小ネタ にくまん
上条「はー…。うわ、息が白い…。最近寒くなってきたなー。」
上条「冬は初めてですが下校中に肉まんが欲しくなる(青ピ談)気持ちはよくわかりますよ。…ん?」
美琴「もぐもぐ」
上条「よっ、御坂今帰りか?」
美琴「!?」ビクッ
上条「お、肉まん。うまそうだなー」
美琴「いいいいきなり話しかけないでよ!ビックリするじゃない!!」
上条「お、おお、す、すまん(普通に声かけたつもりなんだが…)」
美琴「(なに一人で怒ってるのよ私はーーー!!)そ、それでなんかよう?」
上条「いや、見かけたから声かけただけ」
美琴「そ、そう。アンタも暇ねー(アンタを探してて冷えたから肉まん食べてたなんて言えない…)」
上条「しかしこの季節、肉まんが美味いだろうなー」
美琴「ふ、ふーん、確かにそうかもねー(今、私の手元には肉まん(食べかけ)が…。これをコイツに渡せば…間接キ、キキキ…)」
上条「…お、もうこんなとこか。じゃ、俺はこっちなんで、またな御坂」
美琴「え?」
美琴「ちょ、ちょっと待って!」
上条「ん?どうした御坂?」
美琴「あ、いや、えーと、その、……えいっ」
上条「モガッ!?」
美琴「常盤台のお嬢様との間接キ…だからね!あ、ああ、ありがたくいただきなさい!!」
上条「モガモガっ!?」
美琴「もう無理!じゃあね!(恥ずかしいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!)」
上条「モググ…ふぅ。たくっ…、まだ肉まんの礼を言ってねーぞ俺は」
上条の右手には食べかけの肉まんが握られていた。それを見ながらポツリと呟いた。
上条「しかし下校中の肉まん、確かに病み付きになるな………いろんな意味で」