とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

21-996

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匿名ユーザー

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小ネタ にくまん




上条「はー…。うわ、息が白い…。最近寒くなってきたなー。」

上条「冬は初めてですが下校中に肉まんが欲しくなる(青ピ談)気持ちはよくわかりますよ。…ん?」

美琴「もぐもぐ」

上条「よっ、御坂今帰りか?」

美琴「!?」ビクッ

上条「お、肉まん。うまそうだなー」

美琴「いいいいきなり話しかけないでよ!ビックリするじゃない!!」

上条「お、おお、す、すまん(普通に声かけたつもりなんだが…)」

美琴「(なに一人で怒ってるのよ私はーーー!!)そ、それでなんかよう?」

上条「いや、見かけたから声かけただけ」

美琴「そ、そう。アンタも暇ねー(アンタを探してて冷えたから肉まん食べてたなんて言えない…)」

上条「しかしこの季節、肉まんが美味いだろうなー」

美琴「ふ、ふーん、確かにそうかもねー(今、私の手元には肉まん(食べかけ)が…。これをコイツに渡せば…間接キ、キキキ…)」

上条「…お、もうこんなとこか。じゃ、俺はこっちなんで、またな御坂」

美琴「え?」

美琴「ちょ、ちょっと待って!」

上条「ん?どうした御坂?」

美琴「あ、いや、えーと、その、……えいっ」

上条「モガッ!?」

美琴「常盤台のお嬢様との間接キ…だからね!あ、ああ、ありがたくいただきなさい!!」

上条「モガモガっ!?」

美琴「もう無理!じゃあね!(恥ずかしいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!)」


上条「モググ…ふぅ。たくっ…、まだ肉まんの礼を言ってねーぞ俺は」

上条の右手には食べかけの肉まんが握られていた。それを見ながらポツリと呟いた。

上条「しかし下校中の肉まん、確かに病み付きになるな………いろんな意味で」









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