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歌舞伎町の女王 - (2025/05/19 (月) 12:25:12) のソース
(歌詞は著作権に触れるため省略) アーティスト:[[椎名林檎]] レベル:10 作詞・作曲:椎名林檎 歌唱範囲:ラスサビ〜アウトロ(女に成った~) 地声最低音:mid2C(&bold(){売}るのは、&bold(){す}べてを失う&bold(){だ}ろう) 地声最高音:hiC♯(Ah…) ※4音あるうちの2・4音目 裏声最高音:hiE(JR新じゅ&bold(){く}駅の、A&bold(){h}…※4音あるうちの3音目) 1998年発売の[[椎名林檎]]の代表曲で、J-POPとオルタナを融合させたような曲調とフィクション性の強い歌詞で今でも強い人気を誇る。 翌年9月よりサントリー「ザ・カクテルバー ミモザ クラッカー篇」CMソングとして使われた。 平均的なキー自体はおよそmid2Fくらいで、特筆して高くはない。しかしこの曲がLv10に設定されている所以は、椎名林檎特有の&bold(){音程の細かい上下}であろう。 例えば、歌い出しと思われる「女に成った あたしが」の部分を取ってみても、半音の階段状の凸凹した音程が顕著に見られる。 また、「JR新じゅ&bold(){く}駅の」の唐突なhiEや、バーが8個もある「出た&bold(){ら}」も音程を取りづらく、気の抜けない部分が多い。 ラスト前のフェイク部分の音程移動も細かい。柏木ひなた氏はこのフェイクを捉えきれず失敗。高低差もあるためトップクラスに音程を取りづらい。さらに途中でスローにもなるため、リズムにも注意が必要という三重苦。 さらにラストの「今夜からは〜」から始まる箇所の独特なリズムは前述部分よりも更にものにするのは難しい。実際、河邑ミクもここで失敗している。 「娘のあたしが 女&bold(){王}」の部分についても、hiD♯という、何とも絶妙に掴みづらい音階である。 総括として、平均的なキーは高くないからこその音程の細かい上下が目立ち、バーと向き合うかなりの集中力が成功の鍵となる曲である。ただ高音が得意というだけではクリアするのは難しいだろう。