とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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ラブラブ?



御坂美琴は上条当麻に恋してる。
アピールを懸命にするが鈍感な上条にあっさりスルーされ、二人きりになっても
美琴から行動にとれない、上条も帰っていいか?とすぐ言うので二人はなかなか
結ばれなかった。
しかし美琴の努力が実り上条と恋人になった。
上条は最初、美琴よりもしどろもどろな雰囲気だったが次第に慣れ、今はお互い
メロメロになっている。
上条と美琴は周りに付き合っているのを誰にも言っていなかったが手をつないで
歩いているのを何回かやじうまに目撃され大きな噂となっていて、二人はインデックス、
白井等の耳に入っていないのを祈るばかりだった。

そんなある日の放課後、二人はいつもの公園で待ち合わせわした。
先に美琴が着いて自販機の隣のベンチに座り、上条が来るのを待つ。それが習慣
のようになっている。
「たまにはアイツが早く来てもいいと思うんだけどな~。」
独り言を呟いているとメール着信音が鳴った。
遅れるという連絡だったら一発超電磁砲喰らわせてやると思いながら携帯を開いたが
連絡主は佐天涙子だった。
『御坂さん、今暇だったりしますか?よかったら初春と一緒にお茶しに行きましょう!』
『これから用事があるから今日はごめんね。また誘って!』
こう返信をして携帯を閉じるとタイミング良く上条当麻がやってきた。
「悪い!最近待たせてばっかりだな。」
「最近じゃないわよ。最初からじゃない。」
「あれ?そうだっけ?まあ、次からは俺が待てるくらいに頑張るよ。」
「いっつもそのセリフ聞いてるんだけど。」
「大体集合時間の30分前に来てるお前に勝てる訳ねえよ。んで、どこに行こうか?」
「今日は何も決めてないからファミレスでお茶でもしてまったりしない?」
「激しく賛成!毎回美琴の買い物に付き合うのは上条さんの体力は持ちませんからね。」
「もう!!そうやっていじわるばかり言うんだから!」
昔だったら今の言葉ですぐ電撃飛ばしてきたのになあ~と上条は思いながら美琴の手を握った。
「よし!じゃあ行くか。」
ファミレスへ向けて足を進めたのと同時に美琴の携帯がまた鳴った。
「ごめん友達からメールが来た。」
上条に謝りながらメール内容を見て美琴は驚愕する。

『そうですか~。男の人と手つないで歩いてますもんね(笑)』
え・・・知っている。じゃない、見られている。
「佐天さん!どこにいるの!?」
大声で佐天の名前を呼んだ。隣の上条は突然の事に驚いて「うわ!」と声を出した。
すると自販機の後ろからひょこっと二つ顔が出た。
佐天と初春がどうも~と近寄って来た。
「御坂さん水くさいですよ!私達に彼氏ができたこと教えてくれないんですから。」
「そうですよ!いずれは白井さんにもばれる事なんですし。あ、ちなみに今白井さんは
風紀委員支部にいるんですが監視カメラで御坂さんを探してます。ここにいるとバレますよ?」
「だあああ!わかったからちょっと静かにして!当麻、今日はこの子達も一緒でいい?」
「今日は何も予定を決めてなかったからな。構わないぜ。」
「ありがとうございます御坂さんの彼氏さん!!白井さんに絶対見つからない
場所知ってますからそこに行きましょう!」
佐天と初春に連れられて上条は何が何やら訳がわからず、美琴は地雷を踏んだ気がして
ならなかった。

「どうぞあがってください。散らかってますが気にしないでくださいね。」
上条と美琴が案内された場所は初春の寮だった。
「あれ、御坂さん。久しぶりなの~。」
奥から佐天と初春以外の声が聞こえた。初春の同僚、春上がテーブルの前にちょこんと
座っていた。
「春上さん!久しぶりね!もう退院してたんだ?」
「つい先日に退院したの。この前は佐天さんがケーキ持ってきてきれて嬉しかったの。」
「退院してたなら教えてくれてもよかったじゃない。水臭いわね~春上さん!」
「ごめんなさいなの・・・・・ところでこの方は誰なの?」
春上は一番後ろにいる上条を見て質問する。
「パンパかぱーん!春上さん!この人はレベル5の御坂さんを心も体も骨抜きにした男、
そして御坂さんの彼氏で・・・えっと、お名前は何でしたっけ?」
「俺は上条当麻、ピカピカの高校一年だ。」
「くくく・・初春、ピカピカの高校一年ってあれギャグなのかな?」
「そんなこと私に聞いてもわかりませんよ。大まじめに言ってるようにも見えますが・・」
「上条さん、初めましてなの。私は春上と言います。」
「突然ここに連れてきてすみません。挨拶が遅れました、私は初春飾利です。」
「どうも~佐天涙子で~す。よろしくお願いします上条さん!」
「私の名前は御坂美琴です!よろしくね当麻くん!」
「この上条さんを部屋に招待してくれるなんてありがとうございます。」
佐天達は年下である自分たちに丁寧に挨拶する上条と、同時に渾身のギャグをスルーされ
怒っている美琴の鬼の形相に驚いた。

