絶食・復食のこと

 

  絶食は、普段食べることにより使いすぎている胃腸を休めることです。

  断食もほぼ同じ意味だと思います。

  食を断つということは、ダイエットや修行などから想像する過激でネガティブなものではなく、

  弱っている胃腸を休め、調子を戻していく、薬などに頼らない自主的で手軽な方法です。

  現代人は情報過多・お付き合い・間食・ストレス等で、過剰に食事をしています。

  食べることは外からエネルギーを得る方法の一つで、一生していくことです。

  一生働き続ける胃腸にも、たまにはお休みさせてあげて、身体をいたわってあげましょう。

  

  絶食後の食事の戻し方を聞いた話ですが、個人によって違うと思いますので、参考にどうぞ。

  復食(絶食後の食事の再開のこと)は、普段の食事の十分の一の量から始め、

  一食毎に2/10、3/10・・・9/10のように、わずかずつ量を戻します。

  たとえば毎日一食500グラムの食事をしているとしたら、最初は50グラムから始めます。

  もとの食事の量に戻るのに4~5日ほどかかることになりますね。

 

  一日絶食した時のことですが、このことを知らず復食する時食べ過ぎてしまい、

  嘔吐・お腹を下してしまいました。

  せっかくの絶食で胃が休まっても、これでは胃を壊す事になりかねません。

  ゆっくり、我慢強く行ってください。

 

  食事の量を減らすと、身体が軽くなり、適正な体重に戻り、気分も軽くなります。

  断食行で感じるような、気分の高揚も感じる事があります。結構気持ちいいです。

  その他のメリットは、食事を作らなくていい、食費が浮く、片付けをしなくていい、

  着られる服が増えるなどもあります(笑)

  身体と心の健康には、ほどよく行えば、これほど身体にいい方法はありません。

 

  きりん食の基本にも書かれていますが、絶食に失敗すると胃腸にダメージがあるようです。

  参考意見ですが、意気込んで長期の絶食を始めると、続かず失敗しやすいです。

  食事は日常当たり前のように行うことです。

  そのため、人によって・状況によっては、食べない事にプレッシャーを感じるかもしれません。

  最初はお昼を抜いて夜食べる、(夕飯を遅い時間に食べれば、夜中お腹がすいて無駄食いを

  しなくなる)

  一食を身体に合う菓子パンやラーメン、でき合いのもので済ませて、手を抜く。のような、

  気軽に出来る事から初めて、食べる量を減らしていき、

  少しずつ絶食期間を延ばすといいかもしれません。

  絶食は、意志の力がいることです。無理をせず、自分の個性で出来る範囲でやると

  失敗も少ないです。

 

  また、絶食もおすすめですが、普段の食事の量を減らしてみるのもいい方法です。

  パンやご飯をお皿から半分減らして明日の分にする。おかずを一品に減らす。

  おやつを半分に減らす。いつも使っているドレッシングをやめたり、味の濃いものを減らす。

  口さびしく味気ないかもしれませんが、一生付き合う身体を休めてあげるにはいいことです。

 

  また一般的なダイエット法・運動法よりも、きりん食をはじめた方が、やせるのが早いです。

  理由は食べる量を減らしたことです。確実に体重が減ります。

  (1ヵ月で10キロやせました。過剰・過激なダイエット法・運動は行わずにです。)

  きりん食はダイエット法ではありませんが、健康維持・回復の嬉しい副産物もあります。

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最終更新:2008年01月16日 14:18