小ネタ もし上条さんと美琴が同じ学校の先輩、後輩だったら（授業編）
「で？ なんでオマエが上級生の授業見学に来てるワケ？」
「先生が御坂さんは上級生の授業を見学に行ってきなさいって…」
「よりによって何でこのクラスなんだ？ ここだけの話まともな奴の方が少ないぞ」
「お昼一緒だからこっちの方が早いじゃない。あ、後アンタは授業に集中してればいいのよ」
「なんだそれ…ま、大人しくしててくれれば良いぜ。間違っても俺の邪魔はしないでくれよ」
「はいはい、おしゃべりはそこまでですよ～早速プリントを配るです～♪」
（授業開始）
「（ジー）」
「（なんか見つめられてるし…この状況で集中出来るわけがないです！！）」
「（ジー）」
「（…不幸だ）」
「全く手が進んでない人が居ますねぇ～♪」
「カミやん幸せやなぁ～お嬢様と小萌ちゃんの視線を独り占め！」
「そ、そんなんじゃねぇって！」
「……上条ちゃんはお昼休みもみっちりとシゴいてやる必要がありそうです…」
「やっぱり不幸だ…」
「（ひ、昼休み！？ 困った事になったわね…）」
「（ん？ 人を見つめてたと思ったら今度はあたふたしてるし…）」
「…先生！」
「（み、御坂！？）」
「その昼休みの時間…私がこのバカに勉強を教えますから、先生は大丈夫です」
「（ほぉ～そういうことですか、考えましたねぇ～）じゃ、お任せしちゃいます♪
その代わり、勉強の成果はしっかりとチェックしますからねぇ～」
「ありがとうございます！（よっしゃー！美琴センセー大勝利！）」
「カ、カミやんが物凄く遠い存在に見えてきたでぇ…」
「こ、これは不幸…なのか？」
その昼休み、上条は美琴が作ってきた弁当を二人で教室で食べながら
美琴センセーに個人指導を受けましたとさ…めでたしめでたし。
