小ネタ とあるカップルの海水浴
上条美琴「「夏といえば!」」
美琴「プール!」
上条「花火!」
美琴「そして」
上条美琴「「海だぁぁ、ひゃっほーい!!」」
美琴「って、ちょっと待て!!」バシッ!
上条「アウ!!」
上条「痛てて、なんだよいきなり」
美琴「あんた、何か忘れてない?」
上条「ん?水着にゴーグル、なにも忘れてないはずだが?」
美琴「準備体操」
上条「えー」
美琴「えー、じゃない!あんたの場合足つって海で溺れるとかありえるんだから」
上条「そ、それもそうだな」
美琴「それじゃあ、いっちに、さんし」クッシンハジメ
上条「ごーろっく、しっちはち」
美琴「いっちに、さんし」シンキャクー
上条「ごーろっく、しっちはち」
美琴「もういいでしょ」
上条「それじゃあ今度こそ」
上条美琴「「ひゃっほーい!!」」ジャッバーン!!
美琴「気持ちいいー!」
上条「冷たーって、ちょっ」
美琴「それそれ」バシャバシャ
上条「やったなー、そらっ」バシャバシャ
美琴「負けないわよー!」バシャバシャ
上条「今日は楽しかったか?」
美琴「うん」
美琴「ねえ、当麻」
上条「・・・美琴」
「 」
「 」
「」
パシャッ
上条美琴「!!?」
???「かっみやーん!」バッ!
上条「つ、土御門!?」
上条(ば、馬鹿な、美琴といちゃつきながらも周囲の警戒を怠らず、知り合いに見つからないルートを選んでいたはずだぞ!!)
土御門「ありえない、と、そんな顔をしているな。上やん、俺が誰だか忘れたか?」
上条(そ、そうだった。こいつは魔術と科学の世界を行き来する多重スパイ!素人の俺が最大限警戒しようがこいつは難なくそれをすり抜ける!!)
上条(それにあのカメラ、まさか・・・!)
土御門「このカメラか?もちろん、お前たちのキスシーンをバッチリ移しているぜい!!」
上条(このまま奴を逃せば話はクラス中に知れ渡る)
上条(そうなれば上条裁判が開かれ俺は死刑となるだろう)
上条(そうなったら明日は美琴とデートができなくなる!!)
上条(・・・始末しなければならない)
上条(あのカメラを、そしてなにより、土御門自身を)
上条(俺と美琴の未来の為に!!)
上条「土御門ぉぉォォォ!!」ウオー!!
美琴「当麻!どこ行くの!!?」
上条「ごめん美琴!また今度キスでもなんでもするから!!」
美琴「こ、こんなところでそんなこと言うな馬鹿ー!!」
上条「愛してるからなー!!」ダダダッ!
美琴「ふ、ふにゃー」ビリビリ