とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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匿名ユーザー

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日もまだ高い、ポカポカとしたある春の日、とあるひと組の男女が庭の椅子に揺られていた。

大の大人二人なら余裕で入りそうなその椅子に寄り添うようにして。

ツンツン頭の男は口を半分開け、涎を垂らして頭を女の方へ傾けながら気持ちよさそうに寝ていた。

その左手は女の肩に回され、その右手は女性の左手とつながれていた。

茶髪の女は、頭を隣の男の胸に預け、こちらも気持ちよさそうに、すやすや寝息を立てていた。

その左手は、男の右手とつながっており、その左手は自身の膨らみだしたお腹の上に撫でるかのように置かれていた。

これは、とある男女のこれからも紡いでいくであろう物語のほんのワンシーン。

春の陽気に包まれながらそよ風に吹かれ、午睡をする男女というワンシーン。








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