岳深 家族計画

■キャラクター名:岳深 家族計画(タケミ カゾクケイカク)
■異名:迦具夜の銀燭
■ヨミ:プリンス・ファンタズマゴリア
■性別:男性
■武器:長短1本ずつの鉄棍

特殊能力『銀波暁露に立つ(ウィズザット・ザ・ムーンセット)

別次元に存在する架空の臓器から血液中へオラクリンという未知の物質が分泌される。
岳深自身の意思や脊髄反射に伴って血液中のオラクリン量は変化し、これが一定以上に高まると「未来を予知したかのような」動きが可能になる。
岳深以外の人物がオラクリンを摂取した場合、非常に短い時間ではあるが過去に囚われて行動を停止する。

「未来予知」中は岳深の全身の細胞が銀色の光を湛える。

設定

2023年4月、私立弧夜見(こよみ)学園高等部はドラッグに汚染されていた。
当時の生徒会長が学園自治法を悪用し、自校や周辺他校に危険薬物工場と危険薬物カフェを設営していたのだ。

当時を知らぬものは御伽話と笑うだろう。
腐り切った生徒会を撃退し、地域からドラッグの生成と取引を撲滅させた中心人物は、たった5人の学生達だった。

一人、「ティタノマキア」ハジメ。
身の丈3メートル近い巨漢だが気は弱い、現在3年生の魔人男子。
快速電車の直撃でも怪我をしない肉体のポテンシャルと汎用性に優れた魔人能力を持つ。

一人、「最後の希望」ミライ。
言わずと知れた2024年度、弧夜見学園生徒会長の女子生徒。
その人徳で当時の生徒会に従っていた一般生徒の良心を取り戻し、離反を促した。

一人、「ジ・エンド」ハツ。
無口で大抵の物事には無関心を貫く現在2年生の女子生徒。
当時の生徒会に所属していた半端な戦闘魔人の多くは彼女が殲滅した。

一人、「無力な」イツカ。
薬物汚染の被害者だった彼女は勇気を持って他の4人と共に立ち上がり、外部の協力者へ情報を提供した。
現在2年生の非魔人。

一人、「月光のプリンス」岳深 家族計画。
当時の生徒会長「金ぴか時代」久遠とその側近を打ち倒して告発。
他校のドラッグ殲滅作戦にも協力し、周辺地域の清浄化を主導した。

現在2年生の岳深はかつて薬物の材料を栽培していた学園内の巨大温室を植物園に改装して運営。
放課後の1時間はその場所を恋人と独占する特権を享受している。

高名な財団からエージェントとしての勧誘を受けており、卒業後も順風満帆な人生を歩むことができるだろう。

顔、頭脳、身体能力、将来性、その全てに関して文句のつけようがない男。
奔放な下半身さえ無視することができれば。


最終更新:2024年05月18日 20:58