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*ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス 【らぶるーとぜろ きすきすらびりんす】 |ジャンル|乙女向け恋愛アドベンチャー|&amazon(B001Q9EI1Q)| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|アスガルド|~| |開発元|ディンプル|~| |発売日|2010年4月28日|~| |定価|通常版:6,800円&br()限定版:8,379円&br()※共に税別|~| |分類|''クソゲー判定''|~| |ポイント|見えている地雷&br()キャラクターに魅力なし&br()薄い&br()この出来で約一年の発売延期連発|~| //|>|>|CENTER:&color(red){クソゲーオブザイヤー2010据え置き機/ノミネート作品}&br()[[ラストリベリオン]]/''&color(black){ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス}''/&br()戦極姫2~葉隠の乙女、風雲に乗ず~/[[人生ゲーム ハッピーファミリー]]| //|>|>|CENTER:&color(red){乙女ゲー的クソゲーオブザイヤー2010/ノミネート作品}&br()[[天下一★戦国LOVERS DS]]/''&color(black){ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス}''/&br()大和彼氏/湘南★初カレDiary(※両者共携帯アプリにつき執筆不可)| |>|>|CENTER:''[[クソゲーオブザイヤー関連作品一覧>KOTYゲーム一覧]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 原作は無料の携帯コミック。5度も延期を繰り返し、当初の発売予定から1年以上経過しての発売となった。~ いわゆる「乙女ゲー」であるが、発売前からクオリティの低さが話題に上り、[[見えている地雷>http://koty.sakura.ne.jp/index.php?%CD%D1%B8%EC%BD%B8%2F%B0%EC%C8%CC%CD%D1%B8%EC%A1%CA%A4%BF%A1%C1%A4%EF%B9%D4%A1%A2%A4%BD%A4%CE%C2%BE%A1%CB#f422b77c]]とされていた。~ 乙女ゲーとは恋愛系ギャルゲーの逆の女の主人公による男キャラクターの攻略恋愛物であり、普通のギャルゲーと同様にクソゲー判定の基準は比較的緩い。~ にもかかわらず、全てにおいて低レベルな出来で話題となった。~ 通称「ラブ√」「√」。 ---- **シナリオ 「校庭にあるモミノキの影がちょうど十字架にかかるとき告白すると、必ず上手くいくんだって…」~ 恋が叶うはずのその時、クラスメイトの和哉をふった八重子。~ その瞬間、二人は異世界(ラビリンス)へ飛ばされた。~ ふったばかりの和哉といきなりラビリンスで二人きり。~ 恋人・光一がいるのに、和哉を意識してしまう八重子…。~ ラビリンスに飛ばされた主人公・八重子は、クラスメイトの和哉、恋人の光一と共にラビリンスを救う為、元の世界へ帰る為にゼロと呼ばれる謎の生物と戦うことに!~ ラビリンスには不思議なアイテムがいっぱい。不思議な魔法で、時にはアブナイ恋愛イベントだって発生しちゃうことも…! ---- **問題 基本的に1日を3つに分け、朝と昼のパートで探索、夜のパートで相手となる男キャラとの会話を行うシステムだが… -探索は完全に運任せ。ヒントなどもない。 --何が起こるか完全にランダムで、次の周への引継ぎ要素などもない。 --また、探索できる場所が少ない。 --アイテム探索については、実はゲームの進行に影響がない。 -まるで一夜漬けで作ったような、最低クオリティの戦闘シーン。 --探索で闘うことになることがある「ゼロ」(敵モンスター)は''1種類しか存在しない''。 ---グラフィックは黒蛇。一応パラメーターの違いはあるようだが、それが実感できないレベルで単調。 ---戦闘描写も単調。1枚絵がひとつあるだけで変化なしのため、すぐに飽きてしまう。 --序盤でもフル装備にすることが難しくなく、その状態になればダメージをカンスト状態で与えることができる。 ---装備がなくても終盤の敵ですら2ターンで倒せるバランスの悪さ。 ---麻痺の状態異常があるはずなのだが、その存在が全く確認されていない。 ---よって、「まもる」や「ひっさつわざ」のコマンドを使う必要がない。 ---ダメージを受けないと使用できない「ひっさつわざ」を使うには故意に戦闘を長引かせなければならないほどで、しかもそこまでしても専用グラフィックは1枚のみ。 -アドベンチャー部分のインターフェースも最悪の一言。 --遅いスキップ機能や選択飛ばし無し、クイックセーブ無し、タイトル戻り無し、とどめにメッセージ速度変更不可。 --余計なタイミングでボイスが入るためいちいち面倒。 --情報画面がほとんどのタイミングで見ることができない。 -絵的にもシナリオ的にもかなり低レベル。 --絵的には同人のやや下のほうのレベルで商業レベルというには厳しい。 ---原作の作画担当者も、自身のサイトで「塗り忘れがある」「立ち絵の画面比率が狂っており、縦長になってしまっている」と指摘している。~ ゲーム版の作画は半分しかチェックできなかったらしい。とはいえ全ての責任は自分にあると謝罪しているが。 --キャラクターもシナリオもありきたりで想像の範囲を外すことがない。台詞周りも陳腐なため、魅力がほとんど感じられない。 --おまけに、整合性のおかしい部分が多すぎるためなおさら白ける。 --あげく、最後は登場人物の1人が強引に解決させてしまう。 -好感度は攻略したい人物と一緒に行動するだけであっさりMAXになる。 --夜の会話パターンが乏しいため、あっさりと話題がなくなる。 -こんな代物だが、やたらと延期を繰り返した。 --1年以上の計5回にわたった。 ---- **評価点 -声優が豪華で女性人気の高い若手声優が揃っており、演技面も相応にしっかりしている。 --ゲーム自体が悲惨なだけに、これぐらいしか評価しようがないという事実があるわけだが。 --- **余談 -クソゲーオブザイヤー(KOTY)において、据置と乙女ゲーのダブルノミネートとなった。 --ちなみに据置版KOTYでは乙女ゲーがノミネートされたのはおろか、話題となったこと自体が初めてである。 -初週売り上げは1000本程度。その後も然程上乗せはないはずで、総計でも2000本以下の売り上げと思われる。 --被害者が少ないという意味では、評価すべきポイントかもしれない。 -なお、開発元のディンプルはこのゲームが発売された直後の2010年7月30日に突如廃業(その後破産)している。 --度重なる延期、ゲームの出来から「ゲーム開発している状況ではなかったのでは」との憶測もある。 --このゲームの売れ行きのせいで廃業したのかどうかは不明。 ----
*ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス 【らぶるーとぜろ きすきすらびりんす】 |ジャンル|乙女向け恋愛アドベンチャー|&amazon(B001Q9EI1Q)| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|アスガルド|~| |開発元|ディンプル|~| |発売日|2010年4月28日|~| |定価|通常版:6,800円&br()限定版:8,379円&br()※共に税別|~| |分類|''クソゲー判定''|~| |ポイント|見えている地雷&br()キャラクターに魅力なし&br()薄い&br()この出来で約一年の発売延期連発|~| //|>|>|CENTER:&color(red){クソゲーオブザイヤー2010据え置き機/ノミネート作品}&br()[[ラストリベリオン]]/''&color(black){ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス}''/&br()戦極姫2~葉隠の乙女、風雲に乗ず~/[[人生ゲーム ハッピーファミリー]]| //|>|>|CENTER:&color(red){乙女ゲー的クソゲーオブザイヤー2010/ノミネート作品}&br()[[天下一★戦国LOVERS DS]]/''&color(black){ラブルートゼロ Kisskiss☆ラビリンス}''/&br()大和彼氏/湘南★初カレDiary(※両者共携帯アプリにつき執筆不可)| |>|>|CENTER:''[[クソゲーオブザイヤー関連作品一覧>KOTYゲーム一覧]]'' ※乙女ゲーKOTYも参照| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 原作は無料の携帯コミック。5度も延期を繰り返し、当初の発売予定から1年以上経過しての発売となった。~ いわゆる「乙女ゲー」であるが、発売前からクオリティの低さが話題に上り、[[見えている地雷>http://koty.sakura.ne.jp/index.php?%CD%D1%B8%EC%BD%B8%2F%B0%EC%C8%CC%CD%D1%B8%EC%A1%CA%A4%BF%A1%C1%A4%EF%B9%D4%A1%A2%A4%BD%A4%CE%C2%BE%A1%CB#f422b77c]]とされていた。~ 乙女ゲーとは恋愛系ギャルゲーの逆の女の主人公による男キャラクターの攻略恋愛物であり、普通のギャルゲーと同様にクソゲー判定の基準は比較的緩い。~ にもかかわらず、全てにおいて低レベルな出来で話題となった。~ 通称「ラブ√」「√」。 ---- **シナリオ 「校庭にあるモミノキの影がちょうど十字架にかかるとき告白すると、必ず上手くいくんだって…」~ 恋が叶うはずのその時、クラスメイトの和哉をふった八重子。~ その瞬間、二人は異世界(ラビリンス)へ飛ばされた。~ ふったばかりの和哉といきなりラビリンスで二人きり。~ 恋人・光一がいるのに、和哉を意識してしまう八重子…。~ ラビリンスに飛ばされた主人公・八重子は、クラスメイトの和哉、恋人の光一と共にラビリンスを救う為、元の世界へ帰る為にゼロと呼ばれる謎の生物と戦うことに!~ ラビリンスには不思議なアイテムがいっぱい。不思議な魔法で、時にはアブナイ恋愛イベントだって発生しちゃうことも…! ---- **問題 基本的に1日を3つに分け、朝と昼のパートで探索、夜のパートで相手となる男キャラとの会話を行うシステムだが… -探索は完全に運任せ。ヒントなどもない。 --何が起こるか完全にランダムで、次の周への引継ぎ要素などもない。 --また、探索できる場所が少ない。 --アイテム探索については、実はゲームの進行に影響がない。 -まるで一夜漬けで作ったような、最低クオリティの戦闘シーン。 --探索で闘うことになることがある「ゼロ」(敵モンスター)は''1種類しか存在しない''。 ---グラフィックは黒蛇。一応パラメーターの違いはあるようだが、それが実感できないレベルで単調。 ---戦闘描写も単調。1枚絵がひとつあるだけで変化なしのため、すぐに飽きてしまう。 --序盤でもフル装備にすることが難しくなく、その状態になればダメージをカンスト状態で与えることができる。 ---装備がなくても終盤の敵ですら2ターンで倒せるバランスの悪さ。 ---麻痺の状態異常があるはずなのだが、その存在が全く確認されていない。 ---よって、「まもる」や「ひっさつわざ」のコマンドを使う必要がない。 ---ダメージを受けないと使用できない「ひっさつわざ」を使うには故意に戦闘を長引かせなければならないほどで、しかもそこまでしても専用グラフィックは1枚のみ。 -アドベンチャー部分のインターフェースも最悪の一言。 --遅いスキップ機能や選択飛ばし無し、クイックセーブ無し、タイトル戻り無し、とどめにメッセージ速度変更不可。 --余計なタイミングでボイスが入るためいちいち面倒。 --情報画面がほとんどのタイミングで見ることができない。 -絵的にもシナリオ的にもかなり低レベル。 --絵的には同人のやや下のほうのレベルで商業レベルというには厳しい。 ---原作の作画担当者も、自身のサイトで「塗り忘れがある」「立ち絵の画面比率が狂っており、縦長になってしまっている」と指摘している。~ ゲーム版の作画は半分しかチェックできなかったらしい。とはいえ全ての責任は自分にあると謝罪しているが。 --キャラクターもシナリオもありきたりで想像の範囲を外すことがない。台詞周りも陳腐なため、魅力がほとんど感じられない。 --おまけに、整合性のおかしい部分が多すぎるためなおさら白ける。 --あげく、最後は登場人物の1人が強引に解決させてしまう。 -好感度は攻略したい人物と一緒に行動するだけであっさりMAXになる。 --夜の会話パターンが乏しいため、あっさりと話題がなくなる。 -こんな代物だが、やたらと延期を繰り返した。 --1年以上の計5回にわたった。 ---- **評価点 -声優が豪華で女性人気の高い若手声優が揃っており、演技面も相応にしっかりしている。 --ゲーム自体が悲惨なだけに、これぐらいしか評価しようがないという事実があるわけだが。 --- **余談 -クソゲーオブザイヤー(KOTY)において、据置と乙女ゲーのダブルノミネートとなった。 --ちなみに据置版KOTYでは乙女ゲーがノミネートされたのはおろか、話題となったこと自体が初めてである。 -初週売り上げは1000本程度。その後も然程上乗せはないはずで、総計でも2000本以下の売り上げと思われる。 --被害者が少ないという意味では、評価すべきポイントかもしれない。 -なお、開発元のディンプルはこのゲームが発売された直後の2010年7月30日に突如廃業(その後破産)している。 --度重なる延期、ゲームの出来から「ゲーム開発している状況ではなかったのでは」との憶測もある。 --このゲームの売れ行きのせいで廃業したのかどうかは不明。 ----

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