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エンドセクター - (2010/07/16 (金) 11:09:42) の1つ前との変更点

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*エンドセクター 【えんどせくたー】 |ジャンル|ノベルカードゲーム|~| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|アスキー|~| |開発元|アスキー、メルヘンブレーカー(企画)|~| |発売日|1998年9月23日|~| |定価|5800円|~| |分類|''賛否両論・バカゲー判定''&()一覧では後者として扱う|~| **概要 -当時流行っていたトレーディングカードゲームに、ノベルゲームをミックスした作品。 ストーリーはノベルゲーム形式で進んでいき、その中でイベントとして戦闘が発生する。 戦闘では複数枚のカードを組み合わせたデッキ(山札)から手札を引いていき、その手札の中からマナとよばれるパワーと引き換えに、モンスターを召喚したり、スペルを放ったりする。 バトルフィールドは自陣・敵陣3×3ずつ、計6×3のマスで構成され、ここのモンスターを配置する。 戦闘はリアルタイムで進行していき、スピーディに主人公やモンスターに命令を与えていく必要がある。 どちらかのデッキマスターのライフが0になると決着。 このほか、対人戦闘モードや、マラソン戦闘モードなどもある。 //**シナリオ 本作は「わが青春の一作」に挙げるほどのファンを持つ一方で、当時のアスキーの政権交替の余波を受け、低予算で作らなければいけなかった(メルヘンブレーカー公式サイトより)ことなどがあり、残念なポイントも多い。 **問題点 -禁則違反 このゲームのノベル部分は、行頭に句読点やカッコとじが来る禁則違反が非常に多く読みづらい。 -ミスマッチ ルキフグス、デスカトリポカ(なぜかテスカトリポカではない)などのマッシヴなモンスターが女声。酷いのになると、カード絵はアラビアン美女なのに、召喚すると野太い声のマッチョなおっさんというものまである始末。 -しょぼいカードイラスト 上記の予算問題をまともに食らったのがこの部分。さまざまなイラストレーターに手弁当で描いてもらったため、しょぼい絵になってしまったものが少なくない。『100倍』はある意味必見。 -固めゲー化 攻撃成功時に麻痺・凍結・石化をさせるアイテムがあり、攻撃間隔の短いモンスターにこれらをつけて殴らせているだけで封殺できてしまう。 -激しい強弱の差 強いカードと弱いカードの差が激しい。唯一攻撃間隔4で攻撃を行えるドミニオンズのようなチート級や、バグで何の効果もなくなってしまったタイムストップなど。 -デッキスタイルの自由度の少なさ カードの効果発動には準備時間がある。この間に攻撃を受けると、準備時間が延長されてしまう。さらに、凍結や石化を受けた場合はカード使用そのものがキャンセルされる。強力なダメージ魔法は準備時間も長いため、いわゆるノンクリーチャーデッキが作れなくなっている。 **賛否両論点 -パロディ 本作は非常にパロディが多く、人を選ぶ。特に、機動戦士ガンダム0083ネタは、上層に大変怒られたらしい(公式ホームページより)。以下は一例。 --水をはったグラスに交互にコインを入れていく勝負を提案する敵(結局カードバトル)。 --死鬼隊、八部衆など部下の名前が変わりまくるキャラ。 --「爪を二つにしたり、三倍で回転したり、倍ジャンプしても、力は上がりません」とフレーバーで書かれてるカード。 -ネーミングセンス 主人公だから「コウ・オナー(オーナー=主人と公)」、ヒロインも名前が未定だから「ミティ・メイシ(氏名未定)」など、酷いものが多い。ただし、奇面組などが好きなら魅力といえる。 ほかにも、名前からどんなものなのか全く想像できないアイテム「処刑者の歌」(ちなみに武器)、2COLDニキータで「ニキータ・コロン」と読ませるキャラがいるなど、かなり異次元センスである。 -成長要素 モンスターたちは経験値によって成長していき、戦闘力が上がる。言い換えると、低レベルでは弱いということで、カード収集だけでなく、成長させる労力も必要となる。 -ランダム性 アイテムやスペルの効果の多く、はてはモンスターの攻撃ダメージにまで乱数要素があり、カードゲームはシャッフル以外の運要素は可能な限り排するべきという不満を持つ人もいる。
*エンドセクター 【えんどせくたー】 |ジャンル|ノベルカードゲーム|~| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|アスキー|~| |開発元|アスキー、メルヘンブレーカー(企画)|~| |発売日|1998年9月23日|~| |定価|5800円|~| |分類|''賛否両論・バカゲー判定''一覧では後者として扱う|~| **概要 -当時流行っていたトレーディングカードゲームに、ノベルゲームをミックスした作品。 ストーリーはノベルゲーム形式で進んでいき、その中でイベントとして戦闘が発生する。 戦闘では複数枚のカードを組み合わせたデッキ(山札)から手札を引いていき、その手札の中からマナとよばれるパワーと引き換えに、モンスターを召喚したり、スペルを放ったりする。 バトルフィールドは自陣・敵陣3×3ずつ、計6×3のマスで構成され、ここのモンスターを配置する。 戦闘はリアルタイムで進行していき、スピーディに主人公やモンスターに命令を与えていく必要がある。 どちらかのデッキマスターのライフが0になると決着。 このほか、対人戦闘モードや、マラソン戦闘モードなどもある。 //**シナリオ 本作は「わが青春の一作」に挙げるほどのファンを持つ一方で、当時のアスキーの政権交替の余波を受け、低予算で作らなければいけなかった(メルヘンブレーカー公式サイトより)ことなどがあり、残念なポイントも多い。 **問題点 -禁則違反 このゲームのノベル部分は、行頭に句読点やカッコとじが来る禁則違反が非常に多く読みづらい。 -ミスマッチ ルキフグス、デスカトリポカ(なぜかテスカトリポカではない)などのマッシヴなモンスターが女声。酷いのになると、カード絵はアラビアン美女なのに、召喚すると野太い声のマッチョなおっさんというものまである始末。 -しょぼいカードイラスト 上記の予算問題をまともに食らったのがこの部分。さまざまなイラストレーターに手弁当で描いてもらったため、しょぼい絵になってしまったものが少なくない。『100倍』はある意味必見。 -固めゲー化 攻撃成功時に麻痺・凍結・石化をさせるアイテムがあり、攻撃間隔の短いモンスターにこれらをつけて殴らせているだけで封殺できてしまう。 -激しい強弱の差 強いカードと弱いカードの差が激しい。唯一攻撃間隔4で攻撃を行えるドミニオンズのようなチート級や、バグで何の効果もなくなってしまったタイムストップなど。 -デッキスタイルの自由度の少なさ カードの効果発動には準備時間がある。この間に攻撃を受けると、準備時間が延長されてしまう。さらに、凍結や石化を受けた場合はカード使用そのものがキャンセルされる。強力なダメージ魔法は準備時間も長いため、いわゆるノンクリーチャーデッキが作れなくなっている。 **賛否両論点 -パロディ 本作は非常にパロディが多く、人を選ぶ。特に、機動戦士ガンダム0083ネタは、上層に大変怒られたらしい(公式ホームページより)。以下は一例。 --水をはったグラスに交互にコインを入れていく勝負を提案する敵(結局カードバトル)。 --死鬼隊、八部衆など部下の名前が変わりまくるキャラ。 --「爪を二つにしたり、三倍で回転したり、倍ジャンプしても、力は上がりません」とフレーバーで書かれてるカード。 -ネーミングセンス 主人公だから「コウ・オナー(オーナー=主人と公)」、ヒロインも名前が未定だから「ミティ・メイシ(氏名未定)」など、酷いものが多い。ただし、奇面組などが好きなら魅力といえる。 ほかにも、名前からどんなものなのか全く想像できないアイテム「処刑者の歌」(ちなみに武器)、2COLDニキータで「ニキータ・コロン」と読ませるキャラがいるなど、かなり異次元センスである。 -成長要素 モンスターたちは経験値によって成長していき、戦闘力が上がる。言い換えると、低レベルでは弱いということで、カード収集だけでなく、成長させる労力も必要となる。 -ランダム性 アイテムやスペルの効果の多く、はてはモンスターの攻撃ダメージにまで乱数要素があり、カードゲームはシャッフル以外の運要素は可能な限り排するべきという不満を持つ人もいる。

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