小ネタ 大掃除イベント(仮) 2
12月29日
美琴「大掃除の手伝いなのに、制服で行くのもなぁ…」
「私服で行こうかしら?まぁホテル1部屋借りればいいことだし」
常盤台の規則として休みの期間でも制服が義務づけられている。
寮監の目をごまかすためにホテルの一部屋を借りる訳だ。
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美琴「ホテル借りたけど、どの服がいいかしら?これは地味だし、これは子供っぽいし…ん~」
かれこれ服を選ぶだけで30分もかかってしまった。
美琴「これでよし!アイツどんな反応してくれるかな~♪」
本来の目的すら忘れそうな美琴であった。
一方上条家では…
上条「まずインデックスを追い出さないとな…」
禁書「ん?とうまどうしたの?」
上条「あぁ、今日大掃除するんだけど」
禁書「おおそうじ?まためんどくさいことをするんだね…」と言ってげんなりしている。
上条「そこで機械音痴のそこのアナタ!」
禁書「え?私!?たしかに苦手だけど音痴ってほどじゃないんだよ!?」
上条「ええいうるさい!お前に前、ふろ掃除させたら家の風呂がぶっ壊れただろうがぁ!!!」
禁書「それは謝るけど…」
上条「これ以上壊されたらアナタの3食が2食になったり、朝食がパンの耳だけとかの生活になるぞ!」
禁書「えー!?それは流石に嫌かも…」
上条「はい!そのためにお前は大掃除の間、小萌先生に預かってもらいます!」
ついでに食べさせてもらえるし、手伝わなくていいと言う一石二鳥だぞ。と付け加える。
食べさせてもらえると聞いて納得するインデックス。
上条「ふぅ…どうにか追い出せた…さてそろそろ片づけるか…」
ピンポーンというインターホンが響く。
上条「おっ来た来た」
ガチャ
上条「よぉ御坂よく来たな…ってッ!(なんで私服なんだ?しかもかわいい…ハッ相手は中学生相手は中学生…)」
一瞬理性が緩んだ上条である。
美琴「???どうしたの?急に顔が赤くなったり青くなったり…」
(まさか効果アリ?…へへ、そんなに似合ってるかな…えへへ)
上条「なッなんでもございませんことよ!? ってお前はどうしてそんなに顔がにやけてる訳?」
美琴「にッ…別に、にやけてなんかないわよ!」
上条「あーわかったわかったとりあえず入ってくれ」
美琴「あ、うん。おじゃまします。」