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(歌詞は著作権に触れるため省略)

アーティスト：藤井風

藤井風の楽曲。ここでは1番Aメロ後半〜サビと3番Aメロ後半〜ラスサビの2パターンについて記述する。

1番Aメロ後半〜サビの場合（別にどうにでもなりゃいいのに 〜 ）

1番Aメロ後半〜1番サビの場合（別にどうにでもなりゃいいのに 〜 ）

予想レベル：6
地声最高音：mid2G(このおれ どうすりゃいい)
地声最低音：mid1D(因われるとはなぁあぁあぁあぁあぁあぁあ　全部全部おれのせい　など)
裏声最高音：hiB(どうすりゃいい　どんなだぁったっけな)

Aメロは全体的に低音域で構成されており、最低音がここで複数回登場する。難所としては「捉われるとはな」の部分がかなり揺れ動く点が挙げられる。

サビでは一転して中音域が頻出し、下り落ちる音程が繰り返される。息継ぎする時間が案外無いためブレスは計画的に取ろう。「おれのせい」の部分も語尾の降下が当てづらくなっている。

サビ後半になると裏声を交えた高音域も登場し、地声最高音mid2G・裏声最高音hiBもここで登場。裏声の器用な発声が求められる上、「どうすりゃいい」「どんなだぁったけな」はhiB、「どうすればいい」はhiA、「おぼえてないや」はhiA#と大変混同しやすい音程も連発する。

中音域を維持する体力、裏声の発声と音程コントロールの能力が求められる楽曲だ。

3番Aメロ後半〜ラスサビの場合（明日なんか来ると思わずにどうした？ 〜 思い出そうか）

3番Aメロ後半〜ラスサビの場合（明日なんか来ると思わずにどうした？ 〜 思い出そうか）

予想レベル：8
地声最高音：hiA#(いつかあんたにたどり着くから)
地声最低音：mid1D(hey little father won't u come with me など)
裏声最高音：hiB(どうしようか　どんなだぁったけな)

Aメロは1番と音程がだいぶ異なり、覚え違いに注意が必要だ。また、ラスサビ前のパートで同アーティストとしてはかなりの高音域である地声hiA#が登場する。周辺でもhiAやmid2Gが連続するため体、力切れを起こしたり高音域を出すために音程が疎かにならないように。

ラスサビでは1番でも見られた音程が続くが、英詞で組まれているため音程が若干取りづらくなっている。また、「どこへ行こうか」の部分は先述の1番パート以上に激しく揺れるため大変外しやすい。ラストフレーズでも地声hiAが登場する点にも注意。

1番では裏声で歌っている部分を地声で当てていたり、揺れ動く音程が増えていたりとかなりの難化が施されている。無理せずhiA#周辺を裏声で当ててしまうのも一つの手だ。

オールラウンドな実力が求められる楽曲だが、難所とされる部分が非常に多いため沼にハマると非常に抜け出しづらいだろう。洋楽のフェイクに通ずる音程も散見されることから、得意不得意が出やすい楽曲と言える。