とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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匿名ユーザー

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アレイスターと美琴の共闘(?)




アレイスター「暇だな…」
アレイスター「計画も頓挫して、やることがなくなってしまった…」

☆「というわけで、私はこれからどうしたらいいと思う?」
蛙「人助けをしてみたらいいんじゃないかな、今まで君が迷惑をかけた分」
☆「なるほど」
☆「となると、やはり行くべきは超電磁砲の元かな」

常盤台中学寮 玄関
美琴「はぁ…またビリビリしちゃった…どうして素直になれないんだろう私」
ガチャッ

☆「それは君が本当に好きだからじゃないのか?」
美琴「…どちら様ですか?」
☆「…通りすがりのヒーローだ」

ブチッ

☆「ブチッ…?」

美琴「随分と舐めた事言うじゃない?そんなのは!あの馬鹿で!十分だっつうの!!」
☆「ぎゃあああ」

美琴「で?実際アンタ誰よ」
☆「ちょいとした便利屋だ…超電磁砲、ストレートに聞こう」
美琴「な、何よ」
☆「君は本当にあの幻想殺しのことが好きか?」
美琴「当たり前じゃない!!」
☆「ではいつ積極的になるか?今でしょ!」
☆「それじゃあ今すぐ告白しに行kぎゃああああ…」
美琴「良いこと言ったつもりでしょうけど、それができてれば苦労しないっつーの!」

美琴「邪魔だからさっさと視界から消えてくんない?さもないと焼肉にするわよ?」
☆「待ちたまえ、私はただ君の助けになろうと…」
美琴「そもそも見ず知らずのアンタを信用できるわけないでしょ!」
☆「フム、君の言うことにも一理あるな ビジネスは信用が第一ということだな?」
☆「ならこうしよう 今から3日以内に君に彼とのデートの約束をさせると」
美琴「そんなの何度もやってるわよ!」
☆「ほう?それは罰ゲームとかこつけたり、恋人ごっこを言ってるのか?」
美琴「いいじゃない!?結局は誘えてるんだし」
☆「彼はそれをデートではなく、任務や罰ゲームと認識しているのではないか?それでもいいとでも?」
美琴「…」
☆「話は決まったようだな。ではよろしく頼むよ、超電磁砲?」


翌日 いつもの公園
☆「私の思惑通りに幻想殺しは寸分の狂いなく行動してくれてる…あと5分でこの公園のベンチに座るはずだ」
☆「私にできるのは舞台のセッティングまで、あとは君次第だ。どれだけ良い台本でも役者が下手くそなら、その劇は台無しになるだろう?それと一緒だ」
美琴「わ、分かってるわよ!」

上条「ったくー、青髪のやつ俺を追う時だけ、無駄なカリスマ発揮しやがって…」
美琴(来た!!)
女生徒「上条くーん!」
美琴・☆(!!??)
上条「ん?あー○○さんか どうした?」
同級生「えーっとね…そのさっきの私のせいぽかったでしょ?だからお詫びにこれからお茶でもどうかなぁって思って」
美琴「なっ…!」
☆(これは予想外の出来事 それも最悪な…私としたことが!!)
☆「ここは一旦引こう…ってどこ行くんだ!?」



上条「お詫び?いいよそんなの。そんなもんのために助けたわけじゃないし」
同級生「いいからいいから…」
美琴「ちょっと待ちなさいよ!そんなことは認められないわ」
上条「御坂!?」
同級生「!誰か知りませんけど、これは私と彼の問題なの。貴方は首を突っ込まないで」
美琴「そうね…でもやっぱり許せない 私の大切な人が奪われようとしてるのにそれを見過ごすわけにはいかない!」
上条「それって…」
美琴「流石のアンタでも気付いたわよね?ごめんね、本当はもっとロマンチックに告白したかったんだけどさ…そうも言ってられないでしょ?」
上条「…」
美琴「私はアンタが好き…愛してる」
美琴「これが私の最初で最後の告白。どんな結果になろうとね」
上条「あーその、こんなところじゃ返事しにくいというか 急だし。」
美琴「ダメ、誤魔化さないで!とっても大切なことなんだよ?今答えてもらえなかったら、もう聞けない気がするの」
美琴「そんなの絶対にやだ!だから…!」
上条「わーったよ、あのな御坂、俺もお前のことが好きだ」
美琴「本当!!??」
上条「友人としてな」
美琴「はぁ?ちょっとそれはおかしいでしょ!今の流れからして完全に異性としてが好きの前に付くもんじゃないの!?」
上条「悪い、だけど中途半端な気持ちでお前と付き合いたくない」
美琴「私は別にそれでも…」
上条「俺が嫌なんだ!そんなに待たせないからさ。そん時が来たらちゃんと好きだって面と向かって言ってやる。今は友達以上恋人未満の関係でいこうぜ」
美琴「うぅぅ…」
上条「うげっ、なんで泣いてるんでせうか、御坂さん?」
美琴「そんなの嬉しいからに決まってるじゃない!このバカッ!」
上条「だったらそんな顔しないでくれよ、お前には笑っていてほしいんだからさ」
美琴「うん、うん!」

同級生「盛り上がってるところ悪いけど、そろそろいいかしら?」
上琴「////」
同級生「心配しなくても彼には手を出さないわよ。もっとも…」
同級生「今までの一部始終を記録したこの映像はクラスメイトにばらまくけどね」
上条「やめてください、お願いします。今度こそ上条さん命の火が燃え尽きちゃいます」
同級生「だーめ、女の子の恋心を弄んだ罪は大きいのよ♪そうそうそこの貴女にもあげるわよ。好きに使いなさい」
美琴「好きにって…そんなぁ、ふにゃー…////」
上条「うおおおい、何を想像した!何を!」

☆「興味深い…最悪な状況をアドリブで乗り越えるとはな」
☆「まぁ何はともあれ結果オーライと言えるだろう」

数日後
蛙「そうかい、そんなことが…」
☆「これを機に私はあらゆる男女の恋のキューピッドになろうと思う」
蛙「それはやめたほうがいいと思うよ?」
☆「なぜだーー!」


おまけ
同じ頃
青髪と金髪を筆頭としたクラスメートとジャッジメントの腕章をしている暗部まがいの女子中学生に追われる上条の姿が見られたそうだ。


                                      終わり






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