とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集

小ネタ ○○喧嘩は犬も食わぬ




「ほんと、信じられない。これで8人目よ? 誤解だとかそんな問題じゃない。だってわたしの目の前よ? そんなに怒らせたいのかって話だし。いつもデートに遅刻するし、なにかあれば金がないっていうし、服を買うときもなんでもいいとかいうし、デートすっぽかして誰かを助けにいくし、夜は連絡してこないし、ホント、なんであんなのと付き合ってるんだろう?」

「まったくやってらんねーよ。だって目の前で見てたんだぜ? 事故だってわかってるだろ? わかっててキレるとか訳わかんねーよ。待ち合わせの時間はこっちのこと考えてねぇし、お嬢様の金銭感覚は狂ってるし、違いがわからん服を選べっていうし、オレに一言もなしに誰かを助けに危険に突っ込むし、夜は連絡しろってうるさいし、なんであんなやつの告白にOKしたんだろ?」












佐天はここまで思い出してジュースを飲み干した。

「……彼氏欲しいな」

目の前ではとあるバカップルが、笑いながらデートしていた。
佐天がここにいることに気づいてないようだ。
互いに相手しか見えていないようである。










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