(歌詞は著作権に触れるため省略)
アーティスト:葛城ユキ
レベル:3
レベル:3
作詞:飛鳥涼
作曲・編曲:井上大輔
作曲・編曲:井上大輔
地声最低音:mid2D(甘い夢見てぇぇぇ)
地声最高音:hiA♯(ボヘミアン等、頻出)
地声最高音:hiA♯(ボヘミアン等、頻出)
想定歌唱箇所:Bメロ〜ラスサビ(一夜に燃え落ちて‒)
※時短ではラスサビの「ボヘミアン あなたは‒」から放送
※時短ではラスサビの「ボヘミアン あなたは‒」から放送
もんたよしのり氏や後に現れる中村あゆみ氏のようなパワフルなハスキーボイスを持つ伝説的歌手葛城 ユキ氏の代表曲。発売の1ヶ月後となる1983年6月にはシリーズ・水曜の女「赤い足音」の主題歌にもなった。最近では阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子氏が熱唱した動画で知った方も多いかもしれない。
実は大友裕子氏の同名曲のカバーであり、大友氏は原曲を発売した直後の1982年に結婚し歌手活動を引退した。
実は大友裕子氏の同名曲のカバーであり、大友氏は原曲を発売した直後の1982年に結婚し歌手活動を引退した。
この曲を番組で歌った坂本冬休み氏は葛城氏を神様と表現するほど大変尊敬しており、目黒区のBlues Alley Japan でのライブではステージに上げてもらえたこともあったという。
そのような胸の熱くなる背景があったのだが、「カツラだゆき」(*1)という名前がオベッカ(レベッカ)やハマグリあゆみ(浜崎あゆみ)、嫌味ーシャ(MISIA)といった秀逸な改名と比べるとやや見劣りしたためか残念ながら時短となってしまった。
そのような胸の熱くなる背景があったのだが、「カツラだゆき」(*1)という名前がオベッカ(レベッカ)やハマグリあゆみ(浜崎あゆみ)、嫌味ーシャ(MISIA)といった秀逸な改名と比べるとやや見劣りしたためか残念ながら時短となってしまった。
なお、同回でレベル3に挑戦した女性が坂本氏だけだったため当初はリストに載った姿を見ることができなかったが、現在では第29回(*2)で確認することができる。
難易度についてだが、音程バーに当てる分にはそこまで難しい曲ではない。最高音がhiA♯なので高音が得意な人なら男性でも原キーで歌えてしまうだろう。
ここではCメロ(一夜に‒)を始まりと仮定して記述する。約34秒と短めだが、これよりキリの良い形で長くすると1分を超えてしまうためこのようにした。
ここではCメロ(一夜に‒)を始まりと仮定して記述する。約34秒と短めだが、これよりキリの良い形で長くすると1分を超えてしまうためこのようにした。
転調前のサビ前からいきなりhiAが連発。その中でさらにhiA♯がひょこっと顔を出すため徹底的に体力を蝕んでくる。
その中での最初の難所が「甘い夢見て」だ。
「見て」は実際は「見てぇぇぇ」となっており、最後の「ぇ」では楽曲最低音のmid2Dが求められる。この揺れは意識しないと当てられないため、低音だから、サビ前だからといって気を抜かないように。
「見て」は実際は「見てぇぇぇ」となっており、最後の「ぇ」では楽曲最低音のmid2Dが求められる。この揺れは意識しないと当てられないため、低音だから、サビ前だからといって気を抜かないように。
「あなた旅人ぉぉおお」のhiA♯ロングトーンを乗り越えると番組でも放送されたラスサビだ。
まず、転調後の「ボヘミアン」の高音ロングトーンを抜けた先にある「あなたは はかなきリフレイン」の独特なテンポに惑わされないように。
そして、「私も」では「わた し↑も↓お↑お↓お↑お↓」の凸凹した音程に注意しよう。このような動きは青春アミーゴやU.S.A.等多くの曲で見られる。ここを越えたらあとは最後に「ボヘミアン」を2回歌えばGOALだ。
そして、「私も」では「わた し↑も↓お↑お↓お↑お↓」の凸凹した音程に注意しよう。このような動きは青春アミーゴやU.S.A.等多くの曲で見られる。ここを越えたらあとは最後に「ボヘミアン」を2回歌えばGOALだ。
葛城氏の見事なハスキーボイスによって「難しい曲」というイメージを抱かれやすいが、先程も書いたとおり音程バーに当てる分にはレベル1相当の難しさと言っても良いため、昭和歌謡でカッコよくレベル3を攻略したい方にオススメの楽曲と言える。
+ | そう、音程バーに当てる分には…… |