(歌詞は著作権に触れるため省略)
アーティスト:椎名林檎
レベル:10
レベル:10
作詞・作曲:椎名林檎
歌唱範囲:ラスサビ〜アウトロ(女に成った~)
地声最低音:mid2C(売るのは、すべてを失うだろう)
地声最高音:hiC♯(Ah…) ※4音あるうちの2・4音目
裏声最高音:hiE(JR新じゅく駅の、Ah…※4音あるうちの3音目)
地声最高音:hiC♯(Ah…) ※4音あるうちの2・4音目
裏声最高音:hiE(JR新じゅく駅の、Ah…※4音あるうちの3音目)
1998年発売の椎名林檎の代表曲で、J-POPとオルタナを融合させたような曲調とフィクション性の強い歌詞で今でも強い人気を誇る。
翌年9月よりサントリー「ザ・カクテルバー ミモザ クラッカー篇」CMソングとして使われた。
翌年9月よりサントリー「ザ・カクテルバー ミモザ クラッカー篇」CMソングとして使われた。
平均的なキー自体はおよそmid2Fくらいで、特筆して高くはない。しかしこの曲がLv10に設定されている所以は、椎名林檎特有の音程の細かい上下であろう。
例えば、歌い出しと思われる「女に成った あたしが」の部分を取ってみても、半音の階段状の凸凹した音程が顕著に見られる。
例えば、歌い出しと思われる「女に成った あたしが」の部分を取ってみても、半音の階段状の凸凹した音程が顕著に見られる。
また、「JR新じゅく駅の」の唐突なhiEや、バーが8個もある「出たら」も音程を取りづらく、気の抜けない部分が多い。
ラスト前のフェイク部分の音程移動も細かいうえ、高低差もあるためトップクラスに音程を取りづらい。さらに途中でスローにもなるため、リズムにも注意が必要という三重苦。
ラスト前のフェイク部分の音程移動も細かいうえ、高低差もあるためトップクラスに音程を取りづらい。さらに途中でスローにもなるため、リズムにも注意が必要という三重苦。
さらにラストの「今夜からは〜」から始まる箇所の独特なリズムは前述部分よりも更にものにするのは難しい。実際、河邑ミクもここで失敗している。
「娘のあたしが 女王」の部分についても、hiD♯という、何とも絶妙に掴みづらい音階である。
「娘のあたしが 女王」の部分についても、hiD♯という、何とも絶妙に掴みづらい音階である。
総括として、平均的なキーは高くないからこその音程の細かい上下が目立ち、バーと向き合うかなりの集中力が成功の鍵となる曲である。ただ高音が得意というだけではクリアするのは難しいだろう。