「と、とりあえず座ってください御坂さん、上条さん。お茶とお菓子を持って来ますね。」
初春と佐天は逃げるようにキッチンへ向かった。
「当麻!どうして相変わらず昔みたいなスルーっぷりをここで発揮するのかしら?」
「お前の友達の前で爆笑するというのが上条さん的にはプライドが許せなくてですね。
多分二人でいたら腹かかえてますよ。」
「そ、そう?面白かったんだ。えへへ。」
二人の間にぽわぽわな空気が漂い、二人のやりとりを見ていた春上が突然口を挟んだ。
「御坂さんは上条さんの事が好きなの~?」
「いいいいきなり何を!!!でも私はす、す、す、す・・・」
「早く好きって言っちゃえなの~!」
「な、春上さんそんな人だったっけ!?そんな言われたらもう恥ずかしくて言えないわよ!」
ここでお茶とお菓子を持ってきた佐天と初春が茶々を入れる。
「春上さんいい仕事してるよ~。ほらもっと色んな事聞いちゃえ!」
「こんな顔を真っ赤にしておろおろしてる御坂さん初めて見ます。可愛いすぎです!」
「ちょっと女子三人!私をからかわない!当麻も何か言い返してよ!」
上条に振り返るが腕を組み、じっとしてる。顔もどこか赤い気もする。
「・・・・残念ながら上条さんに反論はございません。顔を真っ赤にしておろおろしてる
美琴たんは可愛すぎます。」
その言葉に美琴はテーブルに顔を伏せた。漏電していないだけ成長している。
「そうだ、上条さん!さっきから気になっていたんですけどどうして自分の事を上条さん
って言うんですか?」
「なんていうか、もうクセになってな。時々ポロっと出てしまうんだよ。」
「そうですか。じゃあ、将来御坂さんも自分の事を上条さんと言える時代が来ますね!」
ここでさすがに我慢できず美琴が漏電した。
「おい!美琴漏電してんぞ!友達の家を焦がすつもりか?」
咄嗟に左肩に手を置いて電撃を止めた。
美琴は恥ずかしさのあまり、動けないが耳はしっかりむけている。
「この抱擁・・・まさにコンビネーションばっちりなの~。」
「こんなの見せられたら関係ないこっちが嫉妬しちゃうよ初春!」
「そ、そうですね。白井さんが知ったらどうなるか・・・考えたくありません。」
きゃーきゃー騒いで近所迷惑にならないのかと上条は心配した。
(でもそんな美琴に追求してないからまだ大丈夫か。)
しかしそんな予想は見事にぶち壊された。

「上条さん、確認させてください。お二人は恋人同士で間違いないですね?」
こくんと佐天の質問に頷いた。
「上条さんはこのまま御坂さんと末永くお付き合いをして、いずれは結婚して暖かい家庭
を築きたいですか?」
「決断はまだ早いかもしれないが俺はそのつもりでいる・・・」
再び女の子三人は興奮しだし、テーブルから身を乗り出した。
「ちょっと初春、春上さん!今の聞いた!?プロポーズだよね今の!?キャー!!」
「はい・・・今私達の目の前には夫婦同然の二人がいます。ね、春上さん!」
「素敵なの~私も運命の人に言われたいの~。」
「こ、こら!年上の高校生を冷やかす中学生ってどんだけ君たちはマセてるんだ!」
「御坂さんに冷やかされる時だってありますよね?御坂さんもマセた中学生ですよ?」
「それは恋人の戯れって事にしてくださいごめんなさい・・・」
「あ~もう!上条さんの返す言葉全てが幸せオーラが出てる、羨ましい!
そうだ!一番したい質問を忘れてました。本当は最初にする質問だったんですが。」
「まだあるのか・・・上条さんの精神的にも限界なんですが・・・」
「御坂さんが私達に付き合っているのを教えてくれてなかったので勘弁してくださいね。
でも最後の質問としましょう。
いつから付き合い始めたんですか?」
「え~っと・・いつからだっけ?もうすぐ三ヶ月たつくらいかな。」
「・・・今日で三ヶ月一週間と一日よ。ちなみに今日が100日目よ。馬鹿。」
「・・・・御坂さんよく覚えてますね。」
ようやく顔をあげた美琴に話を振った佐天。だが美琴はまだ顔を赤くして、どこかご機嫌
斜めのようだ。
ジト目で上条を睨みつけたつもりだが、今までの会話を全部きいてしまい、
トロンとした目になっていた。
「当麻、よく女の子にこんな恥ずかしい事ペラペラ言えるわね。
それだから他の女子にフラグを立てんのよ。」
「思った事をありのままに言っているだけだぞ。ここまで聞かれたら何も隠さず言う
べきだと思うんですが。」
「何も隠さず??じゃあアンタの事この子達に隠さず言ってやろうかしら!
テストで全教科赤点とったのは誰?その影響で休日も補習で大量のプリントもらっている
のは誰?しかもプリントの問題が全くわからないからと言って中学生の彼女に教えて
もらっているのは誰!?」
「ぎゃあああ!!やめろぉぉぉ!それは言うなあああああ!!」
「だったら軽口を減らす事ね。ほんっとに馬鹿なんだから。」
上条は髪をバリバリとかき、美琴は先ほどとは打って変わり腕をくんでふんぞり返っていた。
このやりとりを目を輝かせて見ていた春上がぽつりと言い放つ。
「二人とも、凄くお似合いなの~」
「・・・・・・・・・・・・バカー!!!」バチバチ
「ぎゃあぁぁ!!何で俺―!?」ビリビリ


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