アンバード
■キャラクター名:アンバード
■異名:アンバード
■ヨミ:アンバード
■性別:?
■武器:10万人の殺人鬼
特殊能力『同生同名殺人同盟』
自分を殺した者の命令に服従する能力。
この能力を持った相手に殺された場合、対象は名前と能力を失い、回生してアンバードという名前とこの能力を代わりに得ることになる。
この能力を最初に手にした人物(オリジン)がアンバード以外に殺された時、この能力の影響下にある全ての人物は黒い灰となって消える。
なお、オリジンの正体はプロローグの登場人物の一人である。
設定
推定10万人の殺人鬼――または10万人を従える一人の指導者。
その正体はおろか、それを裏で操る人物が実在することすら誰も気に留めないほど名前だけが一人歩きしている。
“アンバード”――。
それはお茶の間を賑わせるお天気キャスターであり、野球選手であり、俳優である。
政治家であり、インフルエンサーであり、お笑い芸人である。
バスの運転手であり、警察であり、クラスメイトである。
彼の父であり、彼の母であり、彼の妹たちであり、彼自身である。
自分を殺した人物の名を掲げ違和感すら覚えることなく、別の誰かに手をかける、哀れな山鳥たちの総称である――。
死体を回生させる殺人鬼は、果たして殺人鬼なのか。
NOVAのVIP会員たちからも懐疑の声が上がっているが、その数は日に日に増して増え、もはやその名を知らない者は居ない。
ゆえに――彼らは然るべき舞台に上がり、裁きを受けるべき“殺人鬼”と定義された。
最終更新:2024年05月16日 23:14