(歌詞は著作権に触れるため省略)
アーティスト:清水美依紗
予想レベル:10
予想レベル:10
作詞・作曲:Jordan Powers・Jason Mater・Darren Criss
日本語詞:清水美依紗・古垣内麻衣
日本語詞:清水美依紗・古垣内麻衣
予想歌唱範囲:ラスサビ前〜ラスサビ(なれるはず〜) ※約55秒
地声最低音:mid1F(あなたもそのヒロインに)
地声最高音:hiF(月を頼りに、きのうの夜に)
裏声最高音:hiF(後ろ振り向かず、一歩踏み出すの、星を辿るの)
地声最高音:hiF(月を頼りに、きのうの夜に)
裏声最高音:hiF(後ろ振り向かず、一歩踏み出すの、星を辿るの)
2021年に開催された、ディズニープリンセスのグローバルな祭典『アルティメット・プリンセス・セレブレーション』の日本語版テーマソング。
本曲を歌唱しているのは、ディズニーに認められた歌姫・清水美依紗。
彼女は以前、レギュラー版第11回のローカル枠にて放送された企画『歌うま新人発掘プロジェクト』にて鬼レンチャンに出演しているため、実質の本人曲である。
本曲を歌唱しているのは、ディズニーに認められた歌姫・清水美依紗。
彼女は以前、レギュラー版第11回のローカル枠にて放送された企画『歌うま新人発掘プロジェクト』にて鬼レンチャンに出演しているため、実質の本人曲である。
ラスサビ前のワンフレーズは、本曲のAメロ前半とほぼ同じ音程になっている。そのため、サビと比べて音域がかなり低めとなっており、mid1F〜mid2Dで構成されている。また、「なれるはず」の部分がmid1G、「そのヒロインに」が最低音でもあるmid1Fとなっており、同じように思えて1音異なっている点に注意が必要。更に、普通のAメロと違い、「ヒロインに」の部分がmid2Cではなくmid2Dとなっているため、意識して高く歌わなければ音を外してしまうだろう。
ラスサビに突入すると、今までと打って変わって、非常に高い音域へと移る。ほぼ全ての音がhi域で構成されており、なんとその音域は、mid2F〜hiFという超高音域。
まず本曲の一番の難所である、hiA♯からhiFへの跳躍が登場。「後ろ振り向かず」のように1音だけいきなりhiA♯からhiFへジャンプアップし、その後すぐにhiA♯へと戻らなければならないため、切り替えが大変である。このジャンプアップが計5回登場し、そのうち、1回目と2回目と4回目ではhiFの部分が裏声となっているが、2回目と5回目ではhiFも含め全て地声となっている。ただでさえ難しい高音へのジャンプアップを、地声で捌かなければならないというのは至難の業であろう。
また、「後ろ振り向かず」等の部分では、レベル10男性曲「くるみ」に登場するような、フレーズの最後に余韻として一瞬音が下がる部分が音程バーに反映されているため、音を当てるのが難しい。この余韻がラスサビを通して頻出する。
地声高音も頻出し、「新しい自分さがして」と「昨日の夜にさよならを」の部分では地声hiDのロングトーンの後に地声hiD♯まで上がる音程となっている。特に後者のフレーズでは、「さよならを」の部分のみmid2Fとなっており、潜り込んで高音に上がり、更に末尾には後述のフェイクが混ざるという鬼畜仕様となっている。
更に、本曲は原曲が洋楽ということもあり、洋楽でよく見られるようなフェイクも登場する。特に顕著な箇所は2つあり、まず「一歩踏み出すの」の部分では駆け下るフェイクが登場し、「の」の1文字で4本の音程バーが存在している。音源をよく聴き込む必要があるだろう。そして「昨日の夜にさよならを」の部分で登場するフェイクはとりわけ暴れ回っており、「を」の1文字でなんと7本の音程バーが反映されており、ただ駆け上ったり駆け下るわけでもないため、全て当てるのは極めて難しい。
ラストでは「Starting now now…」のフレーズが2回訪れる。1回目の箇所の音程は音程バーに反映されているが、2回目の箇所の音程は反映されていない。そのため、本来の音源ではここで登場している地声hiFを含んだフェイクは歌わなくてもいい。そして最後は「Starting now」のフレーズで〆となる。音源では歌唱しているものの、歌わなくてもいい箇所がありラストのワンフレーズで〆…というのはレベル10女性曲「ビリーヴ」に近い終わり方であると言える。
以上より、予想歌唱範囲ではあるものの、2オクターブという広い音域を持ち、hiFへのジャンプアップや地声高音の頻発、そして余韻やフェイクといった外しやすい要素が散在している本曲はレベル10に相応しい難曲といえるだろう。もし、清水美依紗本人が挑戦者として鬼レンチャンに挑戦することになった際には、是非とも歌ってほしい一曲である。本人出演後にレベル10に楽曲が登場するという事例はないが…
