とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

25-088

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匿名ユーザー

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小ネタ とある少女の日記




12月20日(金)
冬休み初日。
今日から冬休みの間、日記を書こうと思う。
見られたくないから黒子がお風呂に入っているあいだに書くことにする。
鍵をかけてしまってしまえば見つかることもない。


12月21日
いつものように初春さんや佐天さん、黒子達と遊んだあと、あいつに会った。
あいつは補習もあるし、冬休みの課題もあって忙しいそうだ。
常盤台は夏休み同様冬休みも課題がない。
いろいろあって、、明日から宿題を教えるという名目であいつの部屋に行けるようになった。
これはチャンスだ。

12月22日
初めてあいつの部屋に来た。
妹が先にきたと聞いたときには悔しかったが負けたくない。
宿題に専念してもらうために、明日から夕飯を作ることにした。
なんだか昨日から積極的になってると思う。
明日がとても楽しみだ。

12月23日
夕飯を作ってたら、あの白いシスターが来た。
しかも、ただいまって。とうまは私と住んでるんだよって。
頭にきてあいつに聞き出してやった。
シスターがインデックスっていうことや、訳あって一緒に住んでること。
夕飯だけ作って帰ってしまった。

12月24日
昨日のことを謝って、インデックスと話をした。
意外と話のわかる子だった。今までいがみ合ってたのが嘘みたいに仲良くなった。
日記を書いてて気づいたが、今日はクリスマス・イヴだった。
もしサンタさんがいるんだったら、私の望むプレゼントはただ1つ。

12月25日
サンタさんって、本当にいるのだろうか。
夜、外に連れ出してクリスマスツリーの前で勇気を出して告白した。
あいつも私のことが好きだって言ってくれた。
インデックスが「こもえのところへ遊びに行ってくるんだよ」と空けてくれたのは私に気を使ってくれたのかもしれない。
あの子もあいつのことが好きなはずなのに。ありがとう

12月26日
嫌いだ・・・大嫌いだ
あの馬鹿・・・・・・ばか・・・



 月 日( )






12月28日(土)
昨日は何もする気が起きず、1日中ベッドの中にいた。
黒子にも心配かけちゃっやな。
それもこれも、あいつが悪い。
私に何も言わずに勝手にどっか行って、帰ってこないのが悪いんだ





12月29日
あいつが帰ってきた。見つけた瞬間に超電磁砲を打ち込んでやったわよ。
そしたらあいつ、ごめんって、そう言って抱きしめた。
そんなことされたら何も言えないじゃない。怒れないじゃない。
だけど、許したわけじゃない。私に寂しくさせた代償は払ってもらうんだから。



12月30日
恋人同士なのに、名前で呼べないのはおかしいと思う。
お風呂で練習してみることにした。
とうま、当麻。当麻。
結構簡単に言えるじゃない。そう思ってその後もあいつの名前を何度も言ってみる。
なんだと嬉しい。
黒子に聞かれたのは失敗だったけど。

12月31日(火)
今年も今日で終わりだ。
2万人もの妹ができたり、あいつと恋人になれたり。
幸せなこともあったし、悪夢のようなこともあった。
明日からは実家に帰る。
もちろん、日記も持っていく。

1月1日(水)
まさか、元日からあいつに会えるとは思わなかった。
どうやら実家も近く、母親同士も仲がいいらしい。
インデックスは先生のところに預けていると言っていた。
挨拶をして、付き合ってることも言ったら認めてくれるどころか婚約までする羽目になった。
これでもう、親公認の仲だ。

1月2日(木)
用意してもらった振袖を着て、ママにあいつと2人でお参りに行った。
これが初めてのデートだ。なんだか気恥ずかしい。
なんだかインデックスに申し訳ないと思う。クリスマスの時も。
ごめんね。
だけど今は、この幸せを堪能しよう。

1月3日(金)
もう少しいたかったけど、始業式のこともあるし、もう学園都市に帰らなければならなかった。
夏休みにはまた帰ってこようと思う。
あいつと一緒に帰って、寮まで送ってもらって、キスされた・・・・・・
今でも信じられない。
明日はいつも通りでいよう。

1月4日(土)
未だにあいつを名前で呼べない。
だけど日記でなら、書くことができる。
どのくらいかかるかわからないけど、いつか絶対に読んでみせる。
だから待ってなさい。
おやすみ、当麻

1月5日(日)
今日で冬休みも終わりか。
当麻といられる時間が減るのが惜しい。
改めて日記を見直すと2度と見たくないし、人に見られたくない内容だ。
絶対に隠し通してやる。
夏休みに、もう一度書こうかな。






















「・・・・・・ママ、意外と乙女だったのね。魔術とか2万人の妹とか気になるけど・・・・・・うわ、やば!ママ帰ってきたし!!」








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