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*どんだけスポーツ101 【どんだけすぽーつひゃくいち】 |ジャンル|スポーツミニゲーム集|~| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|スターフィッシュ・エスディ|~| |開発元|Nordcurrent|~| |発売日|2010年12月16日|~| |定価|3,990円(税込み)|~| |分類|''クソゲー判定''|~| |ポイント|出来損ないミニゲーム集&br()スポーツである必然性皆無&br()似たようなゲーム、及び運ゲー多数|~| **概要 -元は海外メーカーであるNordcurrent社からリリースされたソフトで、日本向けにローカライズされた経歴を持つ。 -スポーツを題材としたミニゲームが101個収録されているのが売りとされる。 -ゲーム開始時では10個のゲームしか遊べないが、ゲームをクリアすると貰える「$」を消費する事により、ロックされた残り91個のゲーム欄を解除できるという流れとなっている。 **問題点 -スポーツゲーム集と謳っている割には、どうみても元のスポーツの必然性が感じられないものが多数。以下一例。 --「新体操 ボール」…タッチペンでボールを上にスライドさせ、画面上にある☆に触れさせてスコアを増やしていくゲーム。レオタードを着た選手もいなければ、芸術得点なんてものも一切ない、要は「単にボールを弾いて動かすだけ」というもので、新体操の「し」の字も感じられない。 --「カポエイラ」…CPUが指定する描き方を覚えて、タッチペンでそれを真似するだけというもの。ただの脳トレにありがちな記憶暗記ゲームでカポエイラである必然性が微塵も感じられない。 --「アクロバットダイビング」…CPU指定の複数のマークの順番を覚え、制限時間内にそれを当てていくというゲーム。ただの記憶暗記ゲーで全然アクロバットしていない。 -運ゲーやハメゲーがやたらと多い。以下一例。 --「ダーツ」…的がランダムで左右に動く為、狙いを定める事はほぼ不可能に近く、ダーツを適当に投げるゲームと化す。 --「プロレス」…タイミングよくパンチかキックを当てるだけで即効で勝てる。それはプロレスとはいわない。 --「ビーチバレー」…プレイヤーの移動と一種類のトスしかできないので、勝つには相手の自爆を待つ以外に方法はない。 -どうみても同じルールのゲームが複数存在する。以下一例。 --タッチペンで上方向にスライドさせる系…「ダーツ」「斧投げ」「新体操 ボール」など --暗記系…「カポエイラ」「アクロバットダイビング」「新体操 リボン」など --障害物避け(アイテム取り)系…「ジェットスキー」「空中アクロバット」「気球」など --対戦相手と勝負系…「ビーチバレー」「テニス」「プロレス」など --…と一見別物に見えてやる事は大体同じというパターンが非常に多く、水増し感がかなり強い。101個も収録されていれば多少ダブるのは仕方ないのだろうが、はっきりいって''多少なんてレベルじゃない''。 -足に土俵に触れても負けにならない「相撲」、岩が普通に降ってくる「ロッククライミング」、サメがうようよと泳いでいる「ウインドサーフィン」など、突っ込みどころ満載なゲームも多い。 -説明書が極薄で大した説明になっていない。基本的な操作説明と始めに選べるゲーム10本に対する簡素な説明しかなく、あってもなくてもいいようなレベル。 -ゲーム内においてゲーム説明が確認できるが、これも簡素な文章のみで説明不足な為、どういうルールなのか把握し辛い。結局はゲームを直接プレイして手探りで慣れるしかない場合が多い。 --しかも、説明が確認できるのはゲーム選択時のみで、ゲーム中においては一切の確認はできない。確認し直すにはゲームを中断する必要がある。 -各ゲームを選択するには、横一列に配置されたゲーム欄をスライドさせないといけず非常にめんどくさい。これのせいで、どこに何のゲーム欄があるのかがわかりにくい。 -各ゲームの難易度は一種類ぽっきりで、同じゲームで違う難易度を楽しむといったようなバリエーションは存在しない。 -各ゲームのノルマを達成するとクリアマークが付くのだが、ハイスコアなどの記憶は一切されず、そのゲームをクリアしてしまうと上を目指す楽しみがなくなってしまう。 -全体的に微小にもっさりしたテンポになっており、ゲームによっては決着が付くまでに結構な時間を要する事もある。 -ほとんどのゲームはタッチペンでの操作を要されるが、操作性が悪くまともに動かす事すらままならないものも存在する。 -各ゲームの難易度差が大きく、簡単なものは初見で余裕クリア可能だが、難しいものは100回プレイしてもクリアできない。 -DSの画面を二つ引っ付けて表示されているゲームの場合、画面の継ぎ目の間が大きいせいで、事の把握がし辛い場合がある(但し、これに関しては他のDSソフトにもいえる問題であるが)。 -グラフィックが冗談抜きでスーパーファミコンレベル。各ゲームのアニメーションパターンも乏しく、静止画をバックにプレイしているような寂しさである。 -ゲーム中のBGMが数える位しか存在せず、曲そのものも全体的に地味で眠くなってくるものばかり。一応は、聞けない程酷いものではないが…。 -セーブ/ロードデータ数はわずか1しかなく、新規データでゲームを始めるには前のデータを削除しなければならない。最も、特に複数データを必要とするような複雑さはこれっぽっちも存在しないソフトはあるが…。 -なんとオプション関連は一切存在しない。クソゲーのステイタス(?)である充実したオプションすらもない。 -通信プレイによる二人対戦が可能だが、ダウンロードプレイ未対応でプレイするにはソフトが二つ必要。今時それはないわ。 **評価点 -目立ったバクや不具合は確認されていない。よって、必要最低限のプレイは保障されている。 --商品である以上は常識的に考えればそれが当たり前で、評価でもなんでもないという声も多いだろうが、実は''KOTY2010携帯ノミネート7作中4作は致命的バグを抱えている惨状''。特にバグがないのは本作と鬼帝、戦国LOVERの3作だが、鬼帝は仕様そのものがバグと恐れられ、戦国LOVERは未完成商法と呆れられており、ソフト一本でちゃんと不備のないゲームさせてくれるのは本作だけという有様。 ---言うまでもないが、他のノミネート作が規格外の酷さなだけであって、''本作が優れているなんて事は断じてない''事を誤解なきように。 -(水増し気味とはいえ)本当に101個のゲームが収録されており、グラフィックに使い回しが一切存在しない。 --この辺は純粋に評価すべきだろう。''肝心のゲームが薄くて大した評価になってすらいないが…''。 -「ガラッキー」「ゾービング」「デュアスロン」などの、一般的にはほとんど聞かれないようなマイナースポーツも収録されている。 --これも評価ポイントといえるかもしれない。実際KOTYの紹介ページでも''一応評価できなくはない''と書かれている。最も、''肝心のゲームが薄(ry'' -下手な鉄砲も数撃てば当たるという言葉があるように、微妙に面白いゲームに出会える可能性も否定できない。 --そのあるかないかの面白いゲームの為に、4,000円近い定価を費やせる心の広さがあればいいが、そうじゃない人にとってはやっぱり金をドブに捨てるようなものである。金を捨ててもいい位の捨て値で売られていれば話は別だが…。 -(もっさり気味とはいえ)1ゲームにかかる時間のほとんどが短く、時間が空いている時には適任なソフトではある。また、なんだかんだいってもクリアマークにチェックしていく作業は地味にはまるものがある。 -ゲーム中のポーズや中断(ゲーム選択画面に戻る)はいつでも可能。いつでも好きな時にゲームを止められる心配りは完備されているのも地味に評価できる。 **総評 -その辺の携帯電話にありそうな安直なミニゲームを適当にかき集めただけという、正統派出来損ないゲームの詰め合わせといえる存在。本当、2010年末期にこんなものを発売しようとスターフィッシュの精神を疑わずにはいられない。 -当wikiの登録作で例えるならば『[[Action 52]]』を2010年向けに再現したかのような出来。とはいっても、アレとは違い致命的バグもなければ、ゲームそのものはまともである分、幾分か(クソゲーとしては)見劣りするが…。 -といっても、KOTY2010携帯機ノミネート7作の中では、おそらくクソゲー度が一番低いソフトであると思われる。KOTYの紹介ページの選評案にも「''何かがいろいろ欠けているがプレイはできるゲームであった''」と書かれている。
*どんだけスポーツ101 【どんだけすぽーつひゃくいち】 |ジャンル|スポーツミニゲーム集|&amazon(B004AYEB0M)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|スターフィッシュ・エスディ|~| |開発元|Nordcurrent|~| |発売日|2010年12月16日|~| |定価|3,990円(税込み)|~| |分類|''クソゲー判定''|~| |ポイント|出来損ないミニゲーム集&br()スポーツである必然性皆無&br()似たようなゲーム、及び運ゲー多数|~| **概要 -元は海外メーカーであるNordcurrent社からリリースされたソフトで、日本向けにローカライズされた経歴を持つ。 -スポーツを題材としたミニゲームが101個収録されているのが売りとされる。 -ゲーム開始時では10個のゲームしか遊べないが、ゲームをクリアすると貰える「$」を消費する事により、ロックされた残り91個のゲーム欄を解除できるという流れとなっている。 **問題点 -スポーツゲーム集と謳っている割には、どうみても元のスポーツの必然性が感じられないものが多数。以下一例。 --「新体操 ボール」…タッチペンでボールを上にスライドさせ、画面上にある☆に触れさせてスコアを増やしていくゲーム。レオタードを着た選手もいなければ、芸術得点なんてものも一切ない、要は「単にボールを弾いて動かすだけ」というもので、新体操の「し」の字も感じられない。 --「カポエイラ」…CPUが指定する描き方を覚えて、タッチペンでそれを真似するだけというもの。ただの脳トレにありがちな記憶暗記ゲームでカポエイラである必然性が微塵も感じられない。 --「アクロバットダイビング」…CPU指定の複数のマークの順番を覚え、制限時間内にそれを当てていくというゲーム。ただの記憶暗記ゲーで全然アクロバットしていない。 -運ゲーやハメゲーがやたらと多い。以下一例。 --「ダーツ」…的がランダムで左右に動く為、狙いを定める事はほぼ不可能に近く、ダーツを適当に投げるゲームと化す。 --「プロレス」…タイミングよくパンチかキックを当てるだけで即効で勝てる。それはプロレスとはいわない。 --「ビーチバレー」…プレイヤーの移動と一種類のトスしかできないので、勝つには相手の自爆を待つ以外に方法はない。 -どうみても同じルールのゲームが複数存在する。以下一例。 --タッチペンで上方向にスライドさせる系…「ダーツ」「斧投げ」「新体操 ボール」など --暗記系…「カポエイラ」「アクロバットダイビング」「新体操 リボン」など --障害物避け(アイテム取り)系…「ジェットスキー」「空中アクロバット」「気球」など --対戦相手と勝負系…「ビーチバレー」「テニス」「プロレス」など --…と一見別物に見えてやる事は大体同じというパターンが非常に多く、水増し感がかなり強い。101個も収録されていれば多少ダブるのは仕方ないのだろうが、はっきりいって''多少なんてレベルじゃない''。 -足に土俵に触れても負けにならない「相撲」、岩が普通に降ってくる「ロッククライミング」、サメがうようよと泳いでいる「ウインドサーフィン」など、突っ込みどころ満載なゲームも多い。 -説明書が極薄で大した説明になっていない。基本的な操作説明と始めに選べるゲーム10本に対する簡素な説明しかなく、あってもなくてもいいようなレベル。 -ゲーム内においてゲーム説明が確認できるが、これも簡素な文章のみで説明不足な為、どういうルールなのか把握し辛い。結局はゲームを直接プレイして手探りで慣れるしかない場合が多い。 --しかも、説明が確認できるのはゲーム選択時のみで、ゲーム中においては一切の確認はできない。確認し直すにはゲームを中断する必要がある。 -各ゲームを選択するには、横一列に配置されたゲーム欄をスライドさせないといけず非常にめんどくさい。これのせいで、どこに何のゲーム欄があるのかがわかりにくい。 -各ゲームの難易度は一種類ぽっきりで、同じゲームで違う難易度を楽しむといったようなバリエーションは存在しない。 -各ゲームのノルマを達成するとクリアマークが付くのだが、ハイスコアなどの記憶は一切されず、そのゲームをクリアしてしまうと上を目指す楽しみがなくなってしまう。 -全体的に微小にもっさりしたテンポになっており、ゲームによっては決着が付くまでに結構な時間を要する事もある。 -ほとんどのゲームはタッチペンでの操作を要されるが、操作性が悪くまともに動かす事すらままならないものも存在する。 -各ゲームの難易度差が大きく、簡単なものは初見で余裕クリア可能だが、難しいものは100回プレイしてもクリアできない。 -DSの画面を二つ引っ付けて表示されているゲームの場合、画面の継ぎ目の間が大きいせいで、事の把握がし辛い場合がある(但し、これに関しては他のDSソフトにもいえる問題であるが)。 -グラフィックが冗談抜きでスーパーファミコンレベル。各ゲームのアニメーションパターンも乏しく、静止画をバックにプレイしているような寂しさである。 -ゲーム中のBGMが数える位しか存在せず、曲そのものも全体的に地味で眠くなってくるものばかり。一応は、聞けない程酷いものではないが…。 -セーブ/ロードデータ数はわずか1しかなく、新規データでゲームを始めるには前のデータを削除しなければならない。最も、特に複数データを必要とするような複雑さはこれっぽっちも存在しないソフトはあるが…。 -なんとオプション関連は一切存在しない。クソゲーのステイタス(?)である充実したオプションすらもない。 -通信プレイによる二人対戦が可能だが、ダウンロードプレイ未対応でプレイするにはソフトが二つ必要。今時それはないわ。 **評価点 -目立ったバクや不具合は確認されていない。よって、必要最低限のプレイは保障されている。 --商品である以上は常識的に考えればそれが当たり前で、評価でもなんでもないという声も多いだろうが、実は''KOTY2010携帯ノミネート7作中4作は致命的バグを抱えている惨状''。特にバグがないのは本作と鬼帝、戦国LOVERの3作だが、鬼帝は仕様そのものがバグと恐れられ、戦国LOVERは未完成商法と呆れられており、ソフト一本でちゃんと不備のないゲームさせてくれるのは本作だけという有様。 ---言うまでもないが、他のノミネート作が規格外の酷さなだけであって、''本作が優れているなんて事は断じてない''事を誤解なきように。 -(水増し気味とはいえ)本当に101個のゲームが収録されており、グラフィックに使い回しが一切存在しない。 --この辺は純粋に評価すべきだろう。''肝心のゲームが薄くて大した評価になってすらいないが…''。 -「ガラッキー」「ゾービング」「デュアスロン」などの、一般的にはほとんど聞かれないようなマイナースポーツも収録されている。 --これも評価ポイントといえるかもしれない。実際KOTYの紹介ページでも''一応評価できなくはない''と書かれている。最も、''肝心のゲームが薄(ry'' -下手な鉄砲も数撃てば当たるという言葉があるように、微妙に面白いゲームに出会える可能性も否定できない。 --そのあるかないかの面白いゲームの為に、4,000円近い定価を費やせる心の広さがあればいいが、そうじゃない人にとってはやっぱり金をドブに捨てるようなものである。金を捨ててもいい位の捨て値で売られていれば話は別だが…。 -(もっさり気味とはいえ)1ゲームにかかる時間のほとんどが短く、時間が空いている時には適任なソフトではある。また、なんだかんだいってもクリアマークにチェックしていく作業は地味にはまるものがある。 -ゲーム中のポーズや中断(ゲーム選択画面に戻る)はいつでも可能。いつでも好きな時にゲームを止められる心配りは完備されているのも地味に評価できる。 **総評 -その辺の携帯電話にありそうな安直なミニゲームを適当にかき集めただけという、正統派出来損ないゲームの詰め合わせといえる存在。本当、2010年末期にこんなものを発売しようとスターフィッシュの精神を疑わずにはいられない。 -当wikiの登録作で例えるならば『[[Action 52]]』を2010年向けに再現したかのような出来。とはいっても、アレとは違い致命的バグもなければ、ゲームそのものはまともである分、幾分か(クソゲーとしては)見劣りするが…。 -といっても、KOTY2010携帯機ノミネート7作の中では、おそらくクソゲー度が一番低いソフトであると思われる。KOTYの紹介ページの選評案にも「''何かがいろいろ欠けているがプレイはできるゲームであった''」と書かれている。

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