(歌詞は著作権に触れるため省略)
アーティスト:Whitney Houston
レベル:10
レベル:10
作詞・作曲:Allan Rich、Jud J. Friedman
想定歌唱範囲:Cメロ~ラスサビ(No,I need you here~最後まで)※約58秒
地声最低音:mid2A#(Or will you run away)
地声最高音:hiF(後述)※やや頻出
裏声最高音:hihiA#(後述)
地声最高音:hiF(後述)※やや頻出
裏声最高音:hihiA#(後述)
1992年公開、Whitney Houston氏初主演の映画「ボディガード」劇中歌で、ホイットニーが演じたレイチェル・マロンが工事の音がうるさいと怒鳴るシーンにて使用された。
本曲やI Have NothingとI Will Always Love Youなど自身の新曲6曲を収録した映画と同名のサウンドトラックは、全世界で4,200万枚を売り上げ、1994年の第36回グラミー賞で「最優秀アルバム賞」を受賞した。
また、日本でも当時洋楽史上最高の280万枚を売り上げる驚異的なヒットとなった。
また、日本でも当時洋楽史上最高の280万枚を売り上げる驚異的なヒットとなった。
高い。高すぎる。
例のhihiA#以外にも超高音が頻出し、またホイットニーの楽曲であるため勿論音程も揺れまくる。
順に解説していく。
例のhihiA#以外にも超高音が頻出し、またホイットニーの楽曲であるため勿論音程も揺れまくる。
順に解説していく。
出だしのフレーズでは、「wipe away my tears」の語尾で駆け下りる音程に注意。
ただ、この次のフレーズまではそこまでの難所は見られない。(簡単なわけではないが)問題は次のフレーズにある。
この曲の最難関候補たる所以である、ホイットニーの喉を突き破るような超高音が容赦なく襲いかかってくる。フレーズのはじめの「No」にてhiFの高音が登場。因みに、このフレーズでは音域の高さに目が行きがちだが、ホイットニー特有の自由演技も求められるため、音程もこれでもかというほど揺れまくる。
ただ、この次のフレーズまではそこまでの難所は見られない。(簡単なわけではないが)問題は次のフレーズにある。
この曲の最難関候補たる所以である、ホイットニーの喉を突き破るような超高音が容赦なく襲いかかってくる。フレーズのはじめの「No」にてhiFの高音が登場。因みに、このフレーズでは音域の高さに目が行きがちだが、ホイットニー特有の自由演技も求められるため、音程もこれでもかというほど揺れまくる。
その直後の「if you only knew」はhiD#とhiCを行き来する音程だが、自由演技に比べればそこまで捉えにくいわけではないだろう。この後に待ち受ける地獄のrun to youゾーンに向けた息抜きかもしれない。 息抜きにしては難しすぎるが。その直後に待ち受ける「How much~」は先程の「if you~」のフレーズの上位互換であり、hiFとhiD#を行き来する箇所が見られる。
ここまでを本家は地声で歌唱しており、hiFを地声で出せない方は裏声で対処しても良いだろう。
ここまでを本家は地声で歌唱しており、hiFを地声で出せない方は裏声で対処しても良いだろう。
そして、問題はここから始まる地獄のrun to youゾーンである。
言ってしまえばここからが本楽曲のミソといっても過言ではないだろう。
ゆるやかなロングトーンの中、ホイットニー特有の自由演技が存分に発揮されており、特に「run to you」のバーの暴れっぷりは凄まじい。
そして、お待ち兼ねの「Know I wanna~」のフレーズにははっきりhihiA#が含まれている。
この部分は踊の「Woah」の部分のような抽出もしにくいと思われるため、ほぼ確実にhihiA#がバーの中に入ってくることが見込まれる。この部分の音程移動は後に詳しく図示する。
「Won't you~」からはそこまで高くなく、ホイットニー特有の自由演技もそこまで見られないため、焦らずしっかりバーを捉えきろう。
言ってしまえばここからが本楽曲のミソといっても過言ではないだろう。
ゆるやかなロングトーンの中、ホイットニー特有の自由演技が存分に発揮されており、特に「run to you」のバーの暴れっぷりは凄まじい。
そして、
この部分は踊の「Woah」の部分のような抽出もしにくいと思われるため、ほぼ確実にhihiA#がバーの中に入ってくることが見込まれる。この部分の音程移動は後に詳しく図示する。
「Won't you~」からはそこまで高くなく、ホイットニー特有の自由演技もそこまで見られないため、焦らずしっかりバーを捉えきろう。
「And keep me safe~」はCメロで見られた様な地声での超高音の中、揺れまくる音程が求められるため、捉えきるのは至難の業。
そして、2度目となるrun to youゾーンに突入。大抵は1度目と変わらないが、ところどころ1度目には見られなかった音程移動が見られるため原曲をしっかり聴きこむことが重要となってくる。
「But if come~」の語尾に見られるフェイクには、hiGが登場し、run to youゾーンは終了。
そして、2度目となるrun to youゾーンに突入。大抵は1度目と変わらないが、ところどころ1度目には見られなかった音程移動が見られるため原曲をしっかり聴きこむことが重要となってくる。
「But if come~」の語尾に見られるフェイクには、hiGが登場し、run to youゾーンは終了。
その後は「I Will Always Love You」のラストの「I,I will always~」等にも見られる楽器の音が収まるパートとなっている。一部を除いてこの箇所は全編裏声。更に、「Or will you~」は一瞬だけmid2A#が登場し、その後hiDに跳躍するため、1オクターブ以上の跳躍となっている。このmid2A#が捉えきれるかどうかがこの曲をクリアできるかの鍵になってくるだろう。その後、「will you run away?」でゴール。
ただ、このパートは先述した地獄のrun to youパートに比べればマシな方ではあるため、前者がヤバいだけではあるが。run to youゾーンを乗り越えた後は、しっかり落ち着いてこのパートもクリアしよう。
余談だが、May J.氏が初めて鬼ハードモードに挑戦し、果てなく続くストーリーを歌唱する直前のトーク場面にて、「まだこの中(*1)では難所が少ない」と発言していたことも加味すると、歌唱範囲は、ラスサビであることがほぼ確実だと思われる。
《この楽曲のミソ(2回目のrun to you)》
mid2F | hiA# | hiC | hiD# | hiF | hiG | hihiA# |
『ラーントゥユートゥフフールフウェッオー』