とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

27-059

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匿名ユーザー

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小ネタ 箱の中身は何だろな~?パート3




美琴「ちょろっと~」

上条「ん?」

美琴「アンタよアンタ」

上条「上条さんに何のご用ですか」

美琴「アンタにやってもらいたいゲームがあるのよ」

美琴の前には箱ののったテーブルがあった。

上条「・・・・またこれですか・・・・・」

溜め息を吐く上条。

美琴「なに嫌そうな顔してるのよ」

上条「だってこれ三回目だぞ。いいかげんうんざりもしますことよ」

美琴「いいからやりなさい」

上条「やだ」

美琴「正解したらちゃんと賞品あげるわよ」

上条「いやだ」

美琴「へ~~~~アンタ、私にそんな事が言える立場?」

上条「へ?」

美琴「この前(パート2)アンタ私にとんでもない事したわよね?」

上条「げっ!」

美琴「アンタが中学生の短パン剥ぎ取る変態だったなんてね~」

上条「あれは御坂妹が・・・・」

美琴「つべこべ言わずとっとと箱に手を入れなさい!」

上条「はいはい・・・・・」

しぶしぶ箱の中に手を入れる上条。
その瞬間、箱の中の右手を何かが掴んできた。

上条「うわ!」

驚いて箱の中から手を抜こうとするが、しっかりと掴まれていて抜くことができない。

上条「な、何でせうかこれは!?」

慌てながら美琴を見る。

上条(あれ?)

美琴は顔を赤く染め、視線はやや俯いていた。

上条(何で赤くなってるんだ?)

少し冷静になった上条は自分の右手を掴んでいる物を確かめる。
やわらかい。まるで人の手のような・・・・

上条(もしかして・・・・・)

箱を見てみると箱の側面にも穴が開いており、そこに美琴の右腕が・・・

上条「美琴の手!?」

美琴「せ、正解よ!」

上条「おいおい・・・・」

美琴「せ、正解したアンタに賞品をあ、あげるわよ!」

チュッ

そう言うなり美琴は上条の頬にキスをした。

上条「え?・・・・・・み、美琴!?今・・・」

美琴「じゃあ!私は帰るから!」

耳まで顔を赤く染めたまま、美琴は走り去っていった。

上条「・・・・・・・」

一人残された上条もまた、顔を赤く染めいた。

END










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