累絵 空

■キャラクター名:累絵 空(ルイエ クウ)
■異名:ミッシングギガント
■ヨミ:ミッシングギガント
■性別:美少女
■武器:素手、友達のアリス、素敵なもの全部

特殊能力『小さな小さな空の歌(クウ・リトルリトル)

 空の肉体、あるいは肉体に接触した物体(生物・非生物問わず)を小さくすることができる。
 「接触したかどうか」や「どこまでが一括りの物体か」の判断は空の主観に依存する。
 発動時に触れていればよく、それ以降は離れても空の望む限り小さくなり続ける。

 縮小する速度はおよそ「3秒間に寸法が1/2になる」程度(6秒で1/4、9秒で1/8……と累積する)。
 縮小できるサイズの下限は存在しないが、縮小を空の任意のサイズで停止させたり、停止状態から再度縮小を進行させたりする事は可能。

 また、空はこの能力を作用させた物体の現在の状態(大きさ、位置、外観も含めた形状)を常に把握することができる。

 空が望めばこの能力はいつでも解除できる。
 能力を解除された物体は縮小時と同じだけの時間をかけて大きくなっていき(3秒で寸法が2倍、6秒で4倍……)、最終的には元の大きさに戻る。

設定


累絵(ルイエ)(クウ)
 1年ほど前から東京二十三区各地で目撃されている、身元不明の美少女。
 身長150㎝ほど、日本人離れした整った目鼻立ちに、赤みのかかった瞳と肩口で切りそろえた金髪、全身を包む黄色を基調としたロリータ風の服装が特徴。
 良く言えばお人形さんみたいに可愛らしい、悪く言えば人間味を感じられない、そんな美少女。
 累絵空という名は彼女がとあるネットカフェの会員登録をする際に使用した物であり、本名かどうかは不明。
 彼女と会話した者の数少ない証言によれば、何か、あるいは誰かを探しているようだが……?

〇ミッシングギガント
 1年ほど前から散発的に東京二十三区各地で発生している猟奇殺人の犯人の通称。
 犠牲者が巨大な何かに握りつぶされた、あるいは踏みつぶされたかのような無残な遺体を晒しているのが特徴で、被害総数は発覚しているだけで17名(今年5月末時点)。
 そのような遺体の状態にもかかわらず、それを成しえるような巨大な存在の目撃情報が全くないことから、行方不明の巨人(ミッシングギガント)の名で呼ばれるようになった。

〇アリス
 空曰く、彼女のただ一人の友達。
 空が常に携帯しているポシェットの中に居を構えている5cmほどの小人。サイズを考慮しなければ、空とは姉妹のようによく似ている。口が悪い。
 魔人。『生き物を美少女に変える』能力『アリス・イン・ワンダーランド』の使い手。

最終更新:2024年05月19日 18:35