一 i

■キャラクター名:一 i(にのまえ あい)
■異名:八百万 虚無
■ヨミ:パンク・キャノン
■性別:女性
■武器:超々極小型遠隔操作爆弾 八百万 虚無(パンク・キャノン)


特殊能力『虚数の愛する数式(わたしのあいするかぞくたち)』

一族中の魔人率が99%を超える戦闘破壊家族、一家(にのまえけ)の一人にして一家(にのまえけ)に発生している宗教染みたミームの総称。
一家(にのまえけ)の中の1%未満(にんげん)であるはずなのだが本人以外誰もそれを信じていない。

今回、八百万 虚無(パンク・キャノン)という爆弾を池袋中に仕掛け、無差別に人間を『指を鳴らすと対象を発火させる魔人』に仕立て上げている。
池袋に住む人間の生活圏内のありとあらゆるものにリモートコントロール可能で虚数以外に判別できない極小の小型爆弾。
ありとあらゆる箇所に仕込まれ24時間体制で人間の指パッチンに反応して爆発するような環境を制作、維持している。

なぜそんなことを?わからない。ただそれが愛によるなにがしかということだけは揺るがない事実である。

設定

故人、無能力。

一族中の魔人率が99%を超える戦闘破壊家族、一家(にのまえけ)に伝わる一つのミーム。

彼女の身体能力は一般人、やれることは一般人、出来ることも一般人。
ただ、『家族(まじん)』に対する愛情が異常なまでに突出していた。

彼女に近しい家族たちは無能力(にんげん)であるという彼女のコンプレックスを気にしていた。
彼女の死後もその脳髄のホルマリン漬けをご神体とした一種の『宗教』のようなミームが一般人と魔人の境界を崩すテロ活動を行っている。
彼女のホルマリン漬けに刺された電極から発生する電流が一種のプログラムとなっている。
彼女をコンピューターにつなぐことで生前の彼女のような対話を行う『現象』が確認され、それがこの活動の中心となっているのだ。
彼女の脳髄はすでに何物でもないたんぱく質でしかないのにも関わらず――――
彼女は『何でもやるし』『何でもやっているし』『何でもやらかしている』。

最終更新:2024年05月18日 02:41