりゃもう」
御坂さん「それ食べたら元気になる？」
当麻さん「なるなる。超元気になるね」
御坂さん「私のこと、もっと好きになる？」
当麻さん「当ったり前だろ？ 今でも大好きだけど」
御坂さん「じゃあ作る」
８月２３日～２７日 ～手作り開始～
佐天さん「周りに詮索されては困る人へのプレゼントなわけですね！」
御坂さん「だ、だって！ 変に邪魔されたくないんだもん……」
佐天さん「ってことはやっぱり、ウワサの彼氏さんなのかなー？」
御坂さん「うん！ わ、私の手作り食べたらね？ もっと好きになってくれるって言ってくれたの！！ だからね…その…」
佐天さん（かわいいのぅ…）
８月２３日～２７日 ～入院中～
御坂さん「なんでアンタがここにいんのよッ！ まだ入院中のはずでしょ！？」
当麻さん「いやー 入院費もバカになんないし」
御坂さん「そんなの私が払うから、今すぐ病室戻んなさいよ！！」
当麻さん「何で怒ってんだよ……」
御坂さん「心配してんのよ！！ いけない！？私がアンタの心配しちゃいけないの！？」
当麻さん「………その言葉だけで、上条さんは怪我なんて吹っ飛びます」
８月３１日～恋人っぽく～
当麻さん「一体何をやれば恋人っぽく見える訳？」
御坂さん「普段通りでいいんじゃない？ もう恋人同士なんだから」
当麻さん「いや、海原に見せ付けなきゃいけないんだろ？
だったらいつも以上にイチャイチャしなきゃいけないんじゃないか？」
御坂さん「いつも以上？」
当麻さん「いつも以上」
御坂さん「………チュー…する、とか？」
当麻さん「よろこんで」
