とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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匿名ユーザー

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小ネタ とある子供の質問攻め【ねぇ、なんで?】




子供と言うのは親や兄姉、祖父母に先生と、
何かにつけて大人に「ねぇ、なんで○○なの?」と聞いてくる物である。
ここにいる上条麻琴(5歳)もそんなお年頃であり、両親は質問攻めに遭っていた。


 ◇


Q 「どうしてママはビリビリするの?」

A 「ママは電撃使いだからよ」
  「しかもレベル5だもんな」



Q 「じゃあどうしてパパにはビリビリがきかないの?」

A 「パパの右手には超能力を打ち消しちゃう力があるんだ」
  「その変な力のおかげで出会った頃は苦労したわよね~」



Q 「なんでママはすぐにパパをビリビリさせるの?」

A 「パパがす~ぐ他の女に人にデレデレしちゃうからよっ!」
  「……そんな睨まれてもワタクシには覚えがないのですが…」



Q 「なんでパパはいろんなおんなのひととなかよしなの?」

A 「それは是非、私も聞きたいわねぇ……ねぇ、ア・ナ・タ!?」
  「だ、だから俺にはそんなつもりは無いんだって!」



Q 「パパ、ママのことはすき?」

A 「当ったり前だろ? 大好きだから結婚したんだよ」
  「…サラッと言ってくれちゃうんだから…///」



Q 「どんなとこがすき?」

A 「ママの? そうだな……全部かな。ママの全部が好き」
  「ちょっ!!?///」



Q 「じゃあパパは、ママとまことどっちがすき?」

A 「ん~…選べないなぁ。ママも麻琴も、どっちも好きじゃダメかな?」
  「あら! アナタってば、私と麻琴ちゃんで二股をかける気かしらん♪」



Q 「ママはパパのことすき?」

A 「うん、好きよ。大好き♡」
  「そ、そっか…ありがとな。……改めて言われると照れるな…」



Q 「パパのどこがすき?」

A 「そうね~…一言じゃあ言い表せないかな。好きな所がいっぱいありすぎて♡」
  「……ちょっと待って麻琴。一回ママを抱き締めるから」



Q 「なんでパパ、ママをギュってしたの?」

A 「ごめん。ママが可愛すぎたから、つい」
  「やっ、ちょっ! ……も~う♡」



Q 「まことは!? まことにはギュってしないの!?」

A 「勿論するぞ! むぎゅ~!」
  「ママも、むぎゅ~!」



Q 「……あれ? なんでギュってすると、こころがポカポカするのかな…?」

A 「んー? 大好きな人をギュってするとポカポカしてくるもんなんだよ」
  「ふふっ! だからパパもママも、麻琴ちゃんをギュってするとポカポカするのよ」



Q 「それとね、いいにおいもするの。なんで?」

A 「えっと…親は子供を落ち着かせる為に、安心させる匂いを分泌―――」
  「…なぁ、ママ。麻琴にそんな難しい事言っても分かんないんじゃないか?」



Q 「??? ぶんぴ…つ…?」

A 「あ、ほら。分かってないって顔だ」
  「で、でも他に何て言えばいいのか……」



Q 「なんでいいにおいになるのか、パパもママもしらないの?」

A 「えぇっと、そうだな……大好きなモノの匂いは、いい匂いに感じるもんなのさ」
  「そ、そう! 麻琴ちゃんの大好きなホットケーキがいい匂いになるのと同じなのよ!」



Q 「じゃあパパとママがいっぱいチューするのはなんで?」

A 「え゛っ!!?」
  「そ、それは……その…ねぇ、パパ…?///」



Q 「それからたまによるにおふとんのなかでプロレスごっこしてるのはなんで?
   『もっとつよく』ってなにをつよくするの? 『いく』ってどこにいくの?
   『あかちゃんできちゃう』ってどういうこと?
   あかちゃんはコウノトリさんがはこんできてくれるんじゃないの?
   ねぇ、なんでなんで?」

A 「……さ、さぁー…? ナ、ナンデナノカナー?」
  「……………///」










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