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大貝獣物語II - (2012/11/13 (火) 22:02:50) の1つ前との変更点

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*大貝獣物語II //大貝獣物語2 【だいかいじゅうものがたりつー】 |ジャンル|RPG|~|~| |対応機種|スーパーファミコン|~|~| |発売元|ハドソン|~|~| |開発元|エイム、ハドソン、バースデイ|~|~| |発売日|1996年8月2日|~|~| |分類|''不安定ゲー判定''(エンカウント・戦闘バランス的な意味で)&br()カタログ行きでもいいかもしれない|~|~| |ポイント|エンカウント率高め&br()難易度の上昇&br()音楽、グラフィックは好評|~|~| //どう見ても叩きたいだけの記事なので色々修正。意見は意見箱でどうぞ。 //少し修正してみたけど、どこが不安定なのかさっぱり分からない //下にあるとおり、序盤の戦闘バランス。あとエンカウントが高すぎる。やってみないとわからないかもしれないけどね。賛否両論というほどのレベルじゃないから、現状では不安定扱いかな。正直、カタログ行きでいいと思うが **概要 『大貝獣物語』の直接的な続編であり、『貝獣物語』から続くシリーズ本編としては最終作(外伝的な作品はこれ以降にも幾つか出ている)。&br()前作までの好評な要素を継承し、更には『天外魔境ZERO』に導入されゲームの中で現実と同じ時間が流れる「パーソナルライブシステム」(以下PLGS)が意欲的に搭載されており、SFC最大規模とも言える意欲作。 **あらすじ 平和の戻った幻大陸シェルドラド。だがある日突然、その平穏は打ち破られた。霧の外の世界から傷ついたドラゴバードが訪れ、再び世界に脅威が迫っていることを知らせる……。 **基本システム -シリーズ中、もっともオーソドックスなRPG。 --シナリオは途中で若干の分岐を挟むものの、イベントの順序を入れ替えるだけであり実質的にほぼ一本道。 --パーティメンバーはシナリオの展開に沿って入れ替わり、自由な編成は中盤までできない。 --そのため、ラストダンジョンを除き特定のイベントの為に必要となるキャラクタを鍛えなければならないという事がない。 **評価できる点 -グラフィックが更に向上している。 --前作もグラフィックには力を入れていたが、フィールド上のアイコンが貧弱すぎ、かなり印象面で損をしていた。今回は移動中のキャラサイズも大きくし、見た目を改善させている。街の中で鳥や虫の鳴き声がする等細かいところにも力を入れている。 --戦闘中の演出ももちろん美麗。初代『貝獣物語』にあった、敵が弱ると外見の変わる演出も復活している。因みに体力値が3桁から4桁に増えて数値のばらつきも減っている。 -前作の酷かったキーレスポンスや画面切り替わりも随分と良くなっている -回復優先の仕様はもちろん継承。また、回復魔法のみ、使用後にダメージ半減(防御)になる。 --ただし「まほうれんぱつ」で使用した場合は特技扱いになり、行動順はキャラクターの速さに依存することになる。 --なお、敵の回復魔法に先制効果はないが、魔法使用後にダメージ半減(防御)効果は現れる。 -ハドソンのRPGのお約束どおり、BGMは良曲が多い。 -前作のバイオベースレベルの鬱要素はないので、苦手な人も安心していい。 -前作のスタンプ集め、自分の町を創るシステムが健在のまま王の宝コレクション、PLGSを利用した財宝さがし等が追加されている。 --なお、『ZERO』と比べると取り逃がしてもそこまで後悔するような季節イベントはないのでそこも安心していい。 ---ただし、「この程度しか絡まないなら入れる必要がなかったのでは?」との意見もある -前作にあった海底世界が無くなったり、仲間メンバーが13人から10人に減る(同様に助っ人キャラも減っている)など全体的に整備されている。 --しかし、その分仲間になるキャラクターとのめぐり会いをよりドラマチックにしたり、敵軍のストーリーを細かに表現し、敵の人間像をはっきりさせるなど、よりストーリーに重点をおいた構成になっている。前作は話の構成で魅せていたが、本作ではキャラクターの魅力で魅せている。 **問題点 -前作同様OPが長い。最初の操作可能まで約10分もかかり、最初のダンジョンをクリアでまた長いOPの続き。主人公が加入して本格的に始まるのは凡そ20~25分くらいかかる。 -もはやハドソン製共通のことだがエンカウント率が高い。前作のバトルがあまりにも簡単で単調だった為か本作では序盤から敵がなかなか強く、ダンジョンの造りや謎解きも工夫されているため、必然的に戦闘回数が多くなる。戦闘が面倒な人には向かない。 --エンカウントしてから戦闘画面に入るまでの演出も5秒弱とやや長い。 --一応、一定距離だけならエンカウントしなくなるすけっとはいる。 -序盤~中盤のパーティメンバーの構成に偏りがある。 --序盤で主人公・バブ・ポット・ルミエラでパーティを組むところがあるが、主人公はともかく、ポット・ルミエラの2名は魔法使いタイプで低レベルのうちは魔法の威力も頼りない。バブも補助・攻撃を使い分けるといった感じのキャラでやや決定打に欠けるため、火力不足に陥りがち。ルミエラが回復魔法を使えるので、回復面では問題ないが敵を倒すのに時間がかかる。 ---途中でルミエラが抜けて戦士系のバルテスが加入すると、火力は大きく上昇するが、今度は回復魔法の使い手がMPの低い主人公しかいないので回復アイテムの常備が必須となる。 ---その状態で、ちょっと長めのダンジョンを攻略しなくてはならないので結構きつい。 ---ついでに言うとポットの加入は強制ではなく任意(隠しキャラのような扱い)であるため、気付かずにバブ、ルミエラと三人旅になったプレイヤーもいる。ただし、ボット自体前作でも隠しキャラであり、ヒント自体はあるため不親切というわけではない。 --他にも、とあるアイテムを入手までステータス異常「豚((特技の使用ができなくなる。))」にかかるポヨンとクピクピ2人だけで戦わないといけないところや、ロボット(仲間)1人だけで戦う((ロボットはスピードが低いため、敵の行動後にようやく行動できる。移動時にHPを回復しておかないと初手で全滅しかねない。))場所などが難所としてあげられやすい。 --ポヨンの体感魔法((ポヨン専用の魔法。習得にはポヨンが特定の魔法を受けた上で敵を倒し、経験値を獲得する必要がある。FFでいうラーニングのようなもの))のコンプが難しい。喰らっても必ず覚えるとは限らない上、ストーリー上1度しか戦えない敵も多いので、取りのがすと二度と取れない。 ---その分、体感魔法は高性能なものが多く、ものによっては下手な攻撃魔法を凌駕する破壊力を秘めている。 -前作と比べてラスボスにインパクトが無くなった。人によってはしらけるとまで言われるほど。ただし、この手下の側近たちは話を盛り上げてくれる非常に魅力あふれる人物になっている。(前作にはそういった手下たちは少なかった) -ラスダンの奥までいくと脱出不能になり、ラスボス撃破しか道がなくなる。セーブデータは2つしか作成できないので、バックアップを取るにも不親切。友人や家族のデータなどが入ってるROMだとバックアップも取れない。 **総評 -エンカウント率の高さがネックになっているが、グラフィックや音楽は前作同様よく、歯ごたえもある。前作共々けっしてクソゲーといわれるようなゲームではない(むしろ未だに根強いファンも多く傑作の部類に入る)。 -今から購入する際に一つ注意しなければならないことはPLGSによって電池の消耗が早く、中古で買った場合『ZERO』同様バッテリーが切れている可能性が他のSFCソフトと比べてかなり高いことである。その点を十分留意すれば、今でもなかなか楽しめるだろう。 -攻略本で『大貝獣物語3』を作りますといわれているが、未だに出ておらず、続編を熱望するファンは多い。
*大貝獣物語II //大貝獣物語2 【だいかいじゅうものがたりつー】 |ジャンル|RPG|~|~| |対応機種|スーパーファミコン|~|~| |発売元|ハドソン|~|~| |開発元|エイム、ハドソン、バースデイ|~|~| |発売日|1996年8月2日|~|~| |分類|''不安定ゲー判定''(エンカウント・戦闘バランス的な意味で)&br()カタログor良作行きでもいいかもしれない|~|~| |ポイント|エンカウント率高め&br()難易度の上昇&br()音楽、グラフィックは好評|~|~| //どう見ても叩きたいだけの記事なので色々修正。意見は意見箱でどうぞ。 //少し修正してみたけど、どこが不安定なのかさっぱり分からない //下にあるとおり、序盤の戦闘バランス。あとエンカウントが高すぎる。やってみないとわからないかもしれないけどね。賛否両論というほどのレベルじゃないから、現状では不安定扱いかな。正直、カタログor良作行きでいいと思うが **概要 『大貝獣物語』の直接的な続編であり、『貝獣物語』から続くシリーズ本編としては最終作(外伝的な作品はこれ以降にも幾つか出ている)。&br()前作までの好評な要素を継承し、更には『天外魔境ZERO』に導入されゲームの中で現実と同じ時間が流れる「パーソナルライブシステム」(以下PLGS)が意欲的に搭載されており、SFC最大規模とも言える意欲作。 **あらすじ 平和の戻った幻大陸シェルドラド。だがある日突然、その平穏は打ち破られた。霧の外の世界から傷ついたドラゴバードが訪れ、再び世界に脅威が迫っていることを知らせる……。 **基本システム -シリーズ中、もっともオーソドックスなRPG。 --シナリオは途中で若干の分岐を挟むものの、イベントの順序を入れ替えるだけであり実質的にほぼ一本道。 --パーティメンバーはシナリオの展開に沿って入れ替わり、自由な編成は中盤までできない。 --そのため、ラストダンジョンを除き特定のイベントの為に必要となるキャラクタを鍛えなければならないという事がない。 **評価できる点 -グラフィックが更に向上している。 --前作もグラフィックには力を入れていたが、フィールド上のアイコンが貧弱すぎ、かなり印象面で損をしていた。今回は移動中のキャラサイズも大きくし、見た目を改善させている。街の中で鳥や虫の鳴き声がする等細かいところにも力を入れている。 --戦闘中の演出ももちろん美麗。初代『貝獣物語』にあった、敵が弱ると外見の変わる演出も復活している。因みに体力値が3桁から4桁に増えて数値のばらつきも減っている。 -前作の酷かったキーレスポンスや画面切り替わりも随分と良くなっている。ただ、戦闘時の切り替わりだけは例外か。 -回復優先の仕様はもちろん継承。また、回復魔法のみ、使用後にダメージ半減(防御)になる為、回復魔法の使い手が死ににくくなる。 --ただし「まほうれんぱつ」で使用した場合は特技扱いになり、行動順はキャラクターの速さに依存することになる。なお「まほうれんぱつ」使用時は、魔法の消費MPが1.5倍になるデメリットもある。 --なお、敵の回復魔法に先制効果はないが、魔法使用後にダメージ半減(防御)効果は現れる。 -ハドソンのRPGのお約束どおり、BGMは良曲が多い。ボス戦関連はどれもクオリティが高く、中でも、召還獣戦のテーマ「SUMMON MONSTERS」は評価が高い。 -前作のバイオベースレベルの鬱要素はないので、苦手な人も安心していい。ただし、欝要素がないというわけではないので注意。 -前作のスタンプ集め、自分の町を創るシステムが健在のまま王の宝コレクション、PLGSを利用した財宝さがし等が追加されている。中には各キャラの最強装備が入る場所もある。 --なお、『ZERO』と比べると取り逃がしてもそこまで後悔するような季節イベントはないのでそこも安心していい。 ---ただし、「この程度しか絡まないなら入れる必要がなかったのでは?」との意見もある -前作にあった海底世界が無くなったり、仲間メンバーが13人から10人に減る(同様に助っ人キャラも減っている)など全体的に整備されている。 --しかし、その分仲間になるキャラクターとのめぐり会いをよりドラマチックにしたり、敵軍のストーリーを細かに表現し、敵の人間像をはっきりさせるなど、よりストーリーに重点をおいた構成になっている。前作は話の構成で魅せていたが、本作ではキャラクターの魅力で魅せている。 **問題点 -前作同様OPが長い。最初の操作可能まで約10分もかかり、最初のダンジョンをクリアでまた長いOPの続き。主人公が加入して本格的に始まるのは凡そ20~25分くらいかかる。 -もはやハドソン製共通のことだがエンカウント率が高い。前作のバトルがあまりにも簡単で単調だった為か本作では序盤から敵がなかなか強く、ダンジョンの造りや謎解きも工夫されているため、必然的に戦闘回数が多くなる。戦闘が面倒な人には向かない。 --エンカウントしてから戦闘画面に入るまでの演出も5秒弱とやや長い。 --一応、一定距離だけならエンカウントしなくなるすけっとはいる。 -序盤~中盤のパーティメンバーの構成に偏りがある。 --序盤で主人公・バブ・ポット・ルミエラでパーティを組むところがあるが、主人公はともかく、ポット・ルミエラの2名は魔法使いタイプで低レベルのうちは魔法の威力も頼りない。バブも補助・攻撃を使い分けるといった感じのキャラでやや決定打に欠けるため、火力不足に陥りがち。ルミエラが回復魔法を使えるので、回復面では問題ないが敵を倒すのに時間がかかる。 ---途中でルミエラが抜けて戦士系のバルテスが加入すると、火力は大きく上昇するが、今度は回復魔法の使い手がMPの低い主人公しかいないので回復アイテムの常備が必須となる。 ---その状態で、ちょっと長めのダンジョンを攻略しなくてはならないので結構きつい。 ---ついでに言うとポットの加入は強制ではなく任意(隠しキャラのような扱い)であるため、気付かずにバブ、ルミエラと三人旅になったプレイヤーもいる。ただし、ボット自体前作でも隠しキャラであり、ヒント自体はあるため不親切というわけではない。 --他にも、とあるアイテムを入手までステータス異常「豚((特技の使用ができなくなる。))」にかかるポヨンとクピクピ2人だけで戦わないといけないところや、ロボット(仲間)1人だけで戦う((ロボットはスピードが低いため、敵の行動後にようやく行動できる。移動時にHPを回復しておかないと初手で全滅しかねない。))場所などが難所としてあげられやすい。 --ポヨンの体感魔法((ポヨン専用の魔法。習得にはポヨンが特定の魔法を受けた上で敵を倒し、経験値を獲得する必要がある。FFでいうラーニングのようなもの))のコンプが難しい。喰らっても必ず覚えるとは限らない上、ストーリー上1度しか戦えない敵も多いので、取りのがすと二度と取れない。 ---その分、体感魔法は高性能なものが多く、『カイザードライブ』『サンダーホーン』などは、下手な攻撃魔法を凌駕する破壊力を秘めている。アクセサリでポヨンのMPを強化すれば鬼に金棒。 -前作と比べてラスボスにインパクトが無くなった。人によってはしらけるとまで言われるほど。ただし、この手下の側近たちは話を盛り上げてくれる非常に魅力あふれる人物になっている。(前作にはそういった手下たちは少なかった) -ラスダンの奥までいくと脱出不能になり、ラスボス撃破しか道がなくなる。セーブデータは2つしか作成できないので、バックアップを取るにも不親切。友人や家族のデータなどが入ってるROMだとバックアップも取れない。 **総評 -エンカウント率の高さがネックになっているが、グラフィックや音楽は前作同様よく、歯ごたえもある。前作共々けっしてクソゲーといわれるようなゲームではない(むしろ未だに根強いファンも多く傑作の部類に入る)。 -今から購入する際に一つ注意しなければならないことはPLGSによって電池の消耗が早く、中古で買った場合『ZERO』同様バッテリーが切れている可能性が他のSFCソフトと比べてかなり高いことである。その点を十分留意すれば、今でもなかなか楽しめるだろう。 -攻略本で『大貝獣物語3』を作りますといわれているが、未だに出ておらず、続編を熱望するファンは多い。

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