小ネタ 三段活用
@三巻以前
「よっ!! ビリビリ!!!」
ビリビリビリビリバリバリバリバリヂリリリリリリリシュゴドガーン!!
パキーーン!!
「いきなり何すんだ!!」
「あんたがビリビリっていうのが悪いのよ!!!」
「ったく、それだけで俺殺されかけるのかよ」
「まぁ、いいわ、許す!!」
「なんで上から目線?」
「今から、私があんたを感電死させてチャラよ」
「回答になってないどころじゃねぇ!! 不幸だーーーーー!!」
@三巻以降、一六巻以前
「よっ!! 御坂!!!」
ビリビリビリビリバリバリバリバリヂリリリリリリリシュゴドガーン!!
パキーーン!!
「いきなり何すんだ!!」
「急に声掛けないでよ!! 驚いたじゃない!!!」
「……驚かせないための挨拶だと思うんですが?」
「で、何の用?」
「いや、別に、目に入ったんで声を掛けただけですよ?」
「へ? ふ、ふーん……。ま、まあ、私もなんか用事があったわけでないし、急ぐようなこともないし、声をかけてこられても、別に悪い気はしないんだけど、そもそも、とんでもない借りがある私には、アンタになにかしら恩を返す義務があるから、ちょっと無理なお願いでも聞かなくてはならないし、仕方なく、そう仕方なくアンタの「あ、財布落としましたよ? いやいや気にしないでください。名前? いや名乗るほどの物では……」って無視すんなやこらーっ!!」
「人助けしてたら何故か命の危機に!!? 不幸だ~~~~~~!!!」
@一六巻以降
「よっ!! 御坂!!」
『スタタタタッガシッギュウーーーーーー
ふにゃ!!!??
「い、いきなりなに抱きついてるのよ!!!」
「御坂、いや、美琴!! お前に会えなくて、寂しかった!!」
「……私も、会いたかった」
「これからは、一時たりとも離さない!!」
「と うまぁ」
「美琴、好きだ!!」
こうしてアイツと私のシルエットは一つになった』
「もしも~し、なんで声をかけた瞬間に一時停止なさっているのですか?」
「ふ」
「ヤバッ!!」
「ふにゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」
「ふにゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~!! じゃねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
……不幸だ